【農家直伝】真冬の長ねぎはトロットロの「ねぎグリル」にするのが正義！トースターで手軽に甘さ限界突破な件

長ねぎって上手に火を通すと、柔らかくなっておいしいんですよね～♡そんなねぎ好きのわたしが、石川県の長ねぎ農家から教えてもらったのは、超トロットロの甘々になる「ねぎグリル」。農家自身が一番のお気に入りと断言するレシピなんです♪トースターで焼くだけでできるらしいので、さっそく作ってみま～す！

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石川県金沢市で長ねぎを栽培する多田礼奈さん。豪雪地域で栽培される長ねぎには特有のおいしさがある、と教えてくれました。

「ここは、12月下旬〜1月頭くらいになると、ドカンと雪が降るんです。雪に埋もれた長ねぎを掘って収穫するんですけど、それが最高においしい！長ねぎ自身が凍らないためにヌメリ成分をたくさん作るんですけど、そこに甘みや旨味が詰まっているんですよ」（多田さん）

長ねぎが冷たい雪に頑張って耐えることで、甘くおいしくなるんですね！なんと健気な…。
雪国出身の長ねぎを見つけたら食べてみたくなっちゃいますね♡

ではさっそく、寒さに当たって甘～くなった長ねぎレシピ、作っていきましょ♪

長ねぎのポテンシャルを最大限に引き出す「ねぎグリル」

「わたしが最近ハマってる食べ方で、一番おすすめです！」（多田さん）

多田さんが太鼓判を押すこちらのレシピ、期待大です！





材料
長ねぎ…1本
オリーブオイル…大さじ２
塩…小さじ1/4〜1/2

材料はシンプルに、これだけ！
今回は泥付き長ねぎを使うので、しっかり外皮をむいて、汚れを落とします。

作り方
1. 長ねぎを5cm長さくらいに切る。塩とオリーブオイルは混ぜておく。





2. 長ねぎを耐熱皿に並べ、オリーブオイルと塩を混ぜたものをかけて絡める。



耐熱皿がない場合は、あらかじめ長ねぎにオリーブオイルと塩を絡めておいて、アルミホイルに並べてもOK！

3. トースターを250度に設定し、15〜20分程度焼いたら出来上がり！



食パンを焼くときの温度と同じでOK。

ときどき焼き加減を見つつ、ちょっと焦げ目がついたら加熱を止めましょう。



長ねぎが見るからにクタクタになっていて、めちゃくちゃおいしそう♡

さて、お味は…うわあ見事にトロットロだ〜〜!!（歓喜）
じっくり火を通したためなのか、最大限に甘さが引き出されています。
長ねぎ自体の味がしっかり出るので、塩は本当に少しだけで良さそうです！

和食にも洋食にもあう優秀おかず…めでたくレパートリー追加確定です！



タコも使って食べ応え◎おかず「ねぎぬた」

トロトロ長ねぎレシピ第2弾として、「ねぎぬた」も教わりました！

「ぬた」という名前は、ぬるぬるした感じが「沼田（泥の深い田んぼ）」を連想させることに由来するそう。
（現在では一般的に、酢みそを野菜などに絡めたものを「ぬた」と呼びます）



材料
長ねぎ…1本
たこ（ボイルしたもの）…100〜150g
白すりゴマ…お好みで

［A］
みそ…大さじ２
みりん…大さじ２
酢…大さじ２

作り方
1. 長ねぎは5cm長さくらいに切る。たこは一口大に切る。



ねぎぬたにするなら、長ねぎの緑色の部分もおいしいということなので、緑色がキレイで使えるところが多い長ねぎを選びました。



2. 長ねぎを蒸し器に並べ、10分程度蒸す（茹でる場合は沸騰したお湯で30秒〜1分ほど）。蒸し上がったら、粗熱をとる。



今回は、深めのフライパンと100均で手に入る折りたたみ式の蒸し器を使っています。
パパッと作りたい時は茹でてもOKですよ〜！

3. ボウルに［A］を入れてよく混ぜ、長ねぎとたこを加えて混ぜ合わせる。お好みですりゴマをふって出来上がり！





酢みそが長ねぎとたこにしっかり絡んでおいしそう♪



さっそく一口…。おお～、じっくり蒸したことで長ねぎの風味がしっかり残っています。外側はほどよく食感があり、中はトロトロ♡
たこの磯の香りと長ねぎの甘み、酢みそのコクがやみつきになっちゃう〜！
これは、豪華な副菜として、夕食に出したら喜ばれそう。お酒のおつまみにもぴったりです！

以上、今まさに甘くておいしい長ねぎを、トロットロにする2つのレシピ、いかがでしたか？
鍋や炒め物に入れるだけじゃもったいない！長ねぎが主役の逸品、ぜひ作ってみてくださいね♪