刻んだ舞茸を鶏むね肉に絡めてひと晩置くと、びっくりするほどやわらかくなるんですって！この素敵な裏ワザを教えてくれたのは、舞茸のことを知り尽くした、雪国まいたけの公式Twitter。舞茸パワーでやわらかくした鶏むね肉は、しょうゆや砂糖で味付けして鶏チャーシューに仕上げます。しかもレンチンわずか5分で出来るというミラクルレシピ！さっそく、作ってみよう♪【リュウジレシピ】ラーメン店に匹敵する「絶品チャーシュー」に挑戦！レンチン15分で柔らかジューシー♡1.3万いいね！を獲得したTwitterの話題レシピ♪「舞茸鶏チャーシュー」を紹介している雪国まいたけのTweetはこちら。
「やわらかくおいしい鶏むね肉が出来上がりました。Tweetには記載されてませんでしたが、鶏皮がトロトロで、やわらかい角煮を食べているようでした」と、実際に作った方からのコメントもありました。
お肉をやわらかくする舞茸パワーとは？なぜ、舞茸を絡めると鶏むね肉がやわらかくなるのでしょう？
ネットで色々と調べてみたところ、舞茸には「プロテアーゼ」というタンパク質を分解する酵素が多く含まれているからだそう。「プロテアーゼ」のパワーは強力で、茶碗蒸しに舞茸を入れると卵が固まらなくなるほどなんですって！
ちなみにTweetを見た人からの「この前、舞茸の茶碗蒸し作って失敗したー!!!固まらないとは知らなかったァーーー!!!」とのコメントに対して、雪国まいたけは「茶碗蒸しに入れる前に茹でたり焼いたりレンチンしたりなど加熱すると大丈夫になるので、今度入れるときは加熱してから入れてくださいね。オススメは焼きです」と回答していました。
なるほど！舞茸を一度加熱すれば、茶碗蒸しにも使えるんですね！
続いて、舞茸の栄養についても調べてみました。
舞茸は、カルシウムの吸収を助け、骨や歯を丈夫にするビタミンＤ、ナイアシンなどのビタミンB群と亜鉛が豊富とのこと。また、食物繊維の一種、β-グルカンも豊富。β-グルカンは、免疫機能を回復させ、ガン細胞の増殖を抑えたり、血圧・血糖値・コレステロールを下げるなどの働きが期待でき、腸を刺激して腸内をきれいにする働きもあるので、大腸がんの予防にも役立つとのことです。
舞茸パワーがわかったところで、さっそく「舞茸鶏チャーシュー」を作ってみましょう。
雪国まいたけ公式「舞茸鶏チャーシュー」の材料と作り方
【材料】2人分舞茸…1パック
鶏むね肉…1枚
しょうゆ…大さじ2
砂糖…大さじ1
酒…大さじ1
酢…大さじ1
おろしにんにく…小さじ1/2 ※今回はチューブにんにくを使いました。
公式Twitterでは、「雪国まいたけ極（きわみ）」を使っていたので、わたしもこちらを使用することに。特徴は、ほぼ100％が可食部で、煮汁が黒くなりづらく、汁物やシチューとの相性がいいそうです。
【作り方】1. 舞茸を粗みじん切りします。
ここで、舞茸を洗うか洗わないか問題。わたしは舞茸はいつも洗って使っていましたが、洗わなくてもいいとも聞くので、雪国舞茸のHPで調べてみると…！「洗わずにご使用いただけます。洗うことで、きのこが水っぽくなったり、栄養成分が溶け出しやすくなります。農薬を使っておりませんし、施設栽培で衛生管理も気を付けておりますので、安心してお使いください」と書いてありました。ご参考までに。
2. ジッパー付き保存袋などに鶏むね肉と
1を入れて絡め、冷蔵庫でひと晩寝かせます。
ひと晩置いた鶏肉がこちら！（下の画像）
見た目は特に変化なし！です。
3. 耐熱容器に
2としょうゆ、砂糖、酒、酢、おろしにんにくを入れて混ぜ、よく絡めます。
4. 3にふんわりラップをして、電子レンジ（600W）で3分加熱します。
5. 鶏肉の上下をひっくり返してふんわりラップをし、電子レンジ（600W）でさらに2分加熱します。加熱後、今後はぴっちりラップをして10分置きます。
加熱後電子レンジから出すと、ふんわりしたラップがぴっちりと容器にくっついていたので、このまま10分放置することにしました。
6. 5を食べやすい大きさに切ります。
包丁で鶏肉を切ってみると、パサパサ感はなく、しっとりしていました。いい感じ♪
7. 6をお皿に盛りつければ出来上がり。鶏肉を舞茸に漬け込む時間を除けば、調理時間は15分。舞茸をみじん切りにするくらいで、調理らしい調理もせず、手軽に出来ました。
では、いただきます！
おお～、鶏むね肉が驚くほどやわらかくて、ジューシーに仕上がっています！舞茸ってお肉を本当にやわらかくするんですね。お肉にかけた、舞茸ソースも美味♪ 舞茸の香りとうま味が効いた、甘くてさっぱりしたソースです。そして、舞茸のコリコリ食感がこれまたいいアクセントになっています！
鶏チャーシューを作ってから2～3時間後、冷めた状態でも食べましたが、舞茸ソースがお肉に染み込んでおいしかったです。
鶏むね肉がとってもやわらかく仕上がる、雪国まいたけ公式の「舞茸鶏チャーシュー」を作ってみてくださいね。
＜参考資料＞
WEB
『JAグループ〜秋・冬の旬野菜マイタケ（舞茸）〜』
https://life.ja-group.jp/food/shun/detail?id=62
『雪国まいたけ〜雪国レシピ〜』
https://www.maitake.co.jp/_recipe/qa/
