ゴーヤーといえば…ゴーヤーチャンプルくらいしかレパートリーがない筆者。ゴーヤーが「きっぱん」という琉球伝統菓子の一つの砂糖菓子に大変身するレシピを沖縄県の宮里由美子さんに教えてもらいました。さっそく作ってみたので紹介していきますね。
ゴーヤーのきっぱん(砂糖菓子)の材料と作り方
材料(4人分)
ゴーヤー(わたを取る)…500g
砂糖…400g
レモン汁…大さじ2
きな粉…適量
JAおきなわ豊見城支店女性部・宮里由美子さん考案レシピ
※今回は半分の量で作りました。
作り方
1.ゴーヤーは5㎜~1㎝幅の半月切りにする。
2.1を沸騰湯で1~2分ゆで、ざるに上げて水けを切る。
3.鍋に2と砂糖を入れて火にかける。
4.砂糖が溶けて水分がなくなるまで弱火で煮る。
5.レモン汁を加えてさらに水分をとばす。
6.ざるに上げてあら熱を取る。
7.手でほぐしながら冷ます。
8.器に盛って、きな粉をふる。
※ゴーヤーはあら熱を取ったあと手でほぐすと固まらずにきれいに仕上がります。
きっぱんは、沖縄県産の柑橘類を主原料としたお菓子。柑橘類を練り物状にして、まわりを砂糖でコーティングしたものです。それを、わざわざゴーヤーで!? どうなのかなぁ?
でも、実際に作って食べてみると、ネガティブな印象はきれいに払拭されました。
ゴーヤーの苦みとレモンの酸味の相性がとってもよくて、一度摘まむとあとを引いてエンドレスに…くせになる味わいでしたよ。
味と食感のイメージとしては、レモンピールやオレンジピールなどに近いものがあります。お茶請けにもぴったりで、ゴーヤーが苦手な人でもおいしくいただけます。
ゴーヤーのきっぱんに少しアレンジをしてみました!
作り方は同じで、最後のきな粉の部分を、すりつぶしたいりゴマに変え、ゴーヤーのきっぱんにまぶしてみました。
炒りゴマの香ばしさと、プチッとした食感がプラスされ、さらに苦味が軽減するのでおすすめです。
きっぱんって難しそうなイメージがありますが、とっても簡単に作れるのでぜひゴーヤーの旬の時季に作ってみてください。
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