2023.05.04

食べる

卵…ならぬ“そば粉”入り⁉プリン作ってみた!想像の斜め上だけど、この香りアリ、アリ♡【料理コン入賞作】

地元産の農畜産物を活用したレシピを、毎年募集している「ザ・地産地消料理コンテスト」。今回は、2022年に「スイーツ部門」で優秀賞を獲得したレシピを実際に作ってみました!その名も「そば茶香るちょっぴり大人な二層仕立てプリン」。なんとこのプリン“卵”を使っていないんだとか⁉代わりに入っているのは“そば粉”。シャレた名前からは想像もつかない大胆レシピで、わくわくしてきましたわ♪それじゃレッツ・クッキン!

【農家のおやつ】滑らかな食感と口溶け…「アボカドプリン」作ってみた!え、種をトッピングに!?食べられるの?

材料(4個分)

<一層目:玄そばプリン用>
粉ゼラチン…6g
水…大さじ1
玄そば粉…60g
牛乳…270ml
生クリーム…50ml
砂糖…20g

※玄そば粉とは、黒い外皮ごと挽いたそば粉のこと。香り高いのが特徴ですが、手に入らなければ普通のそば粉でも代用OKです。



<二層目:そば茶ゼリー用>
粉ゼラチン…2g
水…小さじ1
水…200ml
韃靼そば茶(市販)…20g
砂糖…30g
黒蜜…6g
黒豆…適量

※韃靼そば茶は、そば茶ティーバック4個でも代用OKです。



作り方
<一層目:玄そばプリン>

1.小さな器に水大さじ1を入れてから粉ゼラチンを振り入れ、そのまま5分ほどふやかしておく。



2.ボウルに玄そば粉、牛乳、生クリーム、砂糖を入れて、泡立て器でよく混ぜる。





3.2を茶こしやザルで濾しながら鍋に移す。

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4.3を弱火にかけながら、絶えずシリコンベラで混ぜ、とろみがついたら火を止める。



5.1のゼラチンを加え、余熱で溶かす。



6.少し冷ましてから、ザルや茶こしでこしながら器に入れ、冷蔵庫でしっかり冷やし固める。



この時、プリン液が熱々だとゼラチンの固まる力が弱くなったり独特の匂いが出るので温度に気をつけます。




<二層目:そば茶ゼリー>

7.小さな器に水大さじ1を入れてから粉ゼラチンを振り入れ、そのまま5分ほどふやかしておく。



8.鍋に水を入れて中火にかけ、沸騰したらそば茶を入れて煮出す。色がついたら、ザルで濾してボウルに移す。





そば茶は明るい緑色になりました。色がきれいですね~♡


9.8のそば茶に砂糖と黒蜜を入れて溶かす。





黒蜜を入れることで色が茶色に落ち着ました♪

10.9の粗熱が取れたら、7のゼラチンを加えて溶かす。



ゼラチンは50℃くらいでも溶けるので、少し冷ましてからゼラチンを加えると良いと思います。


11.106で冷やし固めていたプリンの上に流し入れ、冷蔵庫でさらに冷やす。





サイズやテイストの違う器で作っておけるのも手作りの魅力です。
気分に合わせて選べるし食べたい分だけ食べられるのもいいですね。


12.仕上げに黒豆とお好みで金粉をのせたら完成。



金粉をあしらったら、とてもおしゃれに。こうするとおもてなしにもぴったりですね♪

いざ、実食☆
甘さはかなり控えめですが、その分そばの香ばしさを感じられます。
写真ではプリン部分とゼリー部分が2:1くらいの割合ですが、半々くらいでもよかったかな~。

固めのプリンと柔らかめのゼリーという食感の対比も、おいしさをアップさせてくれます♡

プリンは火入れをしている時点でカスタードクリームのような弾力になっていました。
柔らかめがお好みでしたら、ゼラチンを入れないで作っても良さそうですね♪

ちなみに今回のレシピ、正式名称は「福島からお届け!~そば香るちょっぴり大人な二層仕立てプリン~」と言います。
福島県の桜の聖母短期大学で食物学を研究する学生さん達が考案した、地元・福島県産のそばや牛乳の消費拡大の願いを込めたプリンなんです。

「ザ・地産地消料理コンテスト」は、JAグループの出版・文化団体である一般社団法人 家の光協会と、JAを中心に食・農業などに関する活動を行う「JA全国女性組織協議会」の主催で、毎年開催されているレシピコンテストです。
今年度の「第21回ザ・地産地消料理コンテスト」は、5月8日(月)から募集スタート!
興味のある方は、下記URLをチェックしてみてください。
https://www.ienohikari-koubo.com/ryouricon/
※募集締め切りは8月18日(金)です。

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