2023.05.12

食べる

【鳥羽レシピSDGs】料理2品作って残った「手羽先の先」と「白身」を救済…「中華スープ」を仕立ててみた♪

おいしいことはもちろん、食材を無駄なく使い切ることも大切ですよね。NHK『きょうの料理』で鳥羽周作シェフが教えてくれたレシピは、まさにそれ。料理を2品作り、そこで残った食材を組み合わせて、新たにもう1品作っていました。これはまさに食のSDGsや~(笑)。さて、ミシュラン一つ星シェフは、手羽先から切り落とした“手羽先の先”と、先に黄身だけを使った残りの“白身”で、一体どんな“もう1品”を作ったのでしょう???

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食材は無駄にしないゼ!おいしく食べてSDGs!

ミシュラン一つ星レストラン「sio」のオーナーシェフ、鳥羽周作さん。「手羽先のカリカリ揚げ」を作るのに切り落とした“手羽先の先”と、「なめらかポテサラ」では使わなかった“白身”で作ったのは…「手羽先の先の中華スープ」!“手羽先の先”からおいしい“だし”がとれるので、捨てるなんてもったいないんです!なお、「手羽先のカリカリ揚げ」と「なめらかポテサラ」は、別記事で詳しく紹介しているので、そちらもぜひご覧ください。

4月7日公開の「【鳥羽レシピ】ミシュランシェフがチューリップ成形も指南!「手羽先カリカリ揚げ」はパリッカリッジュワッ♪」、4月29日公開の「【【鳥羽レシピ】ミシュランシェフの「なめらかポテサラ」に挑戦♪とろけるような舌触りの秘密は…え、卵黄⁉」でチェックしてみて。

鳥羽シェフの「手羽先の先の中華スープ」材料と作り方

材料

【材料】2人分
鶏手羽先の先…80g ※「手羽先のカリカリ揚げ」で切り落としたもの
卵白…1個分 ※「なめらかポテサラ」で残った白身
鶏ガラスープの素(顆粒)…小さじ1
青ねぎ…適量
塩…適量
こしょう…適量
ゴマ油…適量
水…カップ2と1/2

今回使う鶏手羽先の先は、「手羽先のカリカリ揚げ」で切り落としたもの。白身は「なめらかポテサラ」で残ったものです。

材料

“手羽先の先”を量ってみると、96g。80gより少し多いですが、全部使うことにします。

【作り方】
1.鍋に水と手羽先の先を入れ、強火にかけます。

スープ

2.1が沸騰したらアクを取り、中火にして鶏ガラスープの素を入れ、約30分間煮ます。

スープ

30分間煮たら…スープが半分くらいに減ってしまいました!中火でずっと煮ていたので、火が強すぎたのかしら。

スープ

3.塩とこしょうで味を調えます。

味見をしてみると…うわっ、めちゃめちゃいい“だし”が出ています。スープが半分になったので、ちょっとしょっぱいくらいです。

そこで、スープが煮詰まってしまって、2人分(夫の分がない…)ないので、100mlだけお湯を足すことに。そして、塩とこしょうで味を調えました。

4.強めの中火にして、3が沸いたら、溶いた白身を入れます。

卵白

白身

5.白身が固まってきたら器に盛り、ゴマ油をかけ、小口切りした青ねぎをちらして出来上がり。調理時間は30分。ほぼ、手羽先の先からだしを取る時間だけです。

スープ

では、いただきます!

まずは、透明で輝きのあるスープをひと口。

おお~、おいしい。手羽先の先からいい“だし”が出ています。鶏ガラスープの素だけで作ったスープとは、明らかにうま味が違います!鈍感舌のわたしでもわかります。手羽先の先は、お肉としてはほぼ食べるところはありませんが、こんな素敵なだしが出るなら、捨てるなんてありえないですね。

スープ

黄身が主役でいつも脇役的な白身ですが、この鶏だしの効いたスープにとってもよく合います。あっ、親子だから当たり前か…。でも、黄身よりたんぱくな白身のほうが、この味わい深い鶏だしスープには合っているように思います。

白身

鳥羽シェフの「手羽先のカリカリ揚げ」と「なめらかポテサラ」、そして、この「手羽先の先の中華スープ」。この3つのメニューの組み合わせは、食材を残さず使い切ることが出来て、しかも、めちゃめちゃおいしい最強の献立に。今夜の晩ごはんにいかがですか?

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