2021.09.09

食べる

【農家考案レシピ】シャキシャキ食感がまるで果物!な「トウガンゼリー」を作ってみた!涼し気~です

あんかけのお椀など「湯気の季節」なイメージの冬瓜ですが、実は夏が旬。まだまだ暑い日が続くけれど、いったいどんな食べ方をすればおいしくいただけるのか…というわけで、岡山県の北川貞子さんが見た目も涼し気な「トウガンゼリー」の作り方を教えてくれました。「冬瓜でスイーツ⁉ ちょっと…ねぇ」って声が聞こえてきそうですが、期待を大きく裏切るおいしさなんですよ!



トウガンゼリーの材料と作り方

材料(4人分)
トウガン…(正味)100g
 A 水…100ml
       砂糖…30g
粉寒天…2g
砂糖…50g
赤ジソシロップ(市販品)…100ml
レモン汁…大さじ1
水…200ml

JA岡山女性部・北川貞子さん考案レシピ

※今回は赤ジソシロップが手に入らなかったため梅シロップで代用しました。


作り方



1. トウガンは5㎜角に切ります。



2. Aとともに小鍋に入れ弱火にかけ、シロップ煮にする。



3. 鍋に粉寒天と水を入れて火にかける。



4. 寒天が溶けたら砂糖、赤ジソシロップ(今回は梅シロップで代用)を加え、砂糖が溶けるまで煮てレモン汁を加え、火を止める。



5. 型に流し入れ冷やし固める。





6.少し固まり出したら2を加え、さらに冷やし固める。





7.できあがり。

トウガンは煮てもシャキシャキした食感が残っていて、つるっとした食感のゼリーのアクセントになります。トウガンは95%が水分なので、低カロリーなのもうれしいですね。
涼しげな見た目とさっぱりとした味が、夏にぴったりです。

今回は赤ジソシロップの代わりに梅シロップを使用しましたが、さわやかな梅のエキスたっぷりで甘酸っぱくオススメ。

ゼリー液が少し固まり出してから、煮たトウガンを入れると、柔らかくトロッとした食感のゼリーになります。逆にゼリー液が固まっていない状態でトウガンを入れると歯切れがよく弾力のある食感のゼリーになります。

寒天は常温でも1時間ほどで固まります。粗熱をとってから冷蔵庫に入れた場合は30分程で固まるので、お好みでトウガンを入れるタイミングを調節してみても面白いと思います。

赤ジソシロップや梅シロップがなかなか手に入らないというときのためにジュースでも作ってみました。

【ぶどうジュースのトウガンゼリー】

トウガン…(正味)100g
 A 水…100ml
       砂糖…30g
粉寒天…2g
砂糖…50g
ぶどうジュース(100%)…200ml
レモン汁…大さじ1
水…100ml

作り方は上記のトウガンゼリーと同じ方法ですが、赤ジソシロップ100mlをぶどうジュース200mlに置き換えているのと、途中2の工程で加える水200mlを100mlに変更して作ります。



トウガンの味自体もゼリーの味になじむため、野菜を使っているという感じが全くなく、トウガンをはじめて食べた子どもも「おいしい!」と言っていました。

市販のジュースで作れるブドウゼリーに、トウガンのシャキシャキ感をプラスした簡単ゼリーです。トウガンはクセが少ない野菜なのでいろいろな食材と相性が良く、ブドウジュースとの相性もばっちりです。
野菜を使っていますが、子どもから大人まで楽しめます!

ぜひ、ご自宅で作ってみてくださいね。

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