遅ればせながら最近ハマっているサバ缶。骨ごとおいしくお魚をいただけるので、とってもお気に入りです。そんなサバ缶を使った素敵なレシピはないかと探したら、ありました。料理研究家リュウジさんのサバ缶だけで作る、ズバリ「サバ缶だけ丼」。そのまんまー(笑)。オリーブオイルで焼いて、にんにくとしょうゆで味付けしたサバ缶をご飯にドンとのせるだけ。サバ缶の汁で即席みそ汁も作るというからこれ、いわゆるSDGsレシピよね♪主役はラード!料理研究家なら躊躇する脂まみれな「ラード豚めし」に挑戦♪【リュウジの禁断レシピ】サバ缶ラバーズも釘付け♡なX(旧Twitter)の話題レシピ♪「サバ缶だけ丼」を紹介している、料理研究家リュウジさんのPostはこちら。
Postを見た人から「作りましたー!めちゃくちゃ簡単でおいしかったです」「めちゃくちゃうまい。ずっとあの汁捨ててたから、お得な気分です」「明日の賄いこれで決まり」「焼くというのは思いつかなかったなぁ…」といったコメントが届いていました。なかなか好評のようですね。
この「サバ缶だけ丼」、リュウジさんが10代の頃からのお気に入りレシピで、別名「サバ缶のオイルサーディン風丼」と言うそう。ちょっとおしゃれな感じ(笑)。オリーブオイルで焼くのがポイントで、サバの臭みが軽減され、香ばしさが加わるんですって。
リュウジさんの「サバ缶だけ丼」の材料と作り方
【材料】1人分サバ缶(水煮)…1缶
オリーブオイル…大さじ1
輪切り唐辛子…適量
にんにく…1かけ
しょうゆ…大さじ1
うま味調味料…5振り
ご飯…適量
◆サバ缶汁のみそ汁
サバ缶の汁…1缶分
熱湯…120ml
みそ…小さじ1と1/2
うま味調味料…1振り
青ねぎ(小口切り)…適量
【作り方】1.サバ缶の身だけ取り出し、フライパンに入れます。サバ缶の汁は後ほどおみそ汁にします。
2.1にオリーブオイルを入れ、サバの身を菜箸などで半分に割ります。唐辛子を入れて火にかけます。火加減は言っていなかったので中火にしました。
片面に焼き色がついたらひっくり返し、すりおろしたにんにくとうま味調味料を入れ、さらに焼きます。うま味調味料のグルタミン酸とサバのイノシン酸によって、旨味の相乗効果が生まれるそうです。
サバからチリチリと音がして、表面に焼き色がついたらしょうゆを入れて絡め、火を止めます。今回、サバ缶はトータルで3分ほど焼きました。
3.器によそったご飯に
2をのせて、小口切りの青ねぎをかけたら「サバ缶だけ丼」の出来上がり。調理時間は4分!早っ。青ねぎはキッチンばさみで切ったので、包丁もまな板も使いませんでした。お手軽♪
4.続いておみそ汁。サバ缶の汁をお椀に入れ、みそとうま味調味料(1振り)を加えます。
熱湯を注いでよく混ぜ、小口切りした青ねぎを入れたら即席おみそ汁の出来上がり。
これで、「サバ缶だけ丼」と「サバ缶汁のみそ汁」のサバ缶定食の完成。5分で出来るお手軽定食ですね!
では、いただきます!
まずは「サバ缶だけ丼」から。おお~、めちゃうまっ♡焼いたサバの香ばしさとにんにくの風味、唐辛子の辛味が、めちゃめちゃ白いご飯と合う!手が止まらず、ガツガツ食べてしまいます。
オリーブオイルを大さじ1杯使いましたが、油っぽさはありません。あるのは“旨味”のみです!これが、うま味調味料のグルタミン酸とサバのイノシン酸による、旨味の相乗効果ってヤツかしら。すごい!
続いて、「サバ缶汁のみそ汁」をいただきます!
おお~、おいしい。だしの効いた、旨味たっぷりの極うまなおみそ汁です。サバ缶汁とみそと熱湯で、こんなにおいしいおみそ汁が出来るなんて最高です!
ここでちょっと自己流アレンジ。
冷蔵庫に残っていたみょうが(分量外)を刻んで入れてみると…。
やばっ!おいしーーーーーい。みょうがのシャキシャキ食感と独特の風味が、サバ缶汁とめちゃめちゃ合います。冷や汁的なおいしさです。
冷めた状態でも飲んでみましたが、冷めても実においしかった!ここに、刻んだ青じそや長ねぎ、しょうがといった香味野菜とご飯を入れれば、食欲のない暑い日でも食べやすい、即席冷や汁が出来そうです。さらに、今回のようにオリーブオイルでこんがり焼いたサバの身をほぐして入れてもおいしそう。今度やってみよう!
ちなみにリュウジさんは、「サバ缶汁のみそ汁」に、わかめを入れてもいいよ!と言っていました。
サバ缶“1缶”で出来るリュウジさんの「サバ缶だけ丼」と「サバ缶汁のみそ汁」。5分で出来る即席サバ缶定食、作ってみてはいかがでしょう。