2023.07.08

食べる

え、これがとりめし⁉炊き込みご飯ではない⁉岡山のソウルフード「とりめし」をリュウジレシピで作ってみた

岡山名物の「とりめし」をご存じですか?「とりめし」と聞くと炊き込みご飯を思い浮かべる方が多いと思いますが、わたしの地元、岡山ではご飯の上に唐揚げをのせて甘辛いタレをかけたものをいいます。料理研究家のリュウジさんがYouTubeで唐揚げを時短で作れるワザとともに『究極のとりめし』を披露していたので、わたしも挑戦してみました。ホントに超簡単に作れるレシピなので必見ですよ!

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岡山名物「とりめし」について

岡山のお弁当店やスーパーでよく目にするのが「とりめし弁当」。持ち帰り弁当のほっかほっか亭(通称ほか弁)が岡山地区限定で発売したのが始まりなんだとか。

地元岡山で親しまれてきたとりめし。唐揚げとご飯にタレが絡んで食欲をかき立てるんですよね~。
わたしも子どもの頃、ほか弁で買ってもらうのは決まってとりめしというほどよく食べていました。

今回リュウジさんが披露していたのは、漬け込み不要!たったの15分で簡単に唐揚げとしょうゆダレが作れちゃうレシピなんですって。しかも少ない油で作れるので後片付けも楽ちん。

リュウジさんのこのレシピの動画再生回数は53万回に昇り(2023年5月時点)、コメント欄には「これめっちゃ簡単で早くできてすごく美味しかった!」「これ爆裂に美味い!揚げ物なのに時短、洗い物が少ない、神レシピです。」と数々の称賛の声が。

わたしもこちらのYouTubeでリュウジさんが伝授していたポイントをしっかり押さえながら作ってみましたよ~!ちなみにTwitterも公開されていました!こちらもチェックしてくださいね。


リュウジさんの「とりめし」の材料と作り方

【材料】
鶏もも肉…1/2枚(160g)
A.塩…小さじ1/5
 しょうゆ…小さじ1
 みりん…小さじ1
 酒…小さじ1
 うま味調味料…3振り
 すりおろしにんにく…1/2かけ(チューブでも可)

片栗粉…適量
油…大さじ3
ご飯…200g

(タレ)
B.しょうゆ…大さじ1と1/2
 砂糖…大さじ1
 みりん…小さじ1
 酒…小さじ1
 うま味調味料…2振り

(トッピング)
きざみのり…適量
紅生姜…適量(なくてもOK)

【作り方】
1.鶏もも肉を4等分しボウルに移し、Aの調味料を加えて1分間ほど水気がなくなるまでよく揉みこみます。
よく揉みこむことによって、鶏肉に調味料がよくなじむので漬け込む時間を短縮でき、手の温度で鶏肉が常温に戻ることで火の通りがよくなります。



1分間ほど揉みこんだら、本当に調味料の水気がなくなりました!

2.下味をつけた1の鶏肉に片栗粉をまぶします。


画像のように皮を張った状態にしておく。

3.油を熱したフライパンに2を入れ、少し傾けて中火で揚げていきます。鶏肉の皮はそのままの状態にして、皮面から揚げることで皮のぶよぶよ感が出ずにカラッと揚がります。

鶏肉を油で揚げていくときは、小さいフライパンに油を入れるのがおすすめなんだそう。その方が、フライパンを傾けることで油が溜まるので少量の油で揚げることができます。
IHの場合はフライパンの底に薄く張るくらいの油を入れるのがいいそうです。



わたしもさっそく少量の油で揚げてみたら…。
なるほど、フライパンを傾けたらわずか大さじ3の油でもちゃんと揚げることができました!
これなら揚げ物のハードルがグッと下がりますね。
リュウジさん、さすがの発想です!



見るからにカリッと揚がっていておいしそ~!
自分で揚げたとは信じがたいほどの完成度です!

4.3の両面全体がこんがりと色づいたら火を消して、水平に戻したフライパンの上で鶏肉に余熱で数分火を通します。
その間にご飯を器によそっておきます。
フライパンから鶏肉を取り出し、金ざるに上げて油を切りながら、さらに余熱で火を通したら唐揚げの完成です。

5.次にタレを作ります。フライパンに残った油をキッチンペーパーで拭き取り、Bの調味料を入れてとろみがつくまで強火で煮詰めます。



6.4の唐揚げを3等分に切ります。



7.刻みのりを敷いたご飯の上に6の鶏肉の断面が上になるようにして並べ、タレをかけたら完成!



鶏肉の断面を上にするのにもちゃんと理由があって、リュウジさんによると鶏の中までタレが染みるようにすることで外側のサクサク感が持続するからなんだとか。

お好みで紅生姜を添えたり、山椒を振ってもいいそうですよ。

どう見てもおいしそう。さっそく出来たてをいただいてみます。

唐揚げは衣がサクサク!皮がパリっとしていて香ばしく、驚くほど柔らかくてジューシー!
余熱で火を通すとこんなに柔らかく仕上がるんですね。

リュウジさんのこの唐揚げ自体が絶品なのですが、甘辛いしょうゆダレが唐揚げとご飯に絡むと、もうおいしすぎて箸が止まりません。
このしょうゆダレ、「ウナギのタレのよう」とリュウジさんが言っていたのですが、本当に旨味がすごすぎて全日本人が好きな味だと思います(笑)。

タレのかかったご飯が本当においしいので、ご飯は多めによそうことをおすすめします!

風味豊かでおいしさを引き立ててくれる刻みのりはとりめしにはマストです。

気づいたら完食していて、またすぐにでも食べたくなるおいしさでした。
出来立てもおいしいのですが、今度はお弁当にして持っていきたいです。

お店のとりめしもおいしいのですが、リュウジさんのとりめしは、衣サクサクの大きめにカットした唐揚げでさらに食べ応えがありました。

リュウジさんの動画はおいしく作るためのポイントが満載なので、観ているだけで料理の腕が上がる気がします。
唐揚げを1人分作る時は、今回の作り方が本当におすすめです。

15分で満足感のある丼ものが作れるので、リュウジさんのYouTubeも観ながらぜひ作ってみてくださいね。
https://www.youtube.com/watch?v=zxrR-5vzEmc

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