2023.07.21

食べる

出汁のうま味染み染みでひ~んやり♪「冷やしおでん」に挑戦!トマトがまるで極上の飲み物で衝撃な件

イケメン料理系YouTuberの武島たけしさん。ドラマ仕立てのユニークな料理動画にハマってしまい、投稿レシピを次から次へとチェック。夏飯リストを見ていたら、夏なのにおでん?と手が止まりました。夏はおでんがおいしい季節だと、武島さんは断言!「冷やしおでん」は優に冬のおでんを超えるのだとか。「冷やしおでん」には、真っ赤なトマトが丸ごといくつも入っていますね。筆者はトマトが大好き!これは絶対に作らなくちゃ!

ルウを使わず時短・簡単♪野菜の水分で煮込む「夏野菜のドライカレー」に挑戦♪軽やかスパイシー♡

YouTubeで15万回再生された「冷やしおでん」がこちら!


動画を投稿していたのは、武島たけしさん。YouTubeの料理チャンネルは数えきれないほどありますが、武島さんのチャンネル『武島たけしの極み飯』は、ドラマを見ている気分になれる、とてもユニークな料理チャンネルなんです。チャンネル登録者数はなんと48.1万人超え!
そんな武島さんのTwitterを見ると…。


おでんは冬の定番料理というイメージがかなり強いですよね。でも、武島たけしさんによると、おでんの一番おいしい季節は夏!なんだそう。

ちくわ、はんぺん、ゆで卵はおでんの定番具材ですが、トマトとオクラが入っているのが夏らしいですね♪そしてキンキンに冷やして食べるのが一番のポイント。

おいしいだしを含んだおでんを、冷やして食べる。冬には絶対にしない食べ方ですよね。夏限定の「冷やしおでん」を、さっそく作って味わいたいと思います♪

キンキンに冷やすのがポイント!「冷やしおでん」を作ってみた

武島さんはかつおと昆布でだしを取っていましたが、だしパックや顆粒だしを使ってもいいとのこと。今回は手軽に、顆粒のかつおだしを使って作ってみます。



【材料】(1~2人分)
トマト…3個
オクラ…4本
ちくわ…3本
はんぺん…1枚
卵…2個
青じそ…適量 
和風だし…600ml ※今回はお湯600mlにかつおの顆粒だし4gを加えたものを使用
薄口しょうゆ…大さじ2
みりん…大さじ2
砂糖…小さじ1
塩…小さじ1/3

1.ちくわを斜め切りで半分に、はんぺんを食べやすい大きさに切ります。具材の下処理用のお湯は、たっぷりと沸かしておきます。



ちくわは半分に、はんぺんは8等分に切りました。さらに、ゆで卵を作り、トマトの湯むき、オクラの下茹で、練り物の油抜きに足りるくらいのお湯を沸かしておきました。

2.トマトはへたをくり抜き、お尻側に十字の切り込みを入れます。オクラは塩を振って板ずりし、ヘタを取ってガクをそぎ落とします。



トマトのお尻側に入れる十字は、皮を湯むきするためなので浅く切り込みを入れます。おでんにトマトとオクラを入れるのが夏らしいですね。

3.沸騰したお湯に卵を入れて、約9分茹でます。鍋の空いたスペースにトマトを10~20秒浸け、氷水に入れて湯むきします。



トマトは皮がめくれてきたら取り出し、すぐに氷水で冷やします。



お湯で温まったトマトをすぐ冷たい氷水に入れると、皮がぺろんと簡単に剥けますよ。

4.トマトを取り出したら塩を少々(分量外)加え、オクラを1分半ほど茹でて冷水にとります。



板ずりしたときの塩が付いていたら、塩は不要です。オクラも茹でたら、すぐ冷水に!余熱で火が入らないので鮮やかな緑色をキープ出来ます。

5.卵を茹で終えたら殻を剥きます。残ったお湯で練り物の油抜きをします。



油抜きすることで余分な油と臭みが抜けて、おでんの煮汁がスッキリと仕上がるそうです。

6.鍋にだし、しょうゆ、みりん、砂糖、塩を加えて温め、ゆで卵、ちくわ、はんぺんを入れて弱めの中火で10分ほど煮込みます。



先にゆで卵と練り物を煮込みます。

7.トマトとオクラを加えて一瞬だけ煮立たせて火を止め、キッチンペーパーで落としブタをして粗熱が取れるまで置きます。



10分煮込んだらトマトとオクラを加えます。煮汁がすでに温かいので、火力を少し上げるだけですぐに煮立ちました。



キッチンペーパーに煮汁を含ませて落しブタにすることで、煮汁の上に出た(具材の)部分にも味が染み込みますよ。この上にフタをして、30分ほど放置して粗熱を取りました。

8.粗熱が取れたら、冷蔵庫で冷たくなるまで冷やします。



暑い日に冷たいおでん、うれしいですね~。今回は5時間冷やしました。
食べる直前に青じそを千切りにしてトッピングしたら完成です!

このトマトはまるで飲み物!トマトの甘み&だしの旨味の相乗効果が絶大!



具材の下処理をていねいに行ったおかげで、煮汁がすっきりと透明感のある仕上がりになりました♪「冷やしおでん」は冷やす時間が必要なだけで、一般的なおでんの作り方とまったく変わらず、作りやすかったです。

丸ごとトマトとオクラの鮮やかさが目を引き、夏らしさを感じますね♪冬のおでんにはない、華やかさもうれしいです。



トマトを半分に切ってみると、とってもみずみずしい!食べてみると驚きのおいしさとジューシーさ!思わず「このトマトは飲み物です」と言いたいくらい。

完熟トマトのおいしさにだしの旨味と塩味が合わさり、極上なトマトジュースのよう♪トマトは旨味成分のグルタミン酸が多いことで知られていますが、かつお節は旨味成分・イノシン酸が多いので、かつおだしを使ったことで相乗効果がはっきりと表れているように感じました。

そしてオクラはしゃっきりとした歯ごたえがあり、軽い粘りも楽しめます♪ちくわもはんぺんも味が染み込み、冷たいのでパクパク食べられます。

だしにはオクラの味わいと青じその強い風味が加わり、飲むと爽やか~な清涼感も。「冷やしおでん」は夏に最高!

「冷やしおでん」はそうめんに並ぶ夏の定番メニューになりそう!



武島たけしさん考案の「冷やしおでん」は、暑い日に何度も食べたくなるような絶品の夏メニューでした。

トマトを丸ごと入れることでトマトからもおいしいエキスが出て、上品な薄味ながらも旨味たっぷりのおでんに仕上がりました。何よりトマトのおでんのおいしさに、筆者は目からウロコ。具材はトマトだけでいい!なんて思うほど(笑)。

「冷やしおでん」は冷たくてさっぱりとした味わいなので、食欲がなくても、きっとスルッと食べられますよ。ぜひ作ってみてくださいね。

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