2023.08.05

食べる

【スイカの裏ワザ】「スイカが劇的に食べやすくなる切り方」試してみた♪ポイントはしま模様に垂直にカット!アレを避けて切れば…圧倒的に種レス♡

夏と言えばスイカ!でも種が多くて、ちょっと食べづらいんですよね。そんな時、以前TBSの情報番組『THE TIME,』で「スイカが劇的に食べやすくなる切り方」を紹介していたのを思い出しました!切り方を教えてくれていたのは、名古屋の老舗フルーツ専門店・新米澤屋の代表である菅沼綾香さん。ポイントは丸ごとスイカのしま模様に対して垂直に包丁を入れること。こう切ると種が少ない部分を見分けられるそう。丸ごとスイカを実際に切ってみます!

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戦後から続く名古屋のフルーツ専門店が「スイカが劇的に食べやすくなる切り方」を紹介!


去年の夏、「スイカが劇的に食べやすくなる切り方」を『THE TIME,』で紹介していたのは、名古屋の老舗フルーツ専門店・新米澤屋の菅沼綾香代表取締役。こちらのお店は贈答用のフルーツも揃う、高級フルーツ専門店として名古屋では知られているそうですよ。

フルーツを知り尽くした菅沼さんは、スイカがどのように育ち、どのように種が作られるのかまでを熟知しているそう。「スイカには維管束と呼ばれる養分を通る管が通っていて、この管の周りに種が出来るんです」と紹介していました。

スイカのしま模様に対して垂直に切ると断面に維管束が現れ、種が密集した部分と種が少ない部分を判断出来るんですって。
番組で菅沼さんは、丸ごとのスイカから、種が全くないピースを切り出していましたよ。
おまけに、種があるピースに関しても、種は表面のところにあるだけ。つまり、中に種が埋まっているわけではないから、ほじくらなくてもいいというわけです。スプーンでささっと表面の種を払うだけなら、種があっても、いつもより手軽に食べられるに違いない!これはぜひ試してみたいところです♪

筆者はいつも1/8玉カットのスイカを購入するので、維管束を見たことがありません。が、この情報を昨年の夏に知ってからとても気になっていました。

また夏が巡って、丸ごとスイカが店頭に並び始めましたよ♪
フルーツのプロ・菅沼さん直伝の「スイカが劇的に食べやすくなる切り方」を実際に試してみます!

しま模様に対し垂直にカット!「スイカが劇的に食べやすくなる切り方」にトライ!

「スイカが劇的に食べやすくなる切り方」に不可欠なのが、丸ごと1玉のスイカ。今回は小玉スイカで検証してみます。



”種がないピース”を切り出すには、スイカのしま模様が横向きになるようにまな板に置きます。そして真ん中をカット。



中央から皮に向かって羊の角のような模様が3つ、見えますか?これが維管束です。今回選んだスイカには見事な維管束が形成されていました!

新米澤屋の代表・菅沼さんによれば、この維管束の周りに種が出来るとのこと。



分かりやすいよう、カットすべき位置に爪楊枝を置いてみました。この辺りに包丁を入れてスイカを切ると、”種がないピース”を切り出せる上、”種があるピース”に関しても、表面に種が集まっているため簡単に取れるのだそう。

実際に切って”種がないピース”を3つ切り出してみましょう。



こちらが「種がないピース」です。番組ではきれいに、種なしのスイカを切り出せていましたが、種があるピースもありますね。とはいえ、正面から見てみると両サイドに少しだけ種が現れていますが、かなり少ない印象♪



種を取り出してみました。3カット中2カットに種が8個ずつあり、1カットは番組と同じように、まったく種がありませんでした。これはすごい!

「維管束を含むピース」も種が取りやすい?チェックしてみた!



こちらは「維管束を含むピース」です。見るからに種が多い印象ですね。



「種がないピース」と大きさを合わせるため、「維管束を含むピース」1カットを半分に切りました。種を取り出してみましょう。



左側のスイカには種が19個、右側のスイカには種が14個含まれていました。維管束を避けて切った「種がないピース」に比べると、明らかに種が多いのが分かりますね。

表面の種を取った「維管束を含む」ピースを食べてみると果肉の中には種が入っておらず、スマートに食べられました♪

スイカの個体差はあるとは思いますが、今回は菅沼さんが『THE TIME,』で紹介していた通り「維管束を含むピース」でも種が密集した部分が表面に現れるので、種を取り除きやすいという印象を受けました。




それにしても、維管束を含むピースは種を取り除いたことでスイカが穴だらけ!よかれと思って種を取り除いて食卓に出したとしても、この見た目ではちょっとザンネンですよね…。

「種がないピース」を切り出すにはしま模様の垂直カット&維管束を避けて切るべし!



名古屋の老舗フルーツ専門店・新米澤屋の代表・菅沼さんが『THE TIME,』で伝えていた「スイカが劇的に食べやすくなる切り方」を検証してみて、切る部分によって、確かに種の多さが異なることがわかりました。

スイカは種が多くて当たり前、食べながら種を口から出すというのがお決まりのスタイルだと思っていましたが、スイカの切り方で食べやすさが格段にアップするのには驚きました。

この切り方は丸ごとスイカを切る際に有効ですが、種のないピースを切り出せるうえ、種があるピースでも表面に種が集まるので事前に取り除いておけば、口から種を出すという仕草を周りに見せずに済みますよ。

また、小さい子どもや高齢者がいるご家庭の方は特に、”種のないピース”の切り出し方を知っておくと、スイカの種を取り除く手間が省けていいのではないかなと思いました!

さらに、フルーツポンチやゼリーなど、スイカを使ったスイーツを作る時にも、”種のないピース”の切り出し方は役立ちそうですよ。

スイカを1玉手に入れた際は、ぜひスイカのしま模様を横にして垂直に切ってみてくださいね。種が取り出しやすくなるのはもちろん、維管束の美しさに自然が作り出すアートを見たような感動すら覚えますよ!

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