2023.08.26

食べる

【シン・串焼き】ホタテ?…ではなく“きゅうり”のベーコン巻きだって!【農家直伝】の最強おつまみ作ってみた!

みなさん、この串焼き何だと思いますか?ホタテっぽいビジュアルだけど、実はチーズをのせた“きゅうり”のベーコン巻きなんです!愛知県・JA西三河きゅうり部会青年部の安藤さんによると、「串焼きはきゅうり農家の定番おつまみっすよ」との一言!水っぽくならないのかな~と疑問ですが、「産地ではスタンダード!」だそう。生産者のお墨付きならおいしいに違いない、ということでビールを冷やしてレッツクッキング♪

【きゅうり農家直伝】の春巻きはやっぱりきゅうりを入れる!炒めはナシで“即揚げ”OK♪水分が極旨トロトロに!?


JA西三河きゅうり部会青年部が考案する、オリジナルきゅうりレシピ



愛知県西尾市は、温暖な気候と冬の日照時間が長いことから、きゅうりを始めとするさまざまな農産物が栽培されています。
JA西三河きゅうり部会は、西尾市のきゅうり生産者40人で組織しており、11~6月に旬を迎える「冬春きゅうり」を年間約3,000トン生産。同部会青年部では、「夏以外でもおいしくきゅうりを食べてほしい」という想いから、SNSできゅうり料理のレシピを多く紹介しているそう。



「きゅうりは油との相性が良いんです。いつもの炒め物にきゅうりを使うだけでも新鮮なおいしさが発見できると思います。今回の串焼きも、ベーコンの旨味をしっかり吸ったきゅうりが後引くおいしさですよ!」と、青年部のレシピ開発担当・安藤元哉(あんどう・もとや)さん。

たしかにサラダのドレッシングが合うんだから、油との相性が良いというのは納得。加熱のイメージがなかったので、全然意識してませんでした!
火を通したきゅうりが一体どんな味なのか楽しみです♪

くるっと巻いて焼くだけ!「きゅうりのベーコン串」



材料(1人分)
きゅうり…1本
とけるチーズ(スライス)…1枚 
ベーコン(スライス)…4~6枚
油…適量
塩…適量
ブラックペッパー…適量

作り方
1.きゅうりは両端を落とす。ベーコンを少しずつずらしながら1枚ずつ重ね、上にきゅうりを乗せて巻く





きゅうりはなるべく真っ直ぐなものを選ぶと、ベーコンが巻きやすいです。



きゅうりの長さに合わせてベーコンの枚数を調整してくださいね!
ベーコンが冷えてるうちに手早く巻いたほうが巻きやすいです。

2.中火で熱したフライパンに油を引き、ベーコンの巻き終わりを下にして並べる。両面に焼き色が付いたら取り出す。





3.2を厚さ2cm程度に輪切りし、3切れずつ竹串に刺す。





4.中火で熱したフライパンで3の両面をサッと焼き、塩、こしょうを振る。とけるスライスチーズを乗せたら、弱火にしてフタをして蒸し焼きにする。チーズが溶けたら完成。









チーズがトロッとしておいしそう~
ベーコンの脂の香ばしい香りが食欲をそそります…!



一口食べてみると、とろけたチーズとベーコンの風味が口いっぱいに広がります。鉄板の組み合わせならではの、濃い味わいがクセになる~
でも、きゅうりのおかげで後味はさっぱりしてるんです。一口目から早くも無限に食べられそうな予感…危険です!
厚めにカットしたきゅうりのコリッとした食感もいいアクセント。
あっという間に一串食べ終わってしまいました!

子どもたちにも食べさせたところ、大好評!
「きゅうりって焼いてもおいしいんだ~」と驚いてました♪



ブラックペッパーをたっぷり振れば、大人のお味になります♡
きゅうりのサッパリとした味わいに、ピリッとしたブラックペッパーが相性抜群!
これはビールに合いますね~(笑)。

「ベーコンとチーズで間違いない味ですし、くるくる巻く作業も簡単なのでお子さんと一緒に作るのもおすすめですよ」と安藤さん。
BBQやキャンプなど、夏のイベントにも良さそう!



このレシピで「きゅうりは加熱してもおいしい」ことを実感。そして、どんな具材にもぴったり合うきゅうりのポテンシャルが高すぎてびっくり!
みなさんもぜひ、きゅうり料理の新しい扉を開いてみてくださいね♪

【公式インスタグラム】
JA西三河きゅうり部会青年部(nishimikawa_kyuri)
https://www.instagram.com/nishimikawa_kyuri/?hl=ja

JA西三河きゅうり部会青年部

愛知県西尾市で冬春きゅうりのハウス栽培を行う。ICTを活用したきゅうり栽培の先駆けで、畑の温度や湿度などのデータを蓄積、生産者同士で共有。その取り組みにより、10アールあたりの収量が全国平均の2倍以上に。「もっと西三河の冬春きゅうりを広めたい」という思いから、2020年からは青年部公式SNSもスタート。レシピ情報やPRイベントの様子などを通じて、冬春きゅうりの魅力を発信している。

レシピ写真/大村夏子 取材協力/JA西三河きゅうり部会青年部 

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