2023.08.09

食べる

【きゅうり大量消費】箸が止まらない「ポリポリきゅうり漬け」の食感の秘密は…え、漬物なのに下茹でする⁉

夏は新鮮でみずみずしいきゅうりが安く出回るので、たくさん買ってきてお漬物にしておくと重宝します。いろんなレシピがありますが、今回はTwitterで見つけた料理研究家ゆかりさんの「ポリポリきゅうり漬け」に挑戦です。刻んだ玉ねぎ、長ねぎ、唐辛子といっしょに漬け汁に漬け込むのですが、最高の「ポリポリ食感」を叶える秘密があるらしい。それは…漬物なのに下茹でするんですって!さっそく作ってみましょう。

【シェフ脇屋の簡単レシピ】「きゅうりの中華風和え物」に挑戦♪皮むき&隠し包丁の裏ワザで上品なプロの味

料理研究家ゆかりさんのTwitterレシピがこちら!


無限に食べられるきゅうり漬け!?この言葉、かなり気になります!夏はきゅうりがリーズナブルに購入出来るので、きゅうりの常備菜は覚えておきたいところ♪

味付けはしょうゆベースなので、家族みんなで食べられそうなのもイイ。さっそく作ってみることにします。

きゅうりの下茹でがポイント!「ポリポリきゅうり漬け」を作ってみた!

下茹でしたきゅうりを氷水で冷やすので、氷もご準備くださいね。



【材料】(作りやすい分量)
きゅうり…3本 
長ねぎ…1/2本
玉ねぎ…1/4個
にんにく…1かけ 
唐辛子(乾燥)…1本 ※輪切り唐辛子でも可
白いりゴマ…小さじ2
しょうゆ…100ml
水…100ml
砂糖…大さじ3
塩…小さじ1/2
酢…小さじ2
ゴマ油…大さじ1

1.玉ねぎを粗みじん切りにし、お皿などに広げておきます。



玉ねぎは生で使うので、空気に触れさせて辛みを抜きます。

2.長ねぎをみじん切りに、にんにくは芽を取り除いてみじん切りに、唐辛子はキッチンばさみで半分に切って種を取り除いて輪切りにします。



辛い味が苦手な場合は唐辛子は入れなくてもいいそうです。今回は輪切り唐辛子をひとつまみ入れることにします。唐辛子1本を使う方は、種を取ってから輪切りにしてくださいね。

3.鍋に水、しょうゆ、砂糖を入れて強めの中火で沸騰するまで加熱し、沸騰してから酢を加え、再沸騰したら火を止めてにんにくを加えます。



酢は最初から入れると酸味が飛んでしまうので、沸騰してから加えましょう。熱い漬け汁ににんにくを加えると、にんにくの辛みが抑えられるそうですよ。この漬け汁はしばらく置いておき、粗熱を取ります。

4.きゅうりに塩を振って30秒ほど板ずりし、水洗いします。



板ずりしてきゅうり表面のデコボコを取り除き、流水で洗ってきれいにします。

5.フライパンにきゅうりが漬かるくらいのお湯を沸かし、きゅうりを転がしながら30~40秒湯通しして、氷水に取ります。



湯通しするときゅうりにハリが出て色味がよくなるとのこと。ちょっとしたひと手間で「ポリポリきゅうり漬け」がおいしくなるのですね。
ただし、加熱し過ぎるときゅうりの食感が悪くなるみたい。40秒以内で湯通ししてください。



湯通ししたきゅうりは、すぐに氷水で1分ほど冷やします。急冷すると余熱で火が入らないため、きゅうりの色が鮮やかになりますよ。

6.きゅうりを1cm幅の輪切りにし、保存容器にきゅうり、長ねぎ、玉ねぎ、唐辛子を入れ、漬け汁、ゴマ油、白ゴマを加えてしっかりと混ぜ合わせます。



粗熱を取った漬け汁を注ぎ、ゴマ油と白ゴマを加えて混ぜます。保存容器がない場合は、ジッパー付き保存袋でも漬けられますよ。

7.表面にラップを密着させ、粗熱を取ってから冷蔵庫で3時間漬け込みます。



漬け汁は具材の半分くらいが浸かる量。きっと漬けている間にきゅうりから水分が出て全体が浸かるのでしょう。表面にも漬け汁が回るよう、ラップを密着させてくださいね。



後は冷蔵庫で3時間ほど冷やしながら漬け込みます。



3時間漬けた「ポリポリきゅうり漬け」です。時間が経つときゅうりから水分が出て、漬け汁が増えました。お皿に盛り付けていただきましょう♪

あっさりしょうゆ味でサラダみたい!ポリポリ食感が心地よい♡



3時間の漬け込みで完成した「ポリポリきゅうり漬け」です。3時間でも輪切りきゅうりに漬け汁の色がほんのりと浸透していますよ。

食べてみると、噛むたびにポリポリと心地よい音が響きます♪きゅうりは食感がいい野菜のひとつですが、下茹でして漬け汁に漬けたことで、ハリがしっかりと残っている印象です。

3時間漬けだとほんのりとしょうゆの味が染みていて、サラダ感覚で食べられる一品ですよ。冷やしておいたので、今日みたいな暑い日にはお箸が進むおかずになること間違いなし!



ご飯の上にのせて食べてみると、ご飯のふっくらとした食感にきゅうりのポリポリ感が合わさって、さらに食感が際立ちます。

ちなみに、ご飯にのせる場合はもう少し浸かった「ポリポリきゅうり漬け」でもよさそう。今回のレシピではたっぷりと作れたので1回で食べきらず、1日漬けたものとも合わせてみたいと思いました。

保存期間は2~3日!1回作ればサッと出せる冷製おかずとして重宝しそう♪



料理研究家ゆかりさんのレシピで作った「ポリポリきゅうり漬け」は、きゅうりを下茹でして食感と色味をよくするという小ワザが効いたレシピでした。

きゅうりの下ごしらえがあるものの面倒なことはなく、板ずり→湯通し→急冷を合わせても、5分くらいで済みますよ。後は材料を切って漬け汁に漬けこむだけなので、とても手軽に作れました。

夏はみずみずしいきゅうりが安く出回るので、「ポリポリきゅうり漬け」を作り置きしておくと、サッと出せるおかずとして重宝するはず!

さっぱりとした味付けなので、このまま食べるのはもちろん、アレンジしても使えそう。ぜひお試しくださいね。

Pick up

Related

Ranking