2023.08.06

食べる

え、スイカを焼くの⁉卵を加えて…揚げる⁉膨らんでいい香りに仕上がりました♪【海外YouTube動画】

暑い日に冷たいスイカ♪たっぷりの甘い果汁を蓄えたスイカは、夏の癒しのフルーツだと痛感している筆者です。大好きなフルーツのひとつ♪でも、そのまま食べるのが関の山。スイカのアレンジとして思い浮かぶのはフルーツポンチかゼリーくらい。何か驚くようなスイカのアレンジは無いものかしら?と海外の料理動画を見ていたら、なんとフライパンに切ったスイカを入れているサムネイルが!一体何を作ろうとしているの…?

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スイカをフライパンに入れていたのは、トルコのお料理好きさん

YouTubeでスイカのレシピを探していたら、フライパンに切ったスイカを入れているサムネイルを見つけました。エッ?焼いちゃうの?と驚いて動画を見てみると、トルコの方のレシピでした。

チャンネル名は『Nur’un Nefis Yemek Tarifleri 2』でチャンネル登録者数は54万人。タイトルや概要欄をグーグル翻訳してみると『ヌルのおいしいレシピ2』という意味になりました。簡単でおいしいスイーツやドリンクのレシピを投稿しているようですよ。

スイカをフライパンに入れた動画を最後まで見ると、スイカの果汁を加えて作るドーナツでした。



トルコではスイカを良く食べるのかしら?と思って調べてみると、2021年のスイカの世界生産地ランキングを記したサイトがあり、それによると1位が中国、2位がトルコ、3位がインドと紹介されていました。

トルコの方にとってスイカはかなりメジャーなフルーツのようですよ!

ドライイーストで生地を発酵!「スイカドーナツ」を作ってみた!

YouTubeで紹介されていたレシピはドーナツ約40個の分量だったため、減量して作ってみたいと思います。またスイカの分量が紹介されていなかったため、必要だと思う量を用意しました。



【材料】
強力粉…200g
スイカ(正味)…約400g
卵…1個
砂糖…5g
バター…17g
ドライイースト…4g
塩…2g

1.スイカをフライパンに入れ、弱火で両面を4分ほど焼きます。



スイカを焼くという発想はトルコの方ならではですね!後でドライイーストを加えるので発酵しやすいようにスイカを温めるのかしら?スイカを焼くとトマトを焼いているかのような酸味のある香りが広がりました。なんだか不思議。

2.スイカを潰してジュースにし、ザルで濾して種を取り除きます。



種が付いたままですが焼いたスイカをミキサーで攪拌します。



ザルで濾して滑らかなスイカジュースにします。使う分量は180mlなので、多ければジュースとして飲んでくださいね。

3.ドライイーストが発酵しやすいように、2で作ったスイカジュースの温度を37~42℃に調整します。



スイカジュース大さじ2~3杯を電子レンジ600Wで20秒温めて加えると39.6℃になりました。

4.スイカジュースにドライイースト、砂糖、塩を加えてよく溶かし、卵を加えて混ぜます。



ドライイーストを加えると独特の風味が広がりました。全卵を入れて泡立て器で溶きほぐします。

5.強力粉とバターを加え、生地を捏ねます。



水分が多いのである程度まとまるまでシリコンベラで混ぜてから、手で捏ね始めます。



15分くらい捏ねたのですが水分が多いようでまったくまとまりません。動画を見ると途中で強力粉を足していて、強力粉の量はレシピの分量と異なるとテロップでコメントが…。あら、生地の様子を見て強力粉を足して調整するようですね。とりあえず30gを加えてみました。

5分ほど捏ねましたが生地がまとまらず、とろ~んとした状態のまま。もっと加えるべきだったのかしら?捏ねる手も疲れてきたのでこのまま発酵させてみます。

6.生地がまとまったらラップをかけて、常温で40分ほど置いて発酵させます。



動画では生地がまとまっていて、つきたてのお餅のようにもっちりとしていたのですが…。今回の生地はまるでホットケーキの生地のよう。ドライイーストの発酵力に期待して40分ほど常温でおいてみます。



50分後に確認したらプツプツと穴が開いていて、生地も2~3倍に膨らみました。

7.膨らんだ生地を捏ねてガス抜きし、麺棒で厚さ1cm程度に生地を伸ばします。



もう一度捏ねようと手を入れたら、あらら…。生地はシュンとしぼんでまたとろ~っとした状態に。これは明らかに動画の生地とは様子が違います。どうやら失敗のよう…。

本来なら膨らんだ生地をもう一度捏ねてガスを抜き、麺棒で生地を伸ばして穴あきドーナツに成型し、クッキングシートにドーナツ生地を並べて濡れふきんをかけて45分置いて2次発酵させていました。

失敗した生地がもったいないので、このまま油に少量を落として揚げてみたいと思います。

8.160℃くらいに熱した油で両面がきつね色になるまで揚げます。



スプーンですくってみると、とろ~んとしているのですが強力粉を使っているので粘り気がありますよ。

スプーンでも丸く成形するのは難しく、成り行きに任せて揚げてみます。



160℃に熱した油にスプーン1杯くらいの量を流し入れ、片面を2分くらい揚げてひっくり返すとおいしそうな色に揚がりました。

穴あきドーナツで無くても、ぷっくりと揚がっておいしそう♪揚がったドーナツの油を切ったら完成です。

ふんわり軽~い素朴な味わいの揚げドーナツ♡スイカは赤い色で存在をアピール



YouTubeチャンネル『Nur’un Nefis Yemek Tarifleri 2』で見つけたスイカのスイーツレシピ。本来なら丸い穴あきドーナツに仕上がる予定でしたが、生地がやわらか過ぎたというハプニングがあり、今回は丸い小さなドーナツに仕上がりました。

形は違いますがオレンジ色っぽい生地の感じはほぼ同じです♪

口に入れると、軽い食感で生地もふんわりとしていて、甘さは控えめでおいしい!生地の色からにんじんかみかんを混ぜたと思う人がほとんどだと思います。スイカが入っているとわかる人はいないのでは?

「スイカドーナツ」はおやつはもちろん、朝食にも合いそうな素朴な一品でした。

チョコレートやアイシングでデコってみた♪



動画では溶かしたチョコレートに「スイカドーナツ」の表面をディップして仕上げていました。油で揚げただけの「スイカドーナツ」は甘さ控えめなので、甘いデコレーションがあった方がスイーツらしさがアップしそう。

動画通りにチョコレートバージョンと、アイシングペンのデコバージョンを作ってみました♪チョコレートや砂糖が加わると、ドーナツ屋さんで買ってきたような味わいに大変身。これはおやつにぴったりですよ。

生地にスイカの果汁を加えるアイデアはホットケーキにも応用できそう!



トルコの方のYouTubeチャンネル『Nur’un Nefis Yemek Tarifleri 2』で見つけた、スイカをフライパンで焼くというサムネイルには驚きましたが、スイカの果汁を生地に加えるという使い方はなるほど~!と思いました。

なぜスイカを焼くのかは説明が無かったのですが、ドライイーストの働きを活発にするためにスイカを温かくする必要があったのかなと推測しました。スイカジュースをレンジで加熱すれば同じような効果を得られそうですよ。

紹介したレシピでは生地がやわらかすぎて穴あきドーナツに成形出来なかったため、スイカジュースの分量が多いようです。作ってみたい方はスイカジュースの分量を減らして作ってみてくださいね。

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