ゼラチン不使用&主役は“くず粉”♪「抹茶くりーむ豆腐」作ってみた！食感もっちもち♡【レシピコン最優秀賞】

みなさん、老舗の甘味処で『抹茶ババロア』って食べたことありますか？まったりとした甘さの中に、ほろ苦い抹茶…たまらないおいしさですよね♪今回は自宅で簡単に作れる抹茶ババロア風スイーツを紹介します！その名も「抹茶くりーむ豆腐」。これは、青髪のテツ×JAグループ主催「国消国産」レシピコンテストの"最優秀賞"作品なんだそう！濃厚なもっちり食感の秘密は、日本の伝統食材“くず粉”。スーパーで買えるそうなので、挑戦してみよっと！

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「国消国産」レシピコンテストは、JAグループと、野菜の知識をX（旧Twitter）で発信し、人気を博しているインフルエンサー・青髪のテツさんがタッグを組んで開催されました。
2023年5月～7月にSNSを中心に募集をし、全国から287点のレシピが集まったんだそう。
今回、紹介するレシピは、正式名「抹茶くりーむ豆腐（抹茶嶺岡豆腐）」。
「ミルク系スイーツ部門」にて、最優秀賞を獲得した作品なんです！

「嶺岡豆腐（みねおかどうふ）」とは、牛乳を葛（くず）で固めて豆腐に模したものを言うそう。
酪農発祥の地である嶺岡牧場で、江戸幕府八代目将軍・徳川吉宗が豆腐が食べたくなり、料理人が牛乳と葛（くず）で作ったのが由来とされているんですって。

くず粉の良さを最大限引き出した、おもてなしにもピッタリな和スイーツ。
初めてくず粉を使うのでちょっぴり緊張していますが、レッツ・チャレンジ！

簡単！なのに本格的♡「抹茶くりーむ豆腐（抹茶嶺岡豆腐）」



材料（11×14.5cm容器1台分）

抹茶…14g
砂糖…30g
くず粉…50g
牛乳…300ml
生クリーム（42%）…200ml
きなこ…適量

＜黒蜜＞
黒砂糖…30g（細かいものがおすすめ）
グラニュー糖…30g
水…30ml
水あめ…15g

作り方
1．＜黒蜜＞の材料を小鍋に入れて混ぜながら熱し、砂糖と黒糖が溶けたら、別の器にとっておく。




冷めるととろみが出ます。

2．抹茶と砂糖を合わせ、くず粉を加える。牛乳を分量の1/4ほど加え、ダマにならないよう、固まりを潰しながら溶き混ぜる。




食感がなめらかになるよう、ダマはここで潰して！

3．残りの牛乳を加えて混ぜ、茶こしでこしながら小鍋に入れる。 





4．生クリームを加えたら、シリコンベラで混ぜながら弱火～中火で加熱する。





5．全体にとろみがついてきたら、焦げないように手早く練る。1分半～2分ほど練ってしっかり糊化させる。


焦げ付かないよう鍋の底からしっかりとかき混ぜて。


これくらいになったらOK。

6．水で濡らした容器に流し込み、乾燥防止にラップをピッタリと密着させ、冷蔵庫で2〜3時間冷やす。


濡らしておくことで、型にくっついてしまうのを防ぎます。




ラップはしっかり密着させてくださいね。

7．お好みできな粉と1の黒蜜をかけて完成。





完成です！お店で出てきそうな美しい見た目に仕上がりました♪
くず粉って扱いが難しいのでは？と思っていましたが、すぐに糊化するのでとっても簡単！
粉をふるいにかける必要もないし、材料を加えながら手際よく混ぜて加熱するだけなので、調理時間が短くて済みました。

いざ、実食！



口に入れた瞬間、抹茶の香りが口いっぱいに広がります。
そして今まで食べたことがないくらい、もっちりとした食感にびっくり！
くず餅のような食感を想像していましたが、くず餅よりも柔らかく、口当たりがなめらかです。

生クリームが入っているので、濃厚でリッチなお味。これはおもてなしにもピッタリですね。
常温でも溶けないので、手土産にも良さそう！

レシピ考案者である阿南美良さんによると、「わが家では『くりーむ豆腐』と呼び、手土産やおもてなしにすると必ずレシピを聞かれる自慢の一品です」とのこと！
暑い夏に冷たく喉越しの良いものが欲しい時はもちろん、乳脂肪の高い濃厚なスイーツとして寒い冬にもおすすめなんですって。

審査員を務めた青髪のテツさんは「作りやすく、葛の風味も味わえる絶妙なスイーツですね」、料理研究家の植松良枝さんは「日本のでんぷんであるくず粉を使った工夫が素晴らしいです！」とコメントしていました。

くず粉を使った新感覚スイーツ「抹茶くりーむ豆腐」、みなさんもぜひ作ってみてくださいね！

★「国消国産」レシピコンテストの他の入賞作はコチラをチェック！
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