2023.11.16

食べる

【家事ヤロウの時短レシピ】料理上手なパパ芸能人のダイアン津田さんの「時短本格エビチリ」作ってみた!え、甘酒のソース⁉︎



5.エビを入れて炒めます。



6.エビに火が入り、ソースにとろみがついたら火を止めます。



7.器に盛り付けて、出来上がりです。



津田さんはエビを半分に切っていましたが、今回用意できたエビは小さかったのでそのまま切らずに使いました。それではひと口…。口に入れたとたん「あ、本当にちゃんとエビチリだ」と驚いてしまいましたが、時短とは言え、ねぎ、しょうが、にんにくをしっかり調理しているからこそのこのお味なんでしょうね。しかもエビがプリプリで、噛んだ時のプチっという食感がたまりません。

一般的にエビチリはケチャップで味を足し、片栗粉でとろみをつけることが多いのですが、どちらも使わずに甘酒のとろみと旨味を利用するという発想は面白いと思います。実際によく料理を作っているからこそのアレンジだと思いますが、ソースもよくエビに絡んでおいしいです。

エビ料理の一番のポイントは火の入れ方で、生は怖いのでちゃんと火を入れようとすると、どうしても火が入りすぎて縮んでしまいます。これを避けるために下ごしらえをしてエビが縮まないようにするのですが、この料理では酒をまぶすだけでそれ以外の下ごしらえ無し!「時短」と宣言してますので仕方ないことですが、エビが一番最後に入るので炒めるというよりは煮るに近い感覚になります。色などで火の通り具合を見るしかないので、ここは注意してください。

甘酒は「飲む点滴」とも言われ江戸時代から庶民の手軽な栄養源とされてきました。実は酒粕を水に溶かして砂糖を加えて煮込んだ酒粕甘酒と、米麹を発酵させて作る米麹甘酒の2種類があり、飲む点滴と言われているのは米麴甘酒の方です。米麴の発酵によって多くの栄養が含まれる甘酒ですが、もちろんこれだけ飲んでいればいいわけではありませんので、一種のサプリメントだと思った方がよいです。

このエビチリはその甘酒のとろみをソースのとろみとして使うため、とろみのないさらっとした甘酒ではうまくできません。また酒粕甘酒では砂糖が多くなってしまいますので、できれば米麹甘酒を使用してください。たかが種類が違うだけと思うかもしれませんが、仕上がりの状態も味も変わってしまいます。

余ったら暑い日に冷やして飲めばいいので、ぜひ米麴甘酒で作ってみてください!

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