2023.10.02

食べる

【青髪のテツ】「カット済みりんごを“1か月以上”長持ちさせる裏ワザ」○○するだけでOK♪食べ方は要注意!

こんにちは、スーパー青果部・青髪のテツです。おいしいりんごがお手頃に手に入る時期がやってきましたね。りんごは比較的長持ちする果物ですが、それゆえに買いすぎて放置し、気づいたら悪くなっていたという経験がある方も多いと思います。そんなみなさんに朗報!今回はなんと、カットしたりんごでも1か月以上長持ちするという裏ワザを伝授します。食べる時に注意が必要なので、オススメの食べ方も併せてお伝えしますね!

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これからの季節、貯蔵品ではないフレッシュなりんごが多く流通します。

お近くのスーパーの果物売り場でも、多種多様なりんごが大量に陳列されているのではないかと思います。価格が下がって特売も入りやすくなるので、「買いだめする」という方も多いのではないでしょうか。

そんなりんごですが、みなさんはたくさん買ったとき、どうやって保存していますか?



りんごは比較的長持ちする果物ではありますが、それゆえにしばらく放置してしまい、食べようとしたら黒くなったり萎れてしまっていて、捨てたことがあるという経験がある方もいるのではないでしょうか。

でも、もう大丈夫です!りんごは正しく保存することで、1か月以上長持ちさせることができますよ。

キーワードは「冷凍」です!

目ウロコ!りんごの冷凍保存術

なんと、りんごは冷凍することができます。
贈り物でたくさんもらったり、特売品をたくさん買ったりしたときなどに、知っておくと便利ですよ。

りんごを冷凍するときは以下の手順で行いましょう。

1. 皮を剥く。



2. くし切りにする。



3. 冷凍保存袋に入れる。



この方法で冷凍したりんごの保存期間はおよそ1か月です。

完全解凍はNG!

ただし、冷凍したりんごを食べるときは、少し注意が必要です。まず、完全に解凍してしまうのはNGです。食感が変わってしまい、正直おいしくないのでオススメできません。

おいしく食べるには、半解凍の状態でシャリシャリとしたアイスのように食べるか、すりおろしたりミキサーにかけたりしてスムージーにするのがおすすめです。



試しに、冷凍りんごをすりおろしてみました。手早くすりおろしたおかげで、半分凍っていて、シャリシャリ感を楽しめました。
ただ、全部溶けてしまうと、繊維質が口の中に残ってあまり食感がよくない…。やはり、「半解凍」のうちに食べるのがおすすめです。



もしくは、凍ったまま加熱調理して焼きりんごにするのもいいですよ。実際に、フライパンにバターを熱し、冷凍りんごを焼いてみました。
弱めの中火でフタをして3分ほど焼き、裏返してまたフタをして3分ほど焼き、最後にフタをとって、水分が飛んで両面に焼き色が付くまで中火で炒めました。



出来上がったら皿に移し、シナモンを適量かけて完成!一口食べるととても甘~い♡アップルパイの中身をそのまま食べているような、おいしいスイーツに変身しましたよ。
名付けて「焼き冷凍りんご」!これは超おすすめです。

おいしさを保つ!りんごの冷蔵保存術

次は、りんごを冷蔵するコツをお伝えします。

りんごはしっかり冷やすことで甘味が強くなるという性質を持っています。含まれている果糖に、低温で甘味が増すという性質が備わっているからです。

なので、買ってきたりんごを生で食べる場合は、ぜひ冷蔵庫に入れましょう!冷蔵する手順は以下の通り。

1. りんごを袋に入れる。



2.  冷蔵庫の冷蔵室に入れる。



これだけでOKです。

野菜室よりも温度帯が低い冷蔵室に入れることで、よりりんごの甘味を感じやすくなりますよ。

なお、必ず袋に入れて保存しましょう。理由は、りんごを冷蔵庫内の乾燥から守るという意味もあるのですが、冷蔵庫内の他の食材を守るためでもあります。

りんごはエチレンガスという食材を劣化させてしまうガスを放出し続けています。そのガスが他の食材に当たらないように、りんごは袋に入れてしっかり口を閉じて保存することが重要なんです。

以上、りんごの冷凍術と冷蔵術でした。このワザを参考に、これから旬を迎えるおいしいりんごをた~っぷり楽しんでくださいね!

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