「とろろ」の冷凍保存術すりおろして「とろろ」にした長芋も、もちろん冷凍することが出来ます。実はこちらの方が簡単です。
1. 長芋をすりおろす。
2. ジッパー付き保存袋に入れ、空気を抜く。
3. 冷凍庫へ入れる。
この方法で冷凍保存した場合も、保存期間は2〜3週間程度です。
冷凍したとろろを食べるときは、冷蔵庫に置いたり流水にさらしたりして全解凍し、解凍したらすぐにご飯や麺類にかけて食べると良いでしょう。
実際に「とろろご飯」にしてみました。解凍したとろろをご飯にかけ、めんつゆとしょうゆを混ぜたたれをかけて、チューブわさびをのせました。これも本当においしい!食感に違和感はまったくなく、「さっきすりおろしたばかり」と言われても気づかないレベルだと思います。
以上のように、冷凍してもちゃんと調理すれば食感がほぼ変わらないので、長芋にとって冷凍はカンペキに近い保存法だといえるでしょう。
冷凍せずに長芋を保存するには…? 長芋に限らず、野菜は包丁を入れると傷みが早くなるので、早めに食べ切るのが一番です。
でも、もし包丁を入れた長芋を冷蔵庫に入れるなら、「包丁で切った部分にラップをしっかり密着させて」から、保存袋に入れて野菜室に入れるとよいでしょう。
長芋は乾燥すると酸化が進み傷みやすくなります。空気に触れさせないようにして、水分の蒸発を防ぐことが重要です。
なお、上記の方法で保存した長芋は、1週間以内に食べ切るようにしてくださいね。
もし、室温が15度以下であり、包丁で切っていない長芋なら、新聞紙(キッチンペーパーでもOK)で包めば常温の冷暗所で保存することもできます。
その場合は、元の長芋の状態にもよりますが、1ヶ月程度は長持ちしますよ。
以上、「秋に出回る長芋の特徴」と「長芋の保存方法」について紹介しました。
今回お伝えした保存方法で、おいしい長芋をムダなくたくさん食べていただけるとうれしいです。