2023.10.01

食べる

【期間限定】生産者が美味さに驚いた「秋ズッキーニしゃぶしゃぶ」に挑戦!涼しい今が鍋チャンス♪【農家直伝】

ようやく涼しくなってきたこの頃、そろそろ鍋などの熱々の料理も出来るかな~という感じ。そんなとき、農業女子・高越さんからズッキーニのしゃぶしゃぶが最高においしいとの情報を入手!ズッキーニって夏限定じゃないの?…と思っていたら、高越さんをはじめ秋に生産する農家も多いそう。このレシピを試すなら、ズッキーニがまだ手に入り、なおかつ涼しい今しかない!ってことで、ダッシュで作りましょう~!

【農家直伝】ズッキーニを長~くスライス「リボン風マリネ」作ってみた!“黄金比マリネ液”で口福フルーティー♡

レシピを教えてくれたのは岡山県総社市にある「メゾンやまて」で、ズッキーニを栽培している高越友紀さんです。



「今まで出し惜しみしていたレシピです。知人から教えてもらったのですが、作ってみたら衝撃的においしくて!とにかく簡単なので、この時期にこそ食べて欲しいです」と高越さん。

あらゆるズッキーニ料理を作ってきた高越さんに、衝撃的においしい!と言わしめるしゃぶしゃぶ…これは試さずにはいられません!

さっそく作っていきましょう。

ひらひら薄いズッキーニが合う!「ズッキーニしゃぶしゃぶ」



材料(2人分)
ズッキーニ…1本
豚肉(しゃぶしゃぶ用)…200g
昆布(5cm角)…2枚
ポン酢じょうゆ…適量

作り方
1. ズッキーニの頭を落とし縦半分に切り、スライサーを使ってスライスする。





1本のままより、半分に切ってからスライスした方が、きれいなリボン状に切る事が出来ます。



今回は水を張ったボウルに入れました。こうすることで、パリッとした食感が増しますよ。

2.鍋に水と昆布を入れ、沸騰したら昆布を取り出す。



3.2にズッキーニと豚肉をくぐらせる。



お肉とズッキーニを一緒にお箸でつかんで、数秒しゃぶしゃぶしてお肉の色が変わったら、出来上がり!

「ズッキーニのスライスは、少し厚めかな?と思っても大丈夫!意外とすぐに火が通ります。レシピでは豚肉で作っていますが、牛肉も絶対に合います!食べるときはポン酢じょうゆにつけて、どうぞ!」(高越さん)



肉とポン酢じょうゆの相性の良さはもちろんのこと、薄くリボン状にスライスしたズッキーニは、コリコリとした食感が際立ち、いくらでもお腹に入っちゃう!これは無限に食べられるおいしさです。



いや~まさかお鍋の野菜に白菜ならぬズッキーニが登場するとは驚きでしたが、切り方を少し変えるだけで、こんなにもヒットするんですね!ズッキーニって、とっても万能な野菜です♪

このレシピの良いところは、これだけではないんです。
季節の変わり目の今、火を使いながら食べるのはまだ暑い…という日もありますよね。

そんな時でも大丈夫!
この「ズッキーニしゃぶしゃぶ」なら温冷どちらでもおいしく食べれます。
お次は、”冷しゃぶバージョン”をご紹介いたします。

”温しゃぶ”もいいけど”冷しゃぶ”もおすすめ♡



【冷しゃぶver.】
材料(2人分)
ズッキーニ…1本
豚肉(しゃぶしゃぶ用)…200g
日本酒…大さじ2~3
ポン酢じょうゆ…適量

1.ズッキーニは温しゃぶ同様、スライサーを使ってスライスし、水を張ったボウルに入れる。



2.鍋に湯を沸かし、ズッキーニを軽く茹でザルにあげる。





3.2の鍋に日本酒を加え、豚肉を茹でて、サッと水に浸けて冷ます。





酒を加えて茹でることで、豚肉の臭みを取ります。



水に浸け過ぎるとお肉が硬くなるので、アクを落とす程度でOK。

4.器に豚肉とズッキーニを盛り、ポン酢じょうゆをかけて食べる。お好みで小口切りにした青ねぎを散らしてもよし。







先ほどの”温しゃぶバージョン”もおいしかったですが、こちらの”冷しゃぶバージョン”も間違いない!冷えてコリコリ感の増したズッキーニに、豚肉の旨味とポン酢じょうゆの酸味が絡み合い、箸が止まりません!

豚肉は茹でてからサッと水にくぐらせているので、さっぱりといただけます。これを炊き立てのご飯と併せれば、も~至福♡

夏野菜のイメージの強いズッキーニですが、秋に収穫されたズッキーニは、サイズが小ぶりで実がしまっているものが多いそう。スーパーなどで見かけたらぜひ、手に取って作ってみてくださいね!

そのほかのズッキーニレシピは、高越さんのインスタでもたくさん紹介しています。気になった方はぜひチェックしてくださいね!

メゾンやまて

高越友紀さん

セロリが特産の岡山県総社市で、土地なし、機械なしのゼロから農業を始めて4年目。現在は、70a(アール)の畑で、セロリ、白菜、かぶ、カリフラワーなど季節の野菜約10品目を育てている。日々の栽培の様子や、野菜を使った料理のレシピをインスタグラムで発信中。高越さんが育てた野菜は、総社市内にあるJA晴れの国岡山山手直売所「ふれあいの里」や、農マル園芸 吉備路農園などで購入できる。

●インスタグラム @maison_yamate
https://www.instagram.com/maison_yamate/

写真提供/メゾンやまて レシピ写真/野口花梨 スタイリング/浅利類 取材協力/JA晴れの国岡山

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