さつまいもと小麦粉で作る昔ながらの素朴なお菓子「鬼まんじゅう」。角切りにしたさつまいもがたっぷり入った蒸し菓子で、愛知県を中心に、東海地方に伝わる郷土菓子のひとつです。わたしも小さい頃、よく食べていました。そんな懐かしの鬼まんじゅうのレシピをYouTubeで見かけ、久しぶりに食べたくなったので作ってみることに!ちなみに、角切りのさつまいもが鬼の角や金棒っぽいので「鬼まんじゅう」と名づけられたとか。
揚げドーナツみたいな「もちころおさつ」に挑戦!少ない油でサクサク♪もちもち食感の秘密はアノ白い粉「鬼まんじゅう」の作り方を紹介しているのは、40.6万人が登録するお料理系YouTubeチャンネルを運営しているDAIFUKU KITCHENさん。「誰でも作れる簡単・お手軽」をモットーにしているお料理系YouTuberさんです。
DAIFUKU KITCHENさんの「鬼まんじゅう」は、蒸し器を使わず、フライパンを使って蒸すのでとってもお手軽。では、作ってみましょう♪
昔ながらの素朴なおやつ「鬼まんじゅう」の材料と作り方
【材料】8個分さつまいも(皮付き)…約300g ※さつまいもの種類はなんでもOK
砂糖…50g
塩…小さじ1/3
薄力粉…90g
水…大さじ2
今回、さつまいもは「紅はるか」を使用。
【作り方】1. さつまいもはきれいに洗い、両端を少し切り落とします。さつまいもにヒゲがあったら取り除きましょう。
皮付きのまま約1cm角に切り、水に浸けて10分ほどアク抜きします。
2. アク抜きしたさつまいもはザルに上げ、キッチンペーパーで水気をふき取ります。
3. 2をボウルなどに入れ、砂糖と塩を加えて混ぜ、10分ほど置きます。
10分ほど置いたら、再度よく混ぜ、さらに10分ほど置きます。
砂糖と塩が溶けてシロップ状になり、さつまいもに浸透するそうです。
4. さつまいもだけを別のボウルに移します。
ボウルに残ったシロップも使うので捨てないように。
シロップに水を加えます。シロップ+水で、大さじ7くらいあればOKとのこと。
今回はシロップが大さじ2杯分あり、そこに分量の水(大さじ2)を加えたので、シロップ+水は大さじ4杯分。大さじ7杯分とのことなので、水を大さじ3杯(分量外)追加しました。
5. 4に薄力粉を少しずつ加え、泡立て器でダマにならないように混ぜます。少し硬めのもったりした生地になればOKとのこと。
わたしが作った生地は、DAIFUKU KITCHENさんの生地より少し緩いようですが、このまま進めることに。シロップ+水は、大さじ7ではなく大さじ5~6くらいでよさそうな感じです。
6. 5にさつまいもを加え、混ぜ合わせます。
混ぜ始めは混ぜにくいですが、混ぜていくうちに生地がなめらかになり、混ざりやすくなるとのこと。今回はちょっと緩めの生地だったので、最初から混ぜやすかったです(笑)。
7. アルミホイルは12cmほどの長さに切り、さらに半分に切ります。
切ったアルミホイルに
6の生地を適量のせ、包みます。蒸すときに水が入らないよう、アルミホイルで生地を囲みます。お弁当などに使うアルミカップを使ってもよいとのこと。
DAIFUKU KITCHENさんは、今回の分量で8個作っていたので、わたしも8個作ることに。1個あたりの生地の量を大さじ1~2杯くらいにすると8個作れると思います。
包んだらフライパンに入れます。
8. フライパンの1/3の高さまで水(分量外)を入れ、中火にかけ、沸騰させます。今回は直径約26cmのフライパンを使用。
沸騰したらフタをして、中火で15分ほど蒸します。7~8分蒸したら水分がなくなってくるのでお湯を足しましょう。
9. 蒸し上がったら取り出し、粗熱を取ります。