2023.12.11

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【レミさんレシピ】火を使わず混ぜるだけ!「缶たんうめぇごはん」に挑戦♪梅干しといわし缶が相性抜群

すっかりNHKの季節番組になった『平野レミの早わざレシピ!』。2023秋の行楽シーズンスペシャルでは82分間で15品作るといういつもの暴挙に出ましたが、そのうちの1品がこの「缶たんうめぇごはん」。材料を混ぜて盛るだけという超簡単な料理で、なんと5分で出来上がり。確かにこのペースじゃないと15品は無理ですよね。というわけでさっそく作ってみました!

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レミさんの「缶たんうめぇごはん」の材料と作り方

【材料】※2~3人分
・いわしのかば焼き缶詰…1缶(100g目安)
・青じそ…10枚分
・しょうが…大さじ1
・白いりゴマ…大さじ1
・ご飯…400g(温かい状態で)
・梅干し…3個分(塩分10%)



青じそとしょうがはみじん切りにしておきます。
梅干しは種を除いて包丁で叩いておきます。

【作り方】※調理時間:5分
1.ボウルにご飯を入れ、その上に缶詰の中身を汁ごと入れます。



2.青じそ、しょうが、白ゴマを入れて全体をざっと混ぜます。



3.梅の2/3量を入れて、全体に混ぜます。



4.器に盛り付けて、梅の残り1/3量を散らして出来上がりです。



事前にみじん切りの用意は必要ですが、材料を混ぜて盛り付けるだけという簡単さはとてもありがたいですよね。かば焼きの缶詰なら何でもいいそうですが、梅干しと相性の良いいわし缶をおすすめします。タレの甘さと梅干しの酸味と塩味、青じそやしょうがの爽やかさと白ゴマの風味でとてもおいしい混ぜご飯に仕上がっていました。かば焼きだけだと味が強いのですが、他の材料でうまく中和されていて、全体に甘酸っぱい旨味が多く感じられました。かば焼きはできるだけ細かくほぐせば、おにぎりにしても楽しめそうです。

昔ながらの梅干しはカビが生えるのを防ぐために、だいたい塩分が20%になるように作られています。ちゃんと作れば50年でも保存できると言われていますので、20%という塩分濃度にはきちんとした意味があるのですね。とはいうものの、20%はしょっぱすぎますし、減塩ブームの最近では冷蔵庫で保存するタイプの塩分10%の梅干しが多くなっています。長期保存には向きませんが、塩分濃度が表示されているので10%の梅干しは比較的探しやすいと思います。

ご飯に混ぜるだけという料理は一般的に「まぜご飯」と呼ばれていますが、かなり昔からあったようです。具材を米と一緒に炊き込む「炊き込みご飯」とは微妙に違うものの、その起源は米が足りないために手近な野菜を足したとか、ゆっくり食事を摂る時間がないのでおかずを混ぜ込んだとか諸説あります。地方によっても混ぜる具に違いがあるなど奥が深いまぜご飯ですが、これは大抵の具を受け入れておいしく食べることができるご飯あってのことです。そう思うと、一層おいしく思えるから不思議です。

ぜひ作ってみてください!

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