5.ピザ用チーズ(シュレッドチーズ)をピザのように全面に乗せます。
6.マサラ2種類を全体にふりかけます。
7.卵の四方を内側に折り曲げて重ね、さらに長方形になるように折り重ねたら皿に盛り付けて出来上がりです。
動画では大きなバターを鉄板にドン!と乗せているのですが、どう見ても60g以上ありそうなのです。卵を2個使うのはまぁいいとしても、ピザ用チーズ(シュレッドチーズ)まで乗せてしまいますので、いったいどのくらいのカロリーになるのか、考えない方がいい料理です。バターとチーズに塩気がありますので塩は入れる必要ないのですが、とにかくバターが多すぎるためもちろん味も濃厚でおいしく、バター風味の強いチーズオムレツというのが一番分かりやすいと思います。
なんとなくですが、インドの料理はバターで焼くというよりは、バターを料理の中に閉じ込めて一緒に食べるという感覚かもしれません。カレーについてくるバターナンがおいしいのもうなずけます。卵も柔らかく、刻んだ野菜と青唐辛子、そこにマサラがいいアクセントになっていて、食べたことのないスパイシーな卵焼きでした。しかもグリーンチリソースを使っていますので、さらにエスニック感と辛みアップでインド満載です。じっくり焼くとテロップにあったので長めに焼きましたが、焼きあがった色みを見る限りでは、あまり焼き目はつけずにチーズがちゃんと溶ける程度にした方がよさそうです。
インドのバターというとギーが有名ですが、ギーは水牛の乳で発酵バターを作り、それを溶かして乳成分を取り除いて作ります。インドは高温多湿ですので、私たちが普段使うバターでは腐ってしまうからというのが理由だそうですが、化粧品や薬としても使用できるという万能脂です。ヒンドゥー教の教えで牛肉が食べられないとはいうものの、牛乳のいいところは最大限に利用しているということですね。どれだけ味に差があるのか、いつかギーも試してみたいと思います。
バターが大好きという方は、ぜひ作ってみてください!