2024.03.31

食べる

【シェフ日高の簡単イタリアン】香草を巻いて焼きだけ♪最もポピュラーな豚肉料理「ポルケッタ」に挑戦!

イタリアンの巨匠として知られている日高良実シェフ。自身のYouTubeチャンネル『日高良実のACQUAPAZZAチャンネル』では、日本の旬の食材を使った、家庭で作れるイタリア料理を紹介しています。今回挑戦する「ポルケッタ」はイタリアで一番ポピュラーな豚肉料理だそうで、お祝いの席で食べられているのだとか。味付けの要は生のローズマリー。筆者はローズマリーを鉢植えで育てているので、絶好のレシピなのです♪

【乾物イタリアン】巨匠・日高シェフ考案の“とろろ昆布”で「チキンピカタ」作ってみた!うま味が倍増してる!

イタリアの伝統料理「ポルケッタ」はローズマリーが香る豚肉料理


画像出典:Pexels

日高シェフが自身のYouTubeチャンネル『日高良実のACQUAPAZZAチャンネル』で、イタリアで一番ポピュラーな豚肉料理と紹介していたのが「ポルケッタ」。イタリアではお祝い料理として食べられているそうです。

古代ローマ時代からある伝統料理で、地方によって中に詰める具が多少異なるようですが、一般的にはにんにく、ローズマリー、フェンネル、野生のハーブ、塩が使われます。

日高シェフは「ポルケッタは家庭でも簡単に作れる」と紹介していましたよ。筆者はローズマリーを鉢植えで育てているので、この機会に作ってみます。

ローズマリーがポイント!「ポルケッタ」を作ってみた!

日高シェフはお店で仕込み済みのみじん切りにんにくのオイル漬けを使っていましたが、今回はすりおろしにんにくで作ってみます。



【材料】(4人分)
豚肩ロース肉(とんかつ用)…4枚(約500g) 
じゃがいも…2個(約500g)
ローズマリー…1パック 
にんにく(すりおろし)…適量
塩・こしょう…適量
オリーブオイル…適量
たこ糸

1.ローズマリーの葉を枝から外して細かく刻みます。



オーブンで豚肉を焼く時に香り付け用にひと枝使うので、除けて刻んでくださいね。

2.筋を切った豚肉を半分くらいの厚さになるように麺棒などで叩き、両面に塩とこしょうを振ります。



今回はとんかつ用の豚肩ロース肉を入手出来なかったため、厚めのステーキ用の豚肩ロース肉を厚さ半分に切って4枚にして使うことに。麺棒で叩くと簡単に薄くなりました。塩とこしょうはたっぷりめに振った方が味のメリハリが付きますよ。

3.にんにくを豚肉の片面に塗り、ローズマリーをたっぷりと振りかけます。



豚肉1枚の片面に5cmほどのチューブ入りにんにくを塗ってから、ローズマリーをまんべんなく振りかけました。「ポルケッタ」の味付けは塩、黒こしょう、にんにく、ローズマリーとシンプル。ソースなどは付けずにいただくようですよ。

4.豚肉2枚を少し重ねてロール状に巻き、豚肉が開かないようにたこ糸を巻き付けて縛ります。



ローズマリーをまぶした面を内側にして豚肉を巻いて棒状にします。たこ糸の巻き始めを固結びにして端に向かってぐるぐると巻き、端まで巻いたら結び始めに向かって巻き、結び始めのたこ糸に結んで糸を切ります。

5.じゃがいもをきれいに洗って食べやすい大きさに切り、水に少し晒して水気を切ります。



じゃがいもは皮付きのまま焼くのできれいに洗い、芽がある場合は必ず取り除いてくださいね。

6.クッキングシートを敷いた天板に4の豚肉と5のじゃがいもを乗せます。じゃがいもにオリーブオイルをかけ、ローズマリーひと枝を半分に切って豚肉に乗せます。



刻んだローズマリーが残っていたら、豚肉とじゃがいもに振りかけてくださいね。

次ページ > オーブンで焼いたらこんな「ポルケッタ」が完成!

Pick up

Related

Ranking