2021.12.28

食べる

【炊飯器の裏ワザ!お正月レシピ】炊飯器で餅をぺったん、ぺったん!するとテンション上がる~【餅つき機不要】

餅つきといえば、年末の風物詩…。寒い中、みんなで集まって、ワイワイしながら、お餅をつくのは、楽しいものです。でも最近は、コロナの影響で餅つき大会などのイベントが減り、つきたてのお餅が食べられる機会も減ってしまった…。でも、炊飯器を使えば、おうちでも簡単に餅つきができちゃうんです。面倒な準備や餅つき機も、一切不要! 驚くほど短時間で作れますよ~。


【画像を見る】炊飯器でお餅ができちゃう⁉

使う道具は3つ、材料も2つだけ!

本来の餅つきは…

もち米を研いで、一晩水に浸けておく。

水に浸けたもち米を、蒸す。

臼と杵(または、餅つき機)で、蒸したもち米をつく。

と、前日からの準備や、日ごろ使わない道具が必要で、かなり大がかりな作業…。

しかし、炊飯器を使えば、驚くほど、簡単!
もち米の浸水時間を除けば、1時間弱でできちゃいますよ~。

使う道具は、炊飯器、計量カップ、すりこぎ、この3つのみ!



計量カップやすりこぎは、100均で購入ができます。

材料は、もち米(2合)と水(300ml)!



餅つきというと、まとめて大量に…といったイメージがありますが、炊飯器で作る場合は、一度に食べ切れる量でOK。

餅つき初心者さんや、ラクしたい方は、無洗米のもち米を使うのが、断然オススメ。



もち米はうるち米に比べ、浸水が早かったり、研ぎ方が違ったり…。
難しいことは考えず、研ぐ手間を省いてしまうのが、成功のコツ!

杵の代わりにすりこぎで、ぺったん、ぺったん…

作り方は...
まず、炊飯釜に、もち米と水を入れ、1時間ほど浸水させます。
(浸水時間は無しでもOK)



早炊きコースで、炊飯スタート!



炊いている間は、もち米の炊ける匂いに癒される~。

もち米が炊けたら…
まずは、炊きたてのもち米を、おにぎりで食べていただきたい!



味付けは、ゴマ塩のみで! もち米の香りと、モチモチっとした食感が楽しめますよ!

腹ごしらえを終えたら、すりこぎに水をつけながら…



10分ほど、ぺったんぺったんと、ひたすらつく!



もち米が、餅状になれば完成!
本来の作り方に比べ、米粒感は残りますが、つきたてのお餅は格別です!



作り方を動画でご覧になりたい方は、こちら

味変で、いろいろ楽しめちゃう♪

ついたお餅は、食べやすいサイズに手でちぎり…
のりで巻いて、しょうゆをつけて~。



納豆や大根おろしをのせたのも、美味~!



甘い系なら、きな粉&砂糖!



小豆あんをのせて食べるのも、好きです。

鏡餅だって、作れますよ~。
大きさの違う丸型の器に、ラップを敷き、ついた餅を入れ、固くなるまで置きます!



器から取り出して重ね、ミカンをのせれば、鏡餅の完成!



お正月に餅を食べる意味とは…

中高生の頃だったと思います…
「年末年始=餅」に嫌気がさし「餅つきはしたくない! お雑煮も食べたくない!」と、若気の至り…爆発したことがあります(笑)。

すると、祖母が「餅を食べると、その年を元気に過ごせるよ~」と。

昔は、餅は特別なもので、ご馳走。だから、お正月には、餅は欠かせない。
いつもは忙しくても、お正月くらいはみんなでゆっくりと餅を食べて、その年を元気に過ごせるように神様にお祈りする…。

年末のうちに餅をついて、お正月用の餅を準備し、家の大事な場所に鏡餅を飾って、神様にお供えする、と教えてくれました。



それ以来、年末年始の餅が、わたしにとって、意味あるものになりました。

子どもが生まれてからは、年末の餅つき、お正月の雑煮、鏡開きのぜんざいなど、昔ながらの文化を伝えるよう心がけています。

コロナ下だったり、時代の移り変わりもあり、みんなで餅つきをしたり、お正月に集まったりと、昔のようにはできないこともありますが、できるカタチで日本の伝統を受け継いでいきたいと思っています!

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