【にんじん産地直伝レシピ】1人1本ペロリ⁉「にんじん特盛り焼きそば」栄養＆食べ応え上級レベル！

子どもも大人も大好きな焼きそばは、食材をソースで炒めるだけのお手軽料理。休日のお昼の定番、という家庭も多いのでは？ そんな焼きそばに、1人につき1本のにんじんを使うのが、にんじんの産地流。これでもか！ というくらいにんじんがたっぷり入っていますが、焼きそばマジックであら不思議、モリモリおいしく食べきれます。最近、野菜が足りてないな～というときにもぴったりのレシピですよ。

【画像を見る】えっ、そんなに入れるの⁉「にんじん特盛り焼きそば」の作り方とは…



1人1本イケちゃう！「にんじん特盛り焼きそば」



材料（3人分）
にんじん…3本（約450g）
焼きそば麺…3玉
豚バラ薄切り肉…6枚（約180g）
キャベツ…1/4玉（約250g）
焼きそばソース…大さじ6
サラダ油…適量

作り方
1. にんじんは細切り、キャベツはざく切り、豚肉は３㎝幅に切る。



2. フライパンに油を熱し、にんじん、キャベツ、豚肉を中火で炒める。



3. 野菜がしんなりしてきたら、焼きそば麺を入れ、水（分量外）を適量加えてほぐし炒める。



4．全体に火が通ったら、焼きそばソースを加え、軽く炒めてできあがり。



作る前はにんじんの量に少々驚きますが、できあがってみると麺とよく絡み合って気になりません。



にんじんの甘みがソースの風味をよりまろやかにしてくれます。具だくさんで歯ごたえもよく、大満足の焼きそばになりました！



雨対策は溝堀り⁉

「とれたてのにんじんの甘みは格別」と話すのは、にんじんの大産地・千葉県富里市のにんじん農家、篠原政弘さん。



富里市でにんじん栽培が盛んな理由を尋ねると、「やっぱりここの土が、にんじん栽培に合っているんでしょうね」と教えてくれました。



富里市の土は水はけがよいのでにんじんを育てるのに最適。一方で、水はけのよさから、ある対策が欠かせないと言います。

それが、この畑の端に長く掘られた大きな溝。



「うちの畑は斜面になっているので、大雨が降ると下の方に水が溜まってしまうんです。そのため、水が溜まりやすい畑の端の部分には作物は植えずに、雨に備えて水を溜める溝を掘るんです」（篠原さん）



ショベルカーを使って掘られているこの溝は掘るのに半日かかるのだとか。

「先日は溝を掘った2日後に大雨が降って、この溝ギリギリまで雨水が溜まりました。掘っておいてよかったです」（篠原さん）

おいしいにんじんは、農家の苦労があってこそ。大事に味わいたいものですね！