2022.01.30

食べる

10分で完成の「味染み~ぶり大根」作ってみた!染み染みのワケは「え、スライサー⁉」【寒ぶりで呑む】

冷え込む日が増えてきて、冬本番という感じになってきましたね。寒さがこたえる夜には、ぶり大根で一杯なんてどうでしょう? たった10分で作れてしまうのに、しっかり大根に味が染みている料亭みたいな味わいのぶり大根を。コレ、NHKの料理番組『あてなよる』で紹介してたんですよ。短時間でも味染み染み~なワケは…大根の切り方にありました!

【画像を見る】10分で完成する!料亭風のぶり大根レシピとは?


たった10分で完成!味染み~な呑めるぶり大根

材料

【下準備】
ぶりは塩小さじ1/2をふって、冷蔵庫で一晩おいておく。

【材料】
ぶりの切り身…2切れ
小麦粉…適量
太白ゴマ油…小さじ2(番組で紹介していた太白ゴマ油がなかったのでゴマ油で代用しました)
だし…200ml
薄口しょうゆ…大さじ2
大根…100g(分量は明記されていなかったので筆者が決めました)
青ねぎ…適量
柚子の皮…適量

1.ひと晩寝かせたぶりの表面の水分をペーパータオルで拭き取り、小麦粉を薄くまぶす。

①

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2.フライパンにゴマ油を中火で熱し、ぶりの両面を焼きつける。

②

3.大根は、スライサーで太めの千切りにする。
そうです、スライサーで薄くスライスすることで、短時間でもやわらか~く、味染み染み~に仕上がるんです。大根は厚く切らなきゃダメだと誰が言った⁉ です。既成のぶり大根にとらわれてはいけません(笑)。

③

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4.鍋に大根を敷き詰め、その上に焼いたぶりをのせる。だし、薄口しょうゆを加え、フタをして中火で5~10分煮る。

④

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5.器に盛り付け、青ねぎ、柚子の皮をあしらったら完成!

完成

たった10分煮るだけでできちゃいました!
今まで作ってきたぶり大根とは味も見た目もまったく違います! 大根をスライスして作るぶり大根は初めてです。どんな味わいなのか、ドキドキです。ひとくち食べてみます。

一口

ぶりにも大根にも味がよく染み込んでいます! ぶりの臭みはまったくなく、やわらかく仕上がっています。作るのにかかった時間はいつもの半分以下なのに、数倍おいしいです。

日本酒

ここで日本酒登場です。やっぱり温かい和のあてにはお燗ですね。

でも番組では、日本酒に少し加水をしてやわらかい吞み口の燗酒にしていました。ふつうにお燗するだけだと、当たりが強く「お酒が料理に勝って」しまうとか。追い水をしてアルコール度数を下げることで、自己主張の強い燗酒を繊細な料理に合わせているのだと言います。

わたしもさっそくチャレンジ。ちなみに番組では富山県・氷見の純米酒を使っていました。料理に使ったぶりの産地と揃えたそうです。

呑んでみると…確かに軽やかです! ふつうにお燗すると「酒っ!」って感じでキツいんですが、これはガツンとこないです。ぶり大根に入っている柚子の爽やかな感じと、とてもよく合います。この“水割り”燗酒は、また試してみたいですね。

お酒のあてにぴったりな「呑めるぶり大根」、ぜひお試しくださいませ~。

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