めちゃくちゃ突然ではありますが、コオロギ食べたことありますか？ わたしは当然ありません。テレビ番組で芸人さんが体を張って、罰ゲームでいやいや食べているようなイメージしか湧きません。でも、あの無印良品からコオロギを使ったチョコレートバーが発売になったんですよ。いったい何事⁉ と商品をしげしげと眺め、意を決して買っちゃいました。ちなみにコオロギ“まんま”は出てきません、ご安心を。
【画像を見る】え？コオロギチョコ⁉無印から発売しているんです
無印良品のコオロギを使ったチョコレートバーはコレ！
【無印良品】コオロギチョコ 190円無印良品を訪れてみると、本当に店頭にありました。こちらがコオロギチョコです。商品パッケージを読んでみると、「コオロギパウダーを入れたチョコレートバー」だということ。コオロギそのまんまのフォルムではないみたいで、ひと安心です。
開封してみました。
ちょうど手のひらに乗るくらいのサイズ感のチョコレートバーが1本入っていました。クランチチョコのような見た目です。
匂いをかいでみると、オレンジの香りがします。原材料を見たら、オレンジ果汁パウダーが使われています。
一体どんな味がするのか、気になる反面ちょっとドキドキします。
意を決して食べてみると…
結構かためのチョコレートバーで、ボリボリとした食感です。
あれ？ コオロギっぽさは全くなくて、オレンジの香りが鼻から抜けた後、ほろ苦いチョコレートの味ときなこを感じました。これはコオロギが入っているとは絶対わかりません！ 虫嫌いでも大丈夫です～！
少～しパサつき感があったので、飲み物と合わせて食べるとばっちりです！ チョコだと考えてもらえばいいので、コーヒーやカフェオレは相性抜群でした。
ところで、なんでコオロギを使ったお菓子が発売されたのか、気になりませんか？
コオロギが地球を救う！？無印良品のホームページを見てみると、コオロギを使った商品を発売した理由に関して、興味深い内容が書かれていました。
やがて来るであろう世界の食糧危機への対策として、
昆虫食が注目を集めており、栄養価が高く環境への負荷も少ないことから、国連食糧農業機関（FAO）も推奨しているそう。その流れを受けて、地球にやさしい未来食として開発したそうです。
なぜ昆虫食が注目されているの？それは、昆虫が主な動物性たんぱく資源の家畜（牛・豚・鶏）と同じく、主要な栄養素を多く体内に含み、栄養素を効率よく摂取することができるから。そして、生育する際の環境負荷も、一般的な家畜と比べ圧倒的に少なく、環境負荷も軽減されると言われているからです。
昆虫食のなかでも、なぜコオロギなの？
省スペースで飼育が容易なこと。成長が早く、効率よく生産できることなどが理由だそう。また、雑食なのでエサの選択肢が広く残った食品を食べる等、食品廃棄の問題にも貢献する可能性があるということです。
昆虫食の概念が変わるかも！
昆虫食というと、抵抗を感じてしまいがちですが、今回チョコレートバーを食べてみて少し考え方が変わりました。味も特に問題なくおいしく食べられるし、からだにも環境にもいいなら、バランスよく食事に取り入れてもいいなあと思いました！ コオロギチョコの他にも、コオロギせんべいという商品がありました。わたしは知らなかったのですが、コオロギせんべいは昨年発売と同時に即完売した幻の商品なんだそう。コオロギせんべいが第一弾で、コオロギチョコは第二弾だったってわけですね。
これを機に一度食べてみてください！
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https://www.muji.com/jp/ja/feature/food/460936※記事中で登場した商品は、掲載当時の情報であるため、在庫状況、価格などが異なる場合があります。
