2022.05.21

食べる

【そら豆の意外な食べ方】「茹でる」はお馴染みでも「サヤごと焼き」「素揚げ」は未体験の旨さや~【家呑み用】

春から初夏にかけてが旬の「そら豆」。旬が短く、鮮度が落ちるのも早いため…わが家では、購入すると“すぐ食べる用”と“保存用”とに分けて調理しています。ところで、みなさんはどう調理して食べていますか?「さっと茹で派」が多いような気がしますが、他にも絶品で超おすすめの食べ方があるんです! 基本の下処理や保存法などもおさらいしつつ、紹介しますね~♪

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新鮮なそら豆の選び方

そら豆はサヤから出し空気に触れると、鮮度が落ちるため、サヤ付きのものを購入するのがおすすめ。
選ぶ際は、サヤが鮮やかな緑色でツヤがあり、ふっくらとしているものを!



サヤ付きのものが手に入らない場合は、豆がふっくらとしていて、乾燥していないものを選んで下さい。

わが家流!そら豆の味わい方4選

・サヤごと焼く
・薄皮アリで揚げる
・薄皮アリで茹でる
・薄皮を剥いて冷凍

それぞれを詳しく、紹介しますね!

サヤごと焼けばラク!冷凍もできる!

サヤごと焼いたそら豆は、シンプルながらも、そら豆の風味を存分に味わえます。



ヘタをキッチンバサミで、ジョキッと切り…



魚焼きグリルや、トースターで、焼き目がつくまで焼くのみ!



お好みで塩をつけて。そら豆の旨味がギュッと詰まっているので、何もつけなくてもおいしいですよ~。

皮を剥く手間が省けるうえ、そのまま食卓に出せるのもうれしいポイント。
サヤごと焼くことで蒸し焼き状態となり、旨味が凝縮され、栄養が流れ出ないなど、メリットだらけ~。

焼いたそら豆には、シュワッとビールが合います!



サヤ付きのそら豆は、ヘタを切り、冷凍可能なポリ袋に入れ、中の空気を抜いて口を閉めて、冷凍保存しておくと、1か月ほど日持ちします。



食べる時は、凍ったまま、魚焼きグリルやトースターに入れて、焼き目がつくまで焼けばOK。
冷凍しておけば、旬を過ぎても食べたい時に食べられますよ~。

薄皮ごと揚げれば…カリッとスナック菓子風に

そら豆は、油で揚げたのもおいしい~。薄皮のカリッと食感がクセになりますよ!



サヤから豆を取り出す方法は、いろいろありますが…
わたしは、両端を持ってバキッと折ってからさやを開いて、中の豆を取り出しています。



この剥き方、早く剝けるのと、バキッと折る時の音に爽快感を感じて…ストレス解消にもなります(笑)



薄皮ごと揚げる際は、破裂防止のために切れ目を入れるのがコツ!
割れ目(黒い筋がある)側に、垂直に切れ目を入れると、揚げる時に、薄皮と実を分けやすくなりますよ~。



鍋にそら豆が浸るほどの量の油を入れ熱し、160℃ほど(菜箸を入れると、細かい泡が出る状態)になったら、そら豆を入れます。



実の部分に火が通り、揚げる音が、ジュワジュワからジリジリに変わったら…
豆を揺らして、実と薄皮とに分け…



先に、実の部分だけ揚げ油から引きあげて、薄皮はもうしばらく揚げ続けます。
このひと手間で、実はホックリ、薄皮はカリッとした仕上がりに!



わが子たちは、焼いたものより、揚げたものがお気に入り!
薄皮のカリッと食感がスナック菓子のようで、「コレ、止まらない~」と、あっという間に完食してしまいます。

捨ててしまいがちな薄皮ですが、実は、食物繊維が豊富!

そのまま食べてもおいしいですが、お好みで塩や、鶏がらスープの素(顆粒)をまぶすのもオススメです!



揚げたそら豆には、芋焼酎がよく合いますね~。



茹でそら豆は、アレンジしやすい

そら豆は、茹でることで、特有の風味が軽減されるので…
焼いたり揚げたりするよりも、苦手な人でも食べやすくなります!

茹でる時は、割れ目(黒い筋のある)側とは反対側に、平行に切れ目を!



食べる時にツルッと薄皮から取り出すことができますよ~。

茹で方は、鍋に水(500ml)を入れ、沸騰したら、塩(小さじ1/2)を加えて…



そら豆を入れ、茹でます。



わたしは、2分ほど茹でた固めのものが好きですが、茹で加減は、お好みで! 茹で上がったら、湯を切って器へ~。



切れ目を入れてあるので、指で押し出すとニュルッと、実が出てきますよ~。



茹でたそら豆は、茹でたてもおいしいですが、3日ほど冷蔵庫で日持ちするので…
まとめて茹でて冷蔵保存しておけば、小腹が空いた時にパクッとつまむこともできます。

そのまま食べてもおいしいですが、薄皮を剥いて、ポテトサラダや白和えの具材にするのもオススメ!

また、実の部分だけ取り出してポリ袋などに入れて潰して、そら豆の重量の20%ほどの砂糖を加えて、そら豆餡にするのも◎。
丸めたご飯にのせれば、緑が鮮やかな「おはぎ」に。



薄皮を剥いて冷凍で…保存も調理もラク!

薄皮を剥いて冷凍しておくと、かさばらないので保存もしやすい。



薄皮を剥くのは面倒ですが…
茹でる時と同じく、割れ目(黒い筋のある)側とは反対側に、平行に切れ目を入れておくと、剥きやすいですよ~。



薄皮を剥いて冷凍しておけば、そのままサッと調理に使えるのがうれしい!
ベーコンや茹でたじゃがいもとソテーしてもおいしいし…

パスタにするのも、オススメ! 鍋一つで、パパッと作れちゃいますよ~。



スパゲティ(100g)を表示通りの茹で時間で茹でる際に、茹で上がる1分前に、凍ったままのそら豆(一つかみ分ほど)を入れ…



器に、塩昆布(大さじ1)をキッチンバサミで細かく刻んでおき…



茹で上がったパスタとそら豆を、湯を切って器に入れ、白だし(小さじ1)、オリーブ油(大さじ1)、粉チーズ(大さじ1)で和えれば、完成!

 

これは…呑んだシメに食べたい一品(笑)

マカロ二で作れば、お弁当のスキマ埋めにも大活躍です!



わが家流のそら豆の食べ方、いかがでしょう?

スーパーや農産物直売所で、食べたい時に数本ずつ購入するのもいいですが、最近では、ネット通販などを利用して、農家直送の新鮮なものをまとめ買いすることもできます。

そら豆のおいしい今、いろいろな調理法で、たっぷりと旬を味わって下さい~。 

以下、動画にもまとめてあります。サヤから豆を取り出す方法や、薄皮の剥き方など、参考になれば幸いです!
https://www.youtube.com/watch?v=-jGFqbj6HJI

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