2022.08.20

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【熱中症対策グッズ】手のひら冷やせば熱中症は予防できる!『アイスバッテリーfresh』がスゴい使える!

今年は酷い暑さが続いていますよね~。みなさん、熱中症対策はどうされていますか? 最近よく見聞きするのが、手のひら冷却というメソッド。手のひらを冷やすことで、体の深部から体温を下げることができ、熱中症のリスクをグンと下げてくれるのだといいます。そのメソッドを最大限に活かすアイテムが発売されています。ここでは、手のひら冷却についての詳細と、この『アイスバッテリーfresh』について解説しますね!

最新ハンディファンは「冷却プレート」付き!直接肌を冷やせるので“手のひら”をクールダウンせよ!←なぜ⁉


【熱中症とは】


出典先:AC

まずは熱中症について調べてみました。

『人間の体には、体温を調節する機能があります。体温が上がると、熱を逃がすために血管が拡張して皮膚に多くの血液が流れ込み汗をかきます。こうすることで体温を下げるのです。

しかし、暑い環境に長時間いると体温調節ができなくなってしまい、体内に熱がこもって体温が上昇します。
また、過剰な発汗は体内の水分と塩分を失わせ、ミネラルバランスを崩す原因ともなります。

これらは身体にさまざまな影響を与え、めまい、筋肉のけいれん、吐き気、頭痛などの症状として現れます。熱中症は屋外だけでなく、風通しの悪い密閉された空間でも発生する可能性があります。寝室、浴室、トイレ、洗面所などで発生することがあるのです。

熱中症は自分で気づかないうちになっていることが多く、なのでこまめに水分補給をしたり、汗をかきやすい時は塩飴を食べるなどの対策が必要です』

わたしも暑いなか長時間外を歩いて、軽いめまいと頭痛の経験があります。あれが熱中症だったのかな、と。今年の夏は例年以上に暑いので、特に注意が必要ですよね。

でも、そんな熱中症への対策として新しいメソッドが提案されているんですよ!

【手のひら冷却】


出典先:AC

タイトルの通り、手のひらを冷やすだけで熱中症対策になるのです。
わきや太ももの付け根などを冷やすのは聞いたことがありますが、手のひらを冷やすのは初めて聞きました。

方法は簡単で、保冷剤を手で握る。
これだけで体温が下がってくれるそうなんです!

どうして手のひらを冷やすと体温が下がるの?

体温調節の仕組みに詳しい、神戸女子大学の平田耕造名誉教授は、
「両手のひらは、面積が体全体の5%しかないが、AVA=動静脈吻合(どうじょうみゃくふんごう)という、体温調整の役割を担う血管があり、そこに熱い血液を流して、手のひらから熱を逃がしている。空気中に手のひらをさらしているだけでも熱は逃げていくが、冷たいものと接触させることで、体温を早く下げやすくする効果がある」と話しています。

平田名誉教授によると、普段AVAは閉じていますが、体温が上昇するとAVAは開き、同時に大量の血液が手のひら(と足の裏)に送り込まれるそうです。その血液量は、毛細血管を流れる血液の1万倍にもなるのだとか。

大量の血液が手のひら(と足の裏)に送り込まれることで体内の熱を放出して、冷めた血液を全身に循環させ体温を下げるというのがこの仕組みです。

手のひら冷却は、体温が上がってAVAが開いている状態で、手のひらを積極的に冷却することにより、効果的に血液の温度を下げるというものです。これで、体内に熱がこもって上昇した深部体温を下げることができます。

手のひらは、体内のラジエーターの役割を担っているようなものなんですね。

なるほど! 保冷剤などで手のひらを冷やして、冷やした血液が全身を駆け巡ることで体温が下がると! 理にかなっていますよね~。しかも、とっても簡単にできるのもいいですね。良い方法を知りました。


【冷やしすぎには注意】


出典先:AC


手のひらを冷やす際は、氷など10℃を下回る冷たすぎるものではなく、15℃程度のものを使うといいそうです。

AVAを冷やしすぎてしまうと、たくさんの血液を流すために拡張していた血管が、逆に収縮してしまうことがあるので、そうなってしまうと熱を発散しにくくなるといいます。

平田名誉教授は「水道水を洗面器などにためて、そこに手や足を入れるだけで、十分、効果的に体温を下げることができる」と話していました。

保冷剤よりも、冷えたペットボトルが15℃程度に近く最適な温度だそうで、発汗量を抑えることができ効果的みたいですよ。



【手のひら冷却のためのアイテム「アイスバッテリーfresh」がすごい!】

そんな手のひら冷却のためのアイテムを、「まつうら工業」が世界で初めて開発しました。それが「体感15℃程度を長時間持続する手のひら冷却専用アイシング『アイスバッテリーfresh』」です。


出典先:NHK

手のひら冷却に最適とされる体感15℃の冷たさを、1時間から2時間ほど保ってくれる特殊な保冷剤だといいます。

京都市右京区にある京都先端科学大学の野球部では、練習中の熱中症対策としてこの保冷剤を活用しています。


出典先:NHK

練習を始める前に保冷剤を握って手のひらを冷やし、その後、休憩のたびにこまめに手のひらを冷やすのです。野球部の部員は「涼しい状態で楽に運動ができました」と話していました。

練習することで野球がうまくなるといっても、根性論だけではナンセンス! 科学をうまく取り入れて、それが“手のひらを冷却する”という簡単なことで理にかなっていて、適正なタイミングで行うだけでパフォーマンスが上がる…! すべてのスポーツをする人たちに、広く浸透するといいなと思いました。

もちろん『アイスバッテリーfresh』は、スポーツの時だけじゃなく「朝・昼・晩・寝る時も、こまめに身体を冷やす習慣」としていろんな場面で使って欲しいと、開発したまつうら工業アイスバッテリー事業部はアピール。熱中症対策に効果的なアイテムとして大きな期待を寄せています。

ちなみに寝るときに使うと、睡眠の質に良い影響を与えてくれるそうですよ〜! さっそく試してみなくっちゃ♪

熱中症は寝てる時にもなるっていいますもんね。ご年配の方は、特に気をつけて欲しいから、おじいちゃんやおばあちゃんにプレゼントするのもいいかもしれませんね♪


出典先:PR TIMES

まつうら工業アイスバッテリー事業部は小さな組織ですが、この『アイスバッテリーfresh』の普及を通じて「子供たちの熱中症ゼロ化・競技パフォーマンスアップ」を応援しているそうです。

ぜひ皆さんも「手のひら冷却」を試してみてはいかがですか♪

【アイスバッテリーfresh】
・値段:2500円
・冷却目安時間:-18℃以下で10時間以上
・体感温度:15度前後 (表面20℃、裏面10℃)
・保冷時間目安:1~2時間(外気温35℃を想定。)
・サイズ:155mm×105mm×18mm
・外装素材:ポリウレタン
・内装:保冷剤 容器 ポリエチレン、ミナマット断熱材
・内容成分:水、塩化ナトリウム、ゲル化剤
・質量:180g

※記事中で登場した商品は、掲載当時の情報であるため、在庫状況、価格などが異なる場合があります。

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