暑い日が続いて夏バテ気味の筆者です。こんな時、冷たい麺はスルスルとのどを通るのでありがたいですよね。先日、警視庁警備部災害対策課のツイートで「水でカップ麺を作ったら食欲がなくなりそうな時でも口にできた」という投稿を見つけました。カップ麺は水でも作れるそうですね。果たしておいしいのでしょうか?真夏の今だから作ってみますか!【緊急事態の裏ワザ】もしライフラインが止まったら…火が使えないので「カップ麺を水で戻して」食べてみた警視庁警備部災害対策課「水カップ麺」のTwitterはこちら
災害現場など過酷な状況で働いている災害対策課の方のコメント。リアリティがありますね。
酷暑の環境下では「水カップ麺」の冷たさが体に染みわたるのでしょうね。
コメント欄にも「暑い中本当にお疲れ様です」など労いの言葉がたくさん。また、実際に試してみた方からは「カップしょうゆラーメンに酢を入れるとさらに食べやすく」といった声が届いていました。
「水カップ麺」を3つの味で試してみた!【その1 「チキンラーメン」】日清食品「ミニチキンラーメン 」 138円水で作るカップ麺をインターネットで検索したところ「チキンラーメン」で作るとおいしいという意見を多く見かけたので、まずはこれで試してみましょう。
用意したのはミニサイズのチキンラーメン。通常サイズは麺の量が80gですがミニサイズは36g。内容量は異なりますが、熱湯を注いで3分待つのは同じです。
お湯の目安量は200mlなので水を200ml注ぎます。フリーズドライの卵もふんわりするのでしょうか?15分放置してみます。
15分経ちました。麺が水をすって少しふっくらとしているように見えます。卵は形を保ったままですね。
箸でほぐすとこんな感じです。スープの香りもほんのりとしています♪
食べてみるとびっくり!お湯で作るよりも麺がやわらかくなり過ぎず、ちょうどよい固さ!フリーズドライの卵は形こそ保っていましたが、箸でほぐすと麺にすぐに絡まるほどやわらかくなっていました。
湯気がない分スープの香りは控えめですが、味はお湯で作ったものと変わりません。想像をはるかに超えて、おいしい!夏は水でつくるべき!と「チキンラーメン」の場合は断言できるほどのおいしさでした♪
【その2 「カップヌードル カレー」】日清食品「ミニカップヌードル カレー」 138円次はカップ麺の定番味のひとつ、「カレー」でトライ!「チキンラーメン」は水で戻したので、おいしさを追求してちょっとアレンジ。麺は水で、スープは牛乳で溶かしてみましょう。
用意したのはミニサイズの「カップヌードル カレー」。通常サイズは麺の量が60gですがミニサイズは30g。内容量は異なりますが、こちらもやはり熱湯を注いで3分待つのは同じです。
カレー風味のスープはよけて大さじ2杯の牛乳で溶かしてみます。
お湯の目安量は160mlなので水を160ml注ぎます。「チキンラーメン」同様に15分放置します。
15分経ちました。麺をほぐしてみると「チキンラーメン」の時よりもほぐれにくい感じがします。「カップヌードル」は麺自体の作りが違うのか、カップが縦長形状だからなのかはわかりませんが、水分が浸透しにくいようです。
スープの粉を完全に取り出せなかったので、カレーの香りが結構します。
牛乳で溶かしたカレースープを入れると一気に濃厚!
こちらも麺はほんの少し固めかなと思う程度で、支障はまったくないレベル。カレー味は十分濃厚です。牛乳の風味はあまりわかりませんでしたが、水だけで作るよりも少しはマイルドになっているはずです。麺もスープも熱くないので、スルスルと食べられちゃいます。しっかり味がお好きな方におすすめです。
具材の四角いポテトにほんの少しだけサクサク感が残っていて(まだ乾燥してる?)、でもそれがおいしかったです!
【その3 「カップヌードル チリトマトヌードル」】
日清食品「カップヌードル チリトマトヌードル 」 231円最後は夏と言えばトマトがおいしいので「チリトマトヌードル」を選んでみました。こちらは通常サイズです。
お湯の目安量は310mlなので、水を310ml注ぎます。
15分経ちました。具がふっくらとしていますね。
麺をほぐすとこんな感じ。ミニサイズよりも量が多いのでややほぐれにくい感じがしました。
食べてみると、食べられないことはありませんがごわごわと固い印象。あと3分置いてみます。
3分後に食べてみるとミニサイズと同じようにほどよい食感になりました。通常サイズの場合は18分放置するのがよさそうです。
「チリトマト」自体は初めて食べましたが、ピリ辛なんですね…。筆者、辛い物が苦手なので選択ミスを痛恨(これは個人的な味の好みなので、ピリ辛味がお好きな方にはおいしいはず!)。ミニトマトをトッピングして辛さを和らげました。
こちらも水で作っても、問題なくおいしく食べられる味わいでした。
結果、カップ麺は水で作ってもおいしい!
今回、3つの味で試してみましたが、水を入れて15~18分置いておけば麺はしっかりと戻り、スープもお湯で作った時と同じような味わいになりました。特に気に入ったのが、湯気がない分スープの香りが控えめに感じられたことです。それゆえスープをお湯で溶かした場合と比較すると、水の方があっさりとした味わいに感じました。
夏は体に熱がこもるので、むしろ「水カップ麺」の方がスルスルと食べられてアリ!だと筆者は感じました。水で作るカップ麺は防災食のように思われていますが、いやいや、おいしさを追求した場合でも「水カップ麺」は大アリ!と声を大にして言いたいです。簡単に試せるので、ぜひ一度お試しくださいね。
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