ちょっと聞いたことない料理ですよねぇ、「牛乳を揚げる」って。その名も「ミルク揚げ餅」っていいます。ウケ狙いの思いつき料理かと思いきや…なんと伝統的なスペインの郷土菓子なんですって。ざっくり言うと、コーンスターチでミルクを冷やし固めて揚げ焼きにするのだとか。へーっ、やっぱり牛乳を揚げるんだ!仕上げにシナモンシュガーをたっぷり振っていただくそうで…あ、これ絶対おいしいやつ~♪【牛乳大量廃棄】1Lパック丸ごと消費できちゃう♪ピンチを救う「牛乳豆腐」に挑戦!ミルキー&クリーミー♡スペインの郷土おやつ♡「ミルク揚げ餅」作ってみた!この「ミルク揚げ餅」を紹介していたのは、STV札幌テレビの人気情報番組『どさんこワイド 179』。「ひんやり!プルプル!超簡単!牛乳夏アレンジ」という特集でレシピが披露されていました。
「ミルク揚げ餅」はスペインの郷土料理で、一時はSNSでも話題となったようです。番組で試食したアナウンサーたちは、そのお味を絶賛!「ちょっとミルクのフレンチトーストのような…」なんて声もあり、ますます期待が高まります。さあ、スペインのお菓子を再現してみましょう。
【材料】牛乳…600ml
レモンの皮(国産)…適量
シナモン(スティック)…2本
砂糖…40g
コーンスターチ…60g
小麦粉…適量
溶き卵…適量
サラダ油…適量
シナモンシュガー…適量
1.鍋に牛乳600mlのうち、450mlを入れて弱火で加熱する。
2.1にシナモンスティックを入れる。
3.レモンの皮もそのまま投入!
爽やかな香りがしてきましたよ♪
4.砂糖を加えて弱火で5分煮たら、シナモンスティックとレモンの皮を取り出す。
5.ボウルに、残しておいた牛乳150mlを入れてコーンスターチを溶かす。
6.5を鍋の中へ投入~ ♪
とろみがつくまで弱火でよくかき混ぜながら加熱します。
7.とろみがついたら別の容器に入れて、冷蔵庫で冷やし固める。
1時間後、冷蔵庫から取り出すと「キレイなお餅」になっていました。
8.お好みの大きさに切り分けます。
9.小麦粉をつける。
10.溶き卵をつける。
しっかりとつけてくださいね。
11.多めの油で焼く。
ミルク餅がやわらかいので、崩れないように気をつけて♡
12.両面に焼き目が付いたら、皿などに取り出し、シナモンシュガーを振りかける。
シナモンシュガーは市販のものでいいですが、手に入らないときはシナモンパウダーとグラニュー糖を同量混ぜればOKです。グラニュー糖はお好みで調整してくださいね。
完成しました。シナモンの魅惑の香りがフワ~ッ♡
今回は、コーンスターチが少々足りなかったのでしょうか?
固まり方が弱く、取り扱いに苦労しました…が、その分ミルク餅は「とろとろ&ふわふわ」を堪能できましたよ!
手に持つと「ぶるんぶるん」と揺れるくらいトロトロです。口に入れるとフワッと、とろけます。
シナモンにレモンの香りが爽やかで、いくつでもペロッと食べられそう!
また、牛乳の濃厚さとシナモンの香りも相性抜群。お互いを引き立てあっていて、とてもおいしく仕上がりました。
シナモンシュガーも甘すぎずなのがいい感じ ♪ これは紅茶とともに楽しみたいですね。
「ミルク揚げ餅」に抹茶やきなこをかけてみたら…!?さて、シナモンシュガーで食べていたら、キッチンの棚に抹茶ときなこがあることを思い出しました。
ということでさっそく、「ミルク揚げ餅」にかけてみることに!
【材料】抹茶…適量
グラニュー糖…適量(なくても可)
抹茶に少し、グラニュー糖を加えました。
ミルク餅に抹茶を振りかけます。
「ミルク揚げ餅」のやさしい甘さと、抹茶のほろ苦さが重なり合って口の中に広がります。
抹茶好きにはたまらない一品が出来ました。
もうひとつの味、きなこです。
【材料】きなこ…適量
砂糖…適量
きなこと合わせるなら、グラニュー糖よりしっとりしている砂糖(今回は粗糖を使用しましたが上白糖や三温糖でもOK)をおすすめします。
甘さ加減は、お好みで調整してくださいね。
きなこをかけると、見た目も味も「伸びないお餅」です。
和風のきなこにミルクの風味が広がり、とてもおいしかったです。
「ミルク揚げ餅」は、小さなお子さんには喉に詰まる心配もないし、牛乳たっぷりで栄養も満点!おすすめのデザートになりました。
3種類作ってみましたが、どれもおいしく食べることが出来ましたよ。
今回は、抹茶ときなこをかけた「ミルク揚げ餅」にもシナモンスティックとレモンを入れましたが、シナモンが苦手な方には、シナモンスティックなしで作ったら食べやすくなるのでお試しください。
お子さんから年配の方まで好まれるお菓子だと思うので、ぜひ家族全員でお好みの味を探して作ってみてくださいね。
喜ばれること請け合いです ♪