こんにちは♪ お菓子教室 K’s Kitchen を主催している加藤奈桜子です。突然ですが、生クリームやチーズ、牛乳などの乳製品が微妙な量ずつ余ってませんか? そんなときはわたしが考案した「白いおまとめスイーツ」にするのがおすすめ。乳製品をいろいろ集めて300gになればOK。食品ロスを解決できる上、混ぜて冷やし固めれば、ミルクプリンのようなパンナコッタのような…魅惑のスイーツに♡【小麦粉いらず】え、生米が和風「蒸しマフィン」に変身!?かるかんのような新食感&まろ~い味【リト史織さん考案】お菓子を作ると、生クリームやチーズなど、いろんな乳製品が"ちょっとずつ"残りがち。量が中途半端で、残りをどう使おうか悩んでいたんですが、ひらめいたのが「白いおまとめスイーツ」です。
「おまとめ」するのは、乳製品ならほぼOK! 牛乳や生クリーム、プレーンヨーグルト、クリームチーズ、マスカルポーネチーズはもちろん…豆乳やアーモンドミルク、オーツミルクなどの乳製品以外も、白っぽかったらだいたいイケちゃいます♪
乳製品の混ぜ具合で味が変わる!?「白いおまとめスイーツ」最初にやることは、冷蔵庫に残っている乳製品をチェックすること。さっそく、うちの冷蔵庫を探してみたら、今回はクリームチーズ58g、生クリーム64g、ヨーグルト32g、牛乳147gを発見しました! 合わせてバッチリ300gです。
材料(マフィンカップ5個分)乳製品いろいろ合わせて…計300g
砂糖…30g
板ゼラチン…4g
ビスケット(丸形)…5枚(東ハトの「ハーベスト」や森永製菓「マリー」など。型より一回り大きいものが良い)
道具ボウル、泡立て器、耐熱容器、シリコンヘラ、型、はかり(※0.1g単位で測れるものがおすすめ)
下準備1.材料を計量する。
合わせて300gになればOKです。使う用途が限られる乳製品(クリームチーズや生クリームなど)を先に計り、牛乳などで調整するといいでしょう。
2.ゼラチンをふやかしておく。
今回は板ゼラチンを使用しました。板ゼラチンを使う場合は冷水(夏は氷水)に入れてふやかします。使うときには水気をよく絞ってから入れましょう。
粉ゼラチンの場合は、水大さじ1(分量外)に粉ゼラチンをふり入れます。粉ゼラチンは、必ず水の上からふり入れること。ゼラチンの上に水を入れてしまうとうまくふやかすことができず、ダマの原因になります。
3.型を用意する。
マフィン型、セルクルの片側にラップを張ってゴムで留めたものでもOK。型抜きしないならココットやグラスでもいいですね。
作り方1.ボウルに乳製品を入れてよく混ぜる。
クリームチーズを入れる場合は、先にクリームチーズを柔らかくなるまで混ぜてから、他のものを少しずつ加えて溶きのばすようにするとムラなく混ざりますよ。
2.砂糖を加えてよく混ぜ合わせる。
3.生地の1/3くらいを耐熱容器に分け入れて、600Wのレンジで30秒ほど加熱する。
4.3の温まった生地にゼラチンを入れ、溶けるまでよく混ぜる。
ゼラチンを溶かす液の温度は50〜60℃がおすすめです。高温過ぎると固まる力が弱まり、ゼラチン特有の匂いも出てしまいます。
5.4を、2/3残した元の生地にこしながら戻し入れて、よく混ぜ合わせる。
6.型に流し入れ、冷蔵庫で2時間以上冷やし固める。
7.ビスケットの上に型をひっくり返して乗せ、型の周りを少し温める。
型の周りを温めるにはドライヤーが便利です。
8.型をそっと外し、もう一度冷蔵庫で冷やしたら出来上がり。
乳製品の配合具合によって、味わいが変わる楽しいデザートです♡
おすすめの組み合わせは、「牛乳」+「生クリーム」ですね。牛乳が多めだとミルクプリン、生クリームが多めだとパンナコッタのような仕上がりになります。
「牛乳」+「ヨーグルト」もおすすめ!酸味のあるデザートに仕上がるので、同じく酸味のある爽やかなソースがぴったり合います。
「チーズ系」+「生クリーム」(もしくは牛乳)、これも濃厚でおいしい!クリームチーズやマスカルポーネなど、チーズが多めのデザートはとてもコクが出て、どんなソースとも相性が良くなります。
出来上がったら、フルーツソースや季節のフルーツ、ハーブ、ホイップクリームなどでかわいくアレンジしていきましょう♪