2022.10.09

食べる

【調理の裏ワザ】卵を“殻をこぼさず割る”方法!「え、すりこぎで⁉」…クモの巣状にヒビを入れるのが正解

筆者は料理やお菓子作りに卵をよく使っています。ボウルの縁などにぶつけて割ると、小さな殻が入ってしまって取り除くのが…プチストレス!こんなシーン、結構あるんですよね。“日本卵業協会”によると、卵をきれいに割るには“少し丸みを帯びた物”に当てるのがよいと言います。そこで推していたのが「すりこぎ」です。へぇ~、すりこぎが…!それなら、さっそく割ってみましょう!

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日本卵業協会が推奨、“丸みを帯びたもの”に当てると殻がきれいに割れる



3月21日放送のCBCテレビ情報番組『チャント!』で、卵のきれいな割り方を紹介していました。

番組では、日本卵業協会の方が、少し丸みを帯びた物に卵をゴツンと当てると“クモの巣のような放射線状”にヒビが入り、手で押し広げるときれいに割れると伝えていました。卵を少量割る時はすりこぎやビンで、たくさん割る時は卵同士をぶつけるのがおすすめだそうです。

卵は角に当てて割ると殻が細かく割れ、割った時に殻が入ってしまうことがあるそうです。ボウルのふちで卵を割るのが当たり前だと思っていましたが、違ったようです!

“少し丸みを帯びたもの”の代表、すりこぎを使って卵を割ってみた!



日本卵業協会の方がおすすめしていたすりこぎを使って卵を割ってみましょう。



卵のカーブした部分をすりこぎにゴツンと当てると、小さな円状にへこんで、くもの巣のようなヒビが入りました。



割ってみるとパカッと開き、小さな殻は入りませんでした。



割った殻がこちら。少しいびつですが、割れ口は円に近い状態でふたつに割れています。

“平面”の代表、まな板で卵を割ってみた!

日本卵業協会の方は、まな板や調理台などの平面で割ることもおすすめしていました。試してみましょう。



すりこぎをキッチンに常備していない方や調理中に手っ取り早く卵を割るなら、まな板の方が便利かもしれませんね。



卵のカーブした部分をまな板にゴツンとぶつけると、一直線上にヒビが入りました。勢いがあったためか白身が少しこぼれています。



割ってみると、こちらも殻は入らずに割れました。



割った殻を見てみると円状に2つに割れましたが、指を入れた時のヒビが新たに発生。この部分の殻が割った時に卵の中に入る可能性がありそうですね。

“とがった部分”の代表、ボウルのふちで卵を割ってみた!

卵を割る時の定番と言えばボウルのふちではないでしょうか。しかし、とがった部分に卵をぶつけると細かい殻が入りがちなのだそうです。



卵を割る時はボウルのふちに当てることが多いですよね。割ってみましょう。



卵のカーブした部分をボウルのふちのとがった部分にゴツンと当てると、殻の一部がめり込み、一直線状にもヒビが入りました。



割ってみると卵の殻は入りませんでしたが、殻が入らないようにとかなり慎重になりました。



割った殻がこちらです。すりこぎとまな板に比べると、殻の割れ口が一番ギザギザになっています。どの部分からも細かい殻が落ちる可能性が高そうですね。

結果、“少し丸みを帯びたもの”なら殻が入る可能性が低い  
  
すりこぎ、まな板、ボウルのふちでそれぞれ卵を割ってみて、ヒビの入り方や殻の割れ口に違いがあることがわかりました。筆者は料理好きで卵を割り慣れているため、3通りで割ってみても殻が入りませんでしたが、殻が入る可能性に違いがありそうだと感じました。

日本卵業協会の方が『チャント!』で紹介していたように、きれいに卵を割るためには、“クモの巣のような放射線状”に卵の殻にヒビを入れることが重要。すりこぎでそのようなヒビが入ったので、実証できたと思います。

みなさんもぜひ、少し丸みを帯びているすりこぎや瓶、卵同士をぶつけてきれいに卵を割ってみてくださいね。

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