この時期、寒さで冷えきった体をじんわり温めてくれるのは「おみそ汁」。今日は夕げにいただきたい、しっかり食べごたえのありそうなおみそ汁を作ります。なんと、たこ焼きのみそ汁です。豆乳も投入で、クリーミィな一杯に仕立てます。なんでも「洋風の明石焼き」みたいになるんですって！洋風？明石焼き？まったくもって謎なんですけど～（笑）。【定番じゃない具材】「厚切りベーコン」と「ゆずごしょう」の味噌汁作ってみた！コクがあって爽やかピリリ♡人気の料理研究家考案の…たこ焼きのおみそ汁!?今回作るおみそ汁は、TBS系『サタデープラス』で、料理研究家の稲垣飛鳥さんが紹介していた「洋風明石焼きみそ汁」。凡人なら、おみそ汁にしようとは想像だにしない、冷凍のたこ焼きを具にして、さらに豆乳を加えるという変わり種です。
あっ、でも、おみそも大豆からできているし、豆乳も大豆。そう考えると相性はよさそう。問題は冷凍たこ焼きよね…。
さて、どんなおみそ汁になるのか、作ってみましょう。
「洋風明石焼きみそ汁」の材料と作り方
【材料】2人分冷凍たこ焼き…4個
豆乳…300ml
みそ（だし入り）…大さじ2 ※種類の指定がなかったので、合わせみそを使いました。
今回、わたしのお昼ご飯用ということで、分量を半分にして作ることに。また、火加減や加熱時間は特に言っていなかったので、自己流で作ります。
【作り方】1. 冷凍たこ焼きを電子レンジで解凍します。解凍方法や解凍時間は各商品に従いましょう。
2. 鍋に豆乳を入れ、弱火で温めます。
ここで唯一のポイント！豆乳は沸騰させると分離してしまうので、沸騰させないようにします。
3. いったん火を止め、
2にみそを溶き入れたら、煮立たせないように注意して弱火にかけます。みそ汁を煮立たせるとみその香りや風味が落ちると聞くので、煮えばな（沸騰する直前）で火を止めることに。
みそを溶き入れると、カフェオレのような色になりました！
4. 1をお椀に入れ、
3を注げば出来上がり。青みが欲しいので、青ねぎ（分量外）の小口切りをたっぷりかけました。調理時間は約4分。あっという間に出来ました！簡単～♪
おみそのいい香り♪ では、いただきます！
まずはスープ。
あらあら、おいしくてびっくり!!! 豆乳とみそがこんなに合うなんて！おいしい！とってもまろやかで、辛くない担々麺のスープみたい。ゴマだれのようなコクと甘みも感じます。すごい！すごい！
豆乳だからなのか、スープにとろみがついています。
では、たこ焼きを豆乳みそスープにしっかり浸して、いただきます！
おお～、おいしい！番組で言っていたように、“洋風明石焼き”かは疑問ですが、たこ焼きと、豆乳みそスープ、めちゃめちゃ合います！
今回使った冷凍たこ焼きは、イオンのプライベートブランド・トップバリュの商品。かつお節と昆布エキスが入っているようなので、豆乳みそスープと一緒に食べると、味わい深さが増します。
そして、たこ焼きを噛むと出てくる、タコと紅しょうがもいい仕事するんです！タコのうま味と食感、紅しょうがの爽やかな辛みがもう一段、おいしさをアップさせてくれます。
彩りとしてたっぷり青ねぎを入れたのも大正解。シャキシャキした食感とねぎの辛みが、まろやかな豆乳みそスープのいいアクセントに。全体の味をまとめ、引き締めてくれます。
今回、この「洋風明石焼きみそ汁」を作ってみて、豆乳とみその相性のよさに驚きました。稲垣さんは豚汁に豆乳を入れてもおいしいと言っていたので、今度やってみようと思います。
たこ焼きを3～4個入れれば、朝ごはんやお昼ごはんにもよさそうです。まろやかな豆乳みそスープがたまらない「洋風明石焼きみそ汁」、作ってみてくださいね。
