10月28日放送の『きょうの料理 タサン志麻の小さな台所』は、記念日ご飯にぴったりなメニューが紹介されていました。中でも「さつまいものポタージュ」は、小さな子どもからご年配の方までみんながおいしく食べられるスープとして、タサン志麻さんがおすすめしていたもの。甘くてとろ～っとした温かいスープは、普段の日にも作りたいですよね。さっそくコトコト煮込んでみましょう♪【さつまいも×魚】おやつ感覚のおかず⁉バター醤油が香ばしい「シーチキンとさつまいも炒め」作ってみたタサン志麻さん流の「さつまいものポタージュ」を作ってみた！
【材料】（3～4人分）玉ねぎ…1個
さつまいも…1～2本 ※今回は約200gのさつまいもを1本使用
バター…20g
水…600ml
コンソメ（固形）…1個
牛乳…200～300ml ※今回は200mlを使用
塩…適量
粗びき黒こしょう…適宜
1．玉ねぎは繊維に沿って薄切りに、さつまいもは皮を剥いてひと口サイズに切り、さっと水洗いして水気を切ります。
さつまいもは火の通りをよくするため、小さめのひと口サイズに切りました。
2．鍋にバター、玉ねぎ、塩ひとつまみを入れて強火で加熱し、パチパチと音がしてきたら弱火にして、しんなりとするまで炒めます。
玉ねぎは弱火で10分ほど炒めると、しんなりとしました。
3．さつまいもを加えて全体を混ぜ、水を注いで強火にし、沸騰したらアクを取ります。
強火で加熱するのですぐに沸騰しました。アクは最初に丁寧にすくっておくと、後から出なくなりますよ。
4．コンソメを加え、弱火で30分ほど煮ます。
スープが蒸発してさつまいもが見えてきたら、かき混ぜてさつまいもに均一に火が通るようにしてくださいね。今回は鍋が小さかったためか、さつまいもはスープの中に沈んだままでした。
5．スープが1/3くらいの量に煮詰まったら火を止め、半量の牛乳を加えます。
弱火で30分煮ましたがスープがそれほど減らなかったので、中火にして15分ほど煮詰めました。今回は牛乳を100ml加えました。
6．粗熱がとれたらミキサーで撹拌し、残りの牛乳を加えて好みの濃度にして撹拌します。
ミキサーの強モードで30秒ほど撹拌したらなめらかになりました。とろっとした濃度だったので残りの牛乳を全て加えて、もう一度撹拌しました。
鍋に戻して、食べる前に温めてから器に盛りましょう！
野菜の甘さがやさしい♪なめらかトロトロで小さな子どもも大好きな味！
ほんのり黄色いポタージュスープになりました♪
ご覧の通り、とってもなめらかな仕上がりに♪ 口に含むと甘くてやさしい味わいです！ 玉ねぎとさつまいもを30分以上も煮込んでいるので、甘さがしっかり引き出されています。
味付けはほぼコンソメ1個ですが物足りなさはまったくなく、野菜の味だけで十分！とさえ感じます。やさしい甘さなので、小さな子どもも喜んでゴクゴク飲めちゃいますよ。
お好みで粗びき黒こしょうを振れば味が引き締まって、より大人向けのポタージュに。
さつまいもの皮をクルトン風にアレンジしてみた！
さつまいもは皮を剥いて使うので、その皮が余ります。皮に実が少し付いていてもったいないので、きれいに洗ってからみじん切りにしてクルトン風にしてみたいと思います！
塩とオリーブオイルを少し振って、トースターで5分ほど焼いてカリカリにしました。
「さつまいもの皮のクルトン風」をポタージュに浮かべてみました。トースターで焼くとほんのり甘い、さつまいもチップスのような味になりましたよ。
皮はサクサクなので、なめらかなスープと対照的♪ クルトンに似た食感を楽しめます。スープに混ぜるとしんなりとして、具のようになりました。少し乗せてアクセントにしても、たっぷり入れて具のようにしてもおいしかったです♪
ハーブやスパイスを少しプラスして風味を付けても♪
「さつまいものポタージュ」はそのままでも十分おいしいのですが、ちょっと彩りが欲しくなります。乾燥パセリをパラッとかけるだけで、レストラン風のポタージュに♪ 甘いスープに爽やかなパセリの風味、間違いのない組み合わせです。
こちらはカレー粉をパラリと。スパイシーな香りのおかげで甘いスープがさらに甘く感じます♪上記の分量で作ると「さつまいものポタージュ」がたっぷり出来るので、お代わりは風味付けしたポタージュにするのもいいですよ。
タサン志麻さんの「さつまいものポタージュ」は、野菜の甘さが十分に引き出されていたスープでした。玉ねぎとさつまいもを弱火で30分以上も煮込んだからこそのおいしさなのだと思います。
難しい工程はまったくなく、時間をかけた分だけおいしく作れるレシピでした。小さな子どもから大人まで、家族みんながおいしい！と思えるスープだと思うので、ぜひ作ってみてほしいと思います。
