2021.08.11

食べる

【農業男子レシピ】包丁いらずでまるごと焼くだけ!ピーマンとしし唐辛子のグリル焼き&さっくりおいしい簡単天ぷらレシピ

肉厚でおいしい新鮮なピーマンや唐辛子が手に入ったら、ダイナミックなグリル焼きで楽しみましょう。水と小麦粉だけでできる天ぷらも、衣が軽くて夏でもパクパク食べられちゃいます。そんな夏にぴったりなレシピを、東京都調布市で「伊藤農園 asobibatake」を営む農業男子、伊藤彰一さんに教えてもらいました。



一度は味わってみて!とれたてのピーマンはまるごと食べる

調布市の「伊藤農園 asobibatake」には、ピーマンや青唐辛子、しし唐辛子などの夏野菜がたくさん収穫時期を迎えています。



伊藤さんは、「とれたてのおいしさを味わうには、できるだけ何も足さないシンプルな食べ方、というのをおすすめしたいですね」と話します。



そんな伊藤さんに、今回は夏野菜のグリル焼きを教えてもらいます。

ピーマンの丸ごとグリル焼き



魚焼きグリルで、ひっくり返しながらこんがりと焼くのがポイントです。

作り方
1.ピーマン、しし唐辛子、ジャンボ唐辛子はそれぞれ洗い、竹ぐしなどで1,2箇所穴を開ける(破裂防止のため)。魚焼きグリルに並べて、強火で焼く。



グリルに受け皿がある場合は、軽く水を張って焼く。

2.時々ひっくり返しながら、全体にこんがりと焼き色をつける。



3.器にのせて、塩を適量かける。



4.できあがり。



「焼きたてあつあつ状態に塩をぱらっとかけるだけで十分おいしいですよ」(伊藤さん)

確かに、甘みとみずみずしさが口に広がって、おいしい!へたや種が硬い場合はよけて食べましょう。

軽い衣でからっと揚げる天ぷら

「ピーマンは天ぷらにしてもおいしいのでぜひ作ってください」と伊藤さん。



水と小麦粉だけで衣を作ればサクッと軽い天ぷらになりますよ。

作り方
1.ピーマンは縦半分に切り、ヘタと種をとる。



2.水と小麦粉を1:1で混ぜた天ぷらの衣に、ピーマンをくぐらせる。



水と小麦粉だけで作るあっさり天ぷら衣の作り方を詳しく知りたい方はこちら

3.揚げ油を熱して、からっと揚げる。



4.できあがり。



揚げたてのピーマンの天ぷらは、夏らしいおいしさ。

衣も含め、さっと作れるので、冷たいそばの付け合わせにもいいですね。

夏野菜のおいしい食べ方をたくさん教えてくださった伊藤さん、ありがとうございました。

うまみや甘みをそなえた旬の夏野菜、新鮮なうちにたっぷりいただきましょう!






伊藤農園asobibatake

伊藤彰一さん

東京都調布市、京王線仙川駅から徒歩3分、住宅街の中にある農園。400年以上続く農家を継承し2016年に就農。1ヘクタールの農地で年間30品目の野菜を育て、近隣スーパーの直売コーナーで販売する他、学校給食やレストランなどに提供する。毎年夏休みシーズンには「ミニトマト狩り」「枝豆収穫祭」「夏野菜収穫体験」などのイベントを開催して大人気。大学時代に電子工学を専攻し、卒業後はITベンチャーでシステムエンジニアとして人事・会計などの業務ソフトウェアやアプリ開発に携わった。伊藤さんが開発した個人農家向け栽培管理無料アプリ「Agrihub(アグリハブ)」ユーザーは現在1万6000人を超える。
ホームページはhttps://itonouen-sengawa.studio.site/
アグリハブについてはこちら

写真/石塚修平 取材協力/JAマインズ・JA東京中央会

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