2023.02.07

食べる

瑞々しい生のままで「かぶパッチョ」作ってみた!生ハムの芳醇な旨味とホロ苦な塩揉み葉っぱと好相性♡

ニュース番組『Nスタ』の「ラクうまっ『ホランとごはん』」のコーナーで「かぶパッチョ」というかわいい名前の料理を料理家・minokamoさんが作っていました。その名の通り、かぶをカルパッチョ風にアレンジしたサラダのような一品。かぶの実と葉、生ハム、オリーブオイル、塩とこしょう。これだけでおもてなしにぴったりな一品に♪10分くらいでパパッと作れちゃいますよ!

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白に赤に大小も…かぶの品種は80種とも言われているそう



かぶと聞いたら白くて丸い、上の画像奥にあるような小かぶを想像する方が多いと思います。でも、実はかぶって、さまざまな色や形、大きさの品種があり、その数は80とも言われているそうです。

かぶは生で食べると消化酵素を効率的に摂取できると言われ、胃もたれや胸やけの解消にもよいとか。皮は薄くてやわらかいので、しっかりと洗えば皮付きのままで食べてもOK。また葉の部分も栄養豊富で、葉の部分は緑黄色野菜に分類されているんですって。

11月23日放送の『Nスタ』の「ラクうまっ『ホランとごはん』」のコーナーで紹介していた「かぶパッチョ」は実も葉も使うので、おいしくかぶの栄養をいただけるメニューと言えますね。では、かぶをきれいに洗って作ってみましょう♪

切って乗せるだけ♪「かぶパッチョ」を作ってみた!



【材料】
かぶ(小)…2個
生ハム(薄切り)…6枚程度
塩…2つまみ
オリーブオイル…適量
粗びき黒こしょう…適量 

1.かぶはきれいに洗って葉を根元から切り、薄くスライスします。



かぶは皮付きのまま、包丁で3mmくらいの薄さにスライスました。

2.葉は約1cmの長さに切って塩を入れて混ぜ、ギュッと水分をしぼります。



今回はトッピングに使うので葉先のみを使いました。残った軸は取っておいて、炒め物などに使いたいと思います!

3.皿にスライスしたかぶ、塩揉みした葉、手で裂いた生ハムを乗せ、オリーブオイルと黒こしょうをかけます。



スライスしたかぶに生ハムと塩揉みした葉をトッピング。たったこれだけでおしゃれな前菜のようになりました♪オリーブオイルと黒こしょうをかけたら、あっという間に完成です!

シャキッと心地よい歯ごたえ♡かぶの甘さと生ハムの芳醇な旨味がぴったり!



かぶの白さと生ハムの薄いピンク、かぶの葉の濃い緑の色合いがとてもきれい!このひと皿が食卓にあるだけで、華やかな献立になります♪

食べてみると、かぶが瑞々しいので歯ごたえがシャキッと心地よいです。かぶ自体がさっぱりとした甘さなので、生ハムの芳醇な香りと甘さ、塩加減にベストマッチ。塩揉みしたかぶの葉は少し苦みがある感じで、いいアクセントになっています。

今回は、かぶを3mm程度の厚さに切ったので生ハムのトロッとした食感にちょうど合う感じでした。かぶを厚く切ってしまうと歯ごたえが出過ぎてしまいそう。薄めに切ることで、洗練された「かぶパッチョ」に仕上がると思います。

赤かぶでアレンジしてみた!

番組では白かぶを使って「かぶパッチョ」を使っていましたが、赤かぶでも作ってみたくなりました。生ハムのように、とろっとした旨味のある物をトッピングにしてみたくて、とろろ昆布を使ってみることに。



赤かぶは、皮の赤と実の白のコントラストがとてもきれいなので、白かぶの「かぶパッチョ」よりも華やかさがありますね。

食べてみると、生ハムに比べてとろろ昆布は旨味も塩味も控えめなので、豪快にトッピングしないと物足りない感じに。
また、個体差なのか「赤かぶパッチョ」にはピリッとした辛みが。そして白かぶと同じように厚さ3mm程度にスライスしても、固さを感じました。
赤かぶは漬物に使われることが多い品種。白かぶに比べて固いので、塩揉みして使ったほうがよかったかもしれません。

「かぶパッチョ」は簡単に作れるのに華やかな見た目なので、おもてなし料理にもぴったりだと思います。かぶは冬が旬なので、ぜひ新鮮なかぶで作ってみてくださいね。

<参考文献>
WEB
『JAグループ〜春・冬の旬野菜カブ〜』
https://life.ja-group.jp/food/shun/detail?id=35  

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