2023.03.29

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高級すし店の「赤シャリ」を家で再現!?新商品「赤酢すし酢」でちらし寿司作ってみた!え、混ぜるだけでこのコク?

みなさん、「赤シャリ」って知ってますか?酒粕を原料にした「赤酢」から作られる、酸味まろやかな赤褐色のすし飯です。高級すし店で提供されることが多いので、わが家には縁遠い食材かな~(笑)と思っていたんですが、この3月、老舗お酢メーカーのタマノイ酢(株)が「赤酢すし酢」を発売!お手頃価格で「赤シャリ」が作れちゃうらしいんです~。これは試してみるっきゃない!ってことで、さっそく「赤酢すし酢」をゲットしましたよ♪

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江戸時代、庶民にお酢を広めた立役者「赤酢」

「赤酢」とはその名の通り、普通のお酢に比べると赤っぽい色をしています。原料は酒粕で、年月をかけて熟成させて醸造するのですが、その間に色が白色から赤褐色に変化するんだそうです。

赤酢が登場したのは、江戸時代。当時は米がとても貴重だったので、「米酢」はなかなか一般市民は口にできなかったそうです。それに対し、赤酢は日本酒造りで余った酒粕を使うため、米酢よりも安く作ることができ、一般に広まるきっかけになったと言われています。
今では、長い熟成期間を経て作られる赤酢は、高級酢として扱われています。江戸時代とは逆の状況になっているというのも面白いですね。

「赤酢すし酢」のお味は?



タマノイ酢(株)の「赤酢すし酢」は、赤酢をベースにした合わせ酢で、そのままご飯に混ぜ込めば「赤シャリ」ができる新商品です。赤シャリは、まろやかな酸味と旨味が特徴のすし飯。かつては江戸前寿司の定番だったらしいんですが、今は高級すし店で提供されることが多いそうです。これは楽しみ~。

調理に入る前に、赤酢すし酢をそのまま口に含むと、酸味よりも甘味が前面に出ていると感じました。わたしの知っているすし酢よりもだいぶまろやかで優しい味わい。これは使いやすそう♪

まずは「赤シャリ」か・ら・の~ちらし寿司作ってみた

では、いよいよ赤酢すし酢で「すし飯」を作っていきます。



赤酢すし酢の量は、1合分のご飯(約300g〜330g)に対して30mlが目安。今回は2合炊いたので、60ml入れています。



熱々のご飯に入れて、水分が飛ぶようにうちわで扇ぎながら混ぜたら…赤シャリの完成!
赤いというよりも、茶色っぽい感じですね。ここでパクリと一口。おっ、まろやかな甘みを感じます♡
一般的なすし飯よりも、酸っぱさが控えめで、奥深い旨味がありますね~。

では奮発して、絹さや、きゅうり、卵焼き、まぐろの刺身、ほたての刺身、サーモンの刺身(材料はすべて1cmの角切りにする・各適量)をのせて…



はい、ちらし寿司の出来上がり♡ 春のお祝い食って感じです♪
子どもたちと一緒にいただきましたが…もう大ヒット!みんな取り合うように食べて、これだけの量が一瞬で空っぽに…(笑)。甘くまろやかなので、子どもたちにも大好評でした!

今まで、自分ですし酢を配合してすし飯を作ると、酸っぱすぎたり、水分が多すぎたりして、やや失敗…ってことが多かったんですが、赤酢すし酢で作ったら味わいも水分量もバッチリでした!

①いつものおかずに活用♪ 赤酢すし酢で「コールスロー」

タマノイ酢(株)によると、赤酢すし酢はすし飯を作るだけじゃなく、調味料としても大活躍するとか。いくつかレシピを教えてもらったので、さっそく試してみました。
第1弾は「コールスロー」です。

材料(作りやすい分量)
野菜千切りミックス(市販)…150g
ロースハム(薄切り)…5枚
コーン(缶詰)…150g
赤酢すし酢…大さじ1
マヨネーズ…大さじ1



作り方
1.  野菜に赤酢すし酢を加え15分程置く。



野菜に対してすし酢は控えめな感じ。その間にハムを切っておきます。

2.  野菜の水気を絞り、短冊切りにしたハム、コーン、マヨネーズを加えて和える。



15分経つと野菜から水気がすこし出てきました!





和えるだけで簡単に出来ちゃいました~!



彩りも食卓がパッと明るくなりますね。

まろやかな酸味は子どもたちも大歓迎。ほぼ、子どもたちが食べ尽くしたので、すぐまた2回目を作りましたよ〜!
本当に簡単にできちゃうので、時間のない日は特におすすめです♪

②いつものおかずに活用♪ 赤酢すし酢で「鶏のだし照り焼き」

お次はメイン料理に使います!鶏照り焼きのレシピなんですが、なんと調味料は赤酢すし酢だけ!?

材料(2人分)
鶏もも肉…200g
塩・こしょう…各適量
片栗粉…適量
長ねぎ…1本
赤酢すし酢…大さじ2



作り方
1.  鶏もも肉に塩、こしょうをふって下味をつける。



2.  長ねぎを3〜4cm長さに切る。



今回は年長の長女と一緒に作りました!

3.  鶏もも肉に片栗粉をまんべんなくまぶし、油を熱したフライパンで長ねぎと一緒に焼く。





10分くらい焼きました。鶏肉にしっかり火を通すため、途中で焼き色のついた長ねぎは取り出しました。



4.  火が通ったら赤酢すし酢を加え全体に絡める。



てっきりすし酢と何かを合わせて調味料を作るのかと思ったら…えっこれだけ⁉︎



すし酢を加えてほどなく全体に絡まり水気がなくなるので、焦げつかせないように☆



材料はいたってシンプル...下味用の塩、こしょう以外、味付けは赤酢すし酢のみ!さぁどんなお味なんでしょう。



食べやすい大きさに切って、いただきまーす。



鶏肉は柔らかくしっとり。長ねぎの甘みとすし酢の酸味がベストなあんばい!
この赤酢すし酢、かつおだしを効かせた関西風の味付けになっているそうで、だしの旨みをすごく感じます。何も知らずに食べたら、たくさんの調味料を使っていると思ったでしょう。

これはおいしくてご飯が進んでしまう~。
ご飯の上にのっけてタレと一緒に食べる長男。
わが家ではコールスローに続きすでにリピ確定です(笑)。

アレンジいろいろ!赤酢すし酢のとりこに♡

赤酢すし酢に取りつかれたわが家(笑)。
他にもいろんな料理に試してみましたよ〜!



冷奴に赤酢すし酢をかけました。甘みと酸味がとっても爽やかに感じられます。これからの季節に◎



きゅうりとわかめに、赤酢すし酢をそのままかけました。定番で、超簡単にできる酢の物ですが、すごく奥深い味わいの一品に。



マスタード(または柚子胡椒)と混ぜ合わせてサラダのドレッシングにも使ってみました!これはピリッと大人向けな味。ちょうどいい甘みと酸味で、野菜をモリモリ食べれます!

以上、うちではすっかり赤酢すし酢のとりこになってしまいました(笑)。

赤シャリはもちろん、調味料としてのアレンジも無限大∞です!
これ、本当におすすめ!気になった方はぜひ、使ってみてくださいね~。

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