関西ローカルで放送しているお昼のバラエティ番組『2時45分からはスローでイージーなルーティーンで』。この番組には、粋なシェフのお料理コーナーがあります。2月8日放送回に登場したのは、京都の老舗中華店で修業を積んだという料理研究家の今井亮さん。豚ひき肉とキャベツを使って、みそ汁を中華風にアレンジしていましたよ。和と中華がコラボしたみそ汁って…一体どんな味なんでしょう？旬の春キャベツを使って、さっそく作ってみます！【春キャベツ】の衣にウキウキ♪フライパンで作れる「キャベツ焼売」はロールキャベツ的甘さと柔らかさ♡『スロイジ』公式Twitterがこちら！
投稿されたTweetで右下にある画像が、「ひき肉とキャベツの担々風みそ汁」ですね。
レシピを教えていた料理研究家・今井亮さんは、京都の老舗中華料理店で修業をされたそう。中華料理の辛い「担々麺」をみそ汁にアレンジしているなんて、珍しい！
そんな和と中華の融合レシピを、試してみたいと思います♪
辛さの調節はラー油で自在♪「ひき肉とキャベツの担々風みそ汁」の作り方
【材料】（作りやすい分量）豚ひき肉…100g
キャベツ…150g ※今回は1/4個弱を使用
長ねぎ…1/4本 ※今回は10cm使用
ゴマ油…大さじ1/2
水…300ml
みそ…大さじ1と1/2
みりん…小さじ1
しょうゆ…小さじ1
白すりゴマ…大さじ2
ラー油…適量
1．キャベツをひと口サイズに、長ねぎを斜め薄切りに切ります。
キャベツはざく切りにしました。長ねぎは彩りのため、青い部分も少し加えることに。
2．鍋に油を引いて中火で熱し、豚ひき肉をほぐしながら炒めます。
中火で3分ほど炒めると、豚ひき肉の色が変わりました。
3．ひき肉に焼き色が付いたら、キャベツと長ねぎを加えてさっと炒めます。
豚ひき肉から油が出たので、野菜に絡ませながら2分ほど炒めました。
4．水、みそ、みりん、しょうゆを加え、沸騰してから2～3分煮込みます。
スープが沸騰するとあくが出てきたので、すくいながら2分ほど煮込みました。ゴマとラー油は、器に盛ってから振りかけます。
豚肉のコクが強くておかずのよう！すりゴマとラー油で担々風に♪
みそ汁レシピですが、みその香りはあまりせず、豚ひき肉とゴマの風味が漂っていますよ。筆者は辛い味が苦手なので、ラー油は数滴垂らす程度にしておきました。
ざく切りにしたキャベツと豚ひき肉が、たっぷりと入っています♪食べてみると、みそ汁というよりも食べるスープ！キャベツがたっぷり入っているので、食べ応えもバッチリ。さらに今回は春キャベツを使ったので、甘さを感じておいしい♪
担々麺は、豚ひき肉をにんにくやしょうがと一緒に炒めますが、今回はにんにくもしょうがも使っていません。あっさりとしていて、和風と言える味わいです。
ちょい足しでアレンジしてみた！
上記レシピの分量で作ったところ、お椀に2～3杯くらいの量を作れました。そこで、残った「ひき肉とキャベツの担々風みそ汁」には、茹でた春雨（分量外）を、適量入れてみることに。そこへラー油を少し多めにかけ、ピリ辛味になるようにしました。
春雨をすくうと、こんな感じ！ひき肉とキャベツも一緒に付いてきます。口に入れると確かに担々麺風。ラー油をたっぷりと入れることで、担々麺にぐっと近づきました。ラー油はお好みの量を後で加えるので、あっさりにもピリ辛にも、自在に味付け出来るのがいいですね。
「ひき肉とキャベツの担々麵風みそ汁」は、食べ応え満点の、食べる和風スープのようなみそ汁でした。炒めた豚ひき肉を入れることで、みそよりも豚肉の味わいが強くなり、おかずらしい味わいに仕上がります。
春キャベツを使うと、キャベツの甘みも加わって一層おいしく仕上がりますよ。にんにくやしょうがを使っていないうえ、辛さは調節出来るので、小さな子どもでも食べやすいと思います。簡単に作れるので、ぜひ挑戦してみてくださいね。
