夏が旬のオクラ。スーパーではおいしそうなオクラが並んでいますが、わたしの“オクラレシピ”といえば茹でたオクラにかつお節をまぶすだけの「オクラのおかか和え」一択。これじゃ悲しすぎるよね…と新たな“オクラレシピ”を探したところ、ありました!料理研究家のだれウマさんがYouTubeで紹介している「オクラのだし漬け」。オクラを丸ごと、白だしに漬けるだけと超簡単なうえ、“泣くほど旨い”らしいです。【天才の発想】「トマト」は焼くと濃ゆ~い味わい♡そいつをキンキンに冷やすと”もはやフルーツ”だった件だれウマさんの「オクラのだし漬け」材料と作り方
【材料】3~4人分オクラ…12本くらい
塩…ふたつまみ
白だし…大さじ6
砂糖…小さじ1
鷹の爪(お好みで)…1本
◆仕上げ
白いりゴマ…適量
【作り方】1. オクラに塩をふり板ずりします。
オクラはネットから出さず、入れたまま板ずりするのが“だれウマ流”なんですって。表面のうぶ毛がしっかり取れる上、オクラがずれないので板ずりもしやすいそうです。
やってみよう♪
あっ、やりずらっ。ネットに入れたままだとオクラがコロコロ転がらず、わたしには不向きみたい。
このやり方は早々に諦め、ネットから出して板ずりすることに。
まな板の上で上下に10回ほどコロコロと板ずりしました。
板ずりしたオクラは水できれいに洗い、うぶ毛と塩を落とします。
2. オクラのヘタとガクを取ります。
ヘタは切り落とし、
ガクは大根を面取りするように剥きます。
今回購入したオクラはガクの部分がけっこう硬そうなので、厚めに剥くことに。数本剝くと、包丁がぬるっとすべりやすくなるので、くれぐれもご注意を。
3. ボウルに
2を入れ、熱湯を注いで3分ほど置きます。鍋で茹でなくてもいいから楽チンですね。
オクラが浮いてくるので、菜箸などでときどき混ぜるようにしましょう。
オクラの緑が鮮やかになりました。
4. 3をザルにあげ、キッチンペーパーでオクラの水気をしっかり切ります。水気がついた状態で漬けると菌が繁殖しやすくなるため、しっかり水気は切ってくださいとのことです。
5. ジッパー付き保存袋に
4と白だし、砂糖、種を取り出して輪切りにした鷹の爪を入れます。
空気を抜きながらジッパーを閉め、漬けダレがオクラに染みるように軽く揉み、冷蔵庫で半日~1日寝かせます。
1日漬けたものがこちら。
お皿に盛りつけ、白ゴマをかけて出来上がり。漬け込む時間を除くと調理時間は6分。ガクを取り除くのにすこし手間がかかっただけで、鍋で茹でる必要もなく、とっても簡単でした。
では、1本丸ごとそのままいただきます!
おお~、オクラがシャキシャキです。いつも鍋で茹でると、ついつい茹ですぎてやわやわになってしまうので、わが家で食べるオクラでこの食感は初めてです。新鮮♪熱湯に3分漬けるとちょうどよく、シャキシャキ感が残る程度に火が通るんですね!
今回、1日しっかり漬けたので、白だしがかなり染み染みで少ししょっぱくなってしまいました。白だしはメーカーによって塩味が違うと聞いたので、レシピの分量は大さじ6杯ですが、自宅の白だしの塩味によって分量は調整したほうがよいと思います。わが家の場合は大さじ4杯くらいでよさそう。
ほんのり甘くて、鷹の爪のピリッとした辛さもあって、ご飯やビールが進む味です。
オクラを1本丸ごと食べてもいいですが、細かく刻んで、青じそやみょうがなど夏の薬味と一緒に混ぜるのもよさそう。山形の“だし”のような感じで、熱いご飯の上にのせて食べてもおいしいんじゃないかしら。
料理研究家だれウマさんのオクラを丸ごと1本そのまま漬ける「オクラのだし漬け」、作ってみてはいかがでしょう。見た目も涼し気で夏にぴったりな副菜だと思います。