2023.06.30

食べる

【元店員が教える】「王将」の「もやし炒め」を再現してみた♪もやしなのに水っぽくならない!その秘密は?

年間を通して価格が安く安定して手に入る「もやし」は、家計を支えてくれる強~い味方!わが家では、給料日前になるとよく登場する食材です。圧倒的に多いのが「もやし炒め」。ただ問題なのが、どうしてもベチャッと仕上がってしまうんですよねぇ。そんなとき視聴したのが、中華料理店「王将」の元店員さんが再現する「もやし炒め」の動画です。あの王将のシャキシャキもやし炒めが再現できるなら…と、大いなる期待をしてトライです♪

【元店員が教える】え、肉がふわふわ♡王将の「野菜炒め」に挑戦♪肉の下処理と火加減がウマさの秘密


視聴したのはYouTubeチャンネル『けんまさきっちん』。けんまさキッチンさんは「王将」で10年近く働いていた方。現在は料理研究をして得た情報をYouTube動画で発信しています。
チャンネル登録者数 5.09万人。動画には王将再現メニューが豊富です。

もやしって栄養ない?実は「もやし」って栄養豊富なんですって!

昔から「もやしは栄養がない」なんて言われていましたが…決してそんなことはないのだとか。
いろいろと調べてみると…もやしには、エネルギー代謝に欠かせない栄養素であるビタミンB1やビタミンB2をはじめ、多様な栄養素が豊富に含まれているのだそうです。

ただし、もやしはとても水分が多い食材でもあるので、料理をする時には注意しないと水っぽい炒め物になってしまうのが悩みの種ですよね…。

このお悩みを、今回のレシピが解消してくれるのかが、わたしの中では大きな注目ポイントです。
ではさっそく作っていきます!

下準備とひと手間がポイント!王将風「もやし炒め」を作ってみた!



【材料】作りやすい分量(わたしは主菜として2人前作ります)
もやし…300g
にんじん…20g
長ねぎ…1本
玉ねぎ…1/4個
きくらげ(お湯で戻したもの)…10g
豚こま切れ肉…130g
にんにく(チューブタイプ)…適量
しょうが(チューブタイプ)…適量

1.  先に合わせ調味料を作っておきます。

【合わせ調味料】
酒…小さじ1/2
しょうゆ…小さじ1
オイスターソース…小さじ1/2
中華調味料…小さじ1/2
砂糖…小さじ1/2
うま味調味料…5振り

これらの合わせ調味料をすべて耐熱容器に入れレンジで5~10秒温めて、中華調味料を溶かします。
溶けたらスプーンで混ぜておきます。



2.  豚こま切れ肉に下処理をします。



【肉の下処理用調味料】
溶き卵…小さじ2
片栗粉…小さじ1
サラダ油…小さじ1
酒…小さじ1
塩・こしょう…各適量

肉の入ったボウルに肉の下処理用調味料を入れて、肉に揉み込ませていきます。
片栗粉と卵を入れることにより、安い肉でも柔らかくしっとりと仕上がり、味の染み込みも良くなるのだそうです。

3.  野菜を切っていきます。



長ねぎは5mmほどの幅で斜め切りに、玉ねぎは薄切り、にんじんは千切りにします。
この切り方が火の通りが早いので、おすすめです。
きくらげは、お湯で戻したあとに適当な大きさにちぎっておきます。

4.  肉を炒めていきます。

※肉を炒め始める前に、仕上げ用の水大さじ1と片栗粉大さじ1を溶いた水溶き片栗粉(分量外)を用意しておきます。



熱したフライパンにサラダ油を引いて、肉を炒めていきます。
片栗粉を入れているので、多めの油をしっかり入れるのがポイント!
油が少ないと、フライパンにくっついてしまいますし、肉がぱさつく元になるのだそうです。
両面しっかり焼いたら、一度バットなどに取り出しておきます。

肉を取り出したら、肉の旨味が残ったフライパンをそのまま使っていきます。

5.  野菜を入れて炒めて、仕上げていきます。
野菜は、火が通りにくい玉ねぎとにんじんから炒めましょう。
  


強火でサッと炒めます。
(わが家はIHクッキングヒーターなので200℃以上に設定してサッと炒めました)
この時に、にんにくとしょうがを入れます。



しんなりしてきたら、長ねぎときくらげを入れて炒め、更にもやしを加えて炒めていきます。
もやしを入れたら、時間をかけ過ぎず強火でさっと炒めるのが大切なポイントです。



野菜に火が通ったら、先に取り出して置いた4の肉を戻して炒め、軽く塩、こしょうを振ります。
すべてを炒めたら、合わせ調味料を鍋肌に回しかけて絡めます。



仕上げに水溶き片栗粉を入れて炒め、塩、こしょうとゴマ油で香りをつけたら完成です。

実食!本当に水っぽくなっていない!感動のシャキシャキ「もやし炒め」



部屋中が「中華料理屋さん?」と思えるほどの食欲そそる香りに包まれるなか、実食しました。

おいしい!全然水っぽくない!
野菜がシャキシャキで、肉もカリッとジューシー!
本当においしいもやし炒めでした。

少し時間が経っても、ほとんど水分が出ていないことにも感動!
にんにくやしょうがも入っていて、パンチのある味かと思いきや、野菜それぞれのうま味が感じられるやさしい味です。
この味付けなら、食卓のメインとして、もう一品欲しい時の副菜としても重宝すると思いました。

動画で、野菜をすべて入れたら強火で手早くさっと炒めていくことと、仕上げに水溶き片栗粉を入れることがポイントだと言われていました。これが水っぽくならずシャキシャキっとさせる秘密なのかもしれないですね。

今回のもやし炒めは、本格的な中華の味ながら、難しい工程なく簡単に作れるので、忙しい日の食卓におすすめの一品です。

合わせ調味料や仕上げの水溶き片栗粉といった、下準備とひと手間さえ惜しまなければ、誰でも簡単に作れて、しかも「もやし炒め」最大の悩みである水っぽさもまったく感じない『王将風・もやし炒め』。
ぜひ作ってみてくださいね♪

動画はこちらをチェック!
【元店員が教える】王将風 もやし炒め【再現レシピ】タレが上手い!店を超えたもやし炒め!の作り方 
https://www.youtube.com/watch?v=h0LG120Qc1A

Pick up

Related

Ranking