2023.11.09

食べる

高知のシフォンケーキは生姜が入る!?ふ~んわり&ピリリ!の秘訣は「みじん切り」にあり♪【農家直伝】

こんにちは♪お菓子教室K’s Kitchen を主催している加藤奈桜子です。みなさん、シフォンケーキって、おうちで焼いたことありますか?難易度高めと思われがちですが、コツさえつかめばふんわりと仕上がり、秋のおやつに最適ですよ。そして今回は、高知県の農家に教わった肌寒い日にぴったりの「しょうがのシフォンケーキ」をご紹介します。しょうがはクッキーなどにも相性がいい食材ですが、シフォンケーキは初めてです♪ふんわり仕上がる秘訣は『みじん切り』にあり!さっそく作っていきましょう。

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高知県発!「しょうがのシフォンケーキ
 



材料(21cmシフォン型1台分、または14cmシフォン型2台分)
卵…5個
薄力粉…80g
きび砂糖(上白糖でも可)…90g
植物油※…50ml
牛乳…50ml
しょうが(みじん切り)…大さじ2

※今回は、お菓子作りにもおすすめな太白胡麻油を使用しました。



シフォンケーキはバター不使用で、まるで空気を食べているかのような軽いケーキです。
黄身と白身を別々に泡立て、生地に混ぜ込んで焼くことでふんわりと膨らみます。
作る工程で上手に焼く“ポイント”がいくつかありますので、そこをしっかり押さえて作れば大丈夫ですよ♪

それでは、まずは下準備からはじめていきましょう。

下準備
1.薄力粉を振るう。


ラップを敷いてザルをセット。


この上で振るって、ラップで軽く包んで脇に置いておく。

こうする事で、洗い物も少なく粉も飛び散らないので効率がグンとアップします。

2.卵を卵黄と卵白に分ける。卵白は冷蔵庫に入れておく。


メレンゲはモコモコと膨らむので、ボウルのサイズが違う場合は大きい方に卵白を入れましょう。

3.オーブンを180℃に予熱する。



ポイント:下火が弱いオーブンは天板を入れて予熱すると良い。
予熱は実際に焼く温度より10〜20℃高く設定しておく。

作り方
1.しょうがをみじん切りにする。



これも一つのポイントでしょう。
しょうがはすりおろすのではなくみじん切りにすることで、水分を少なめにできて、かつしょうがの味わいをしっかり感じられる仕上がりになります。

2.卵黄に植物油を2回に分けて加え、その都度ハンドミキサーで混ぜる。


2回目の植物油を入れ終わったところ。

ポイント:メレンゲはダレてしまうので卵黄生地を先に作る。
卵黄生地はハンドミキサーでなく、泡立て器で混ぜてもよい。


3.牛乳を加えて低速で混ぜ合わせる。


表面にたくさんの泡があり、全体はシャバシャバとした感じ。

4.振るった薄力粉としょうがを加えてぐるぐるとしっかり混ぜ合わせる。




ボウルの側面についた生地もシリコンベラでしっかりと混ぜ込む。



5.メレンゲを泡立てる。まずは卵白のコシを切る。ハンドミキサーの高速で少し攪拌する。



ポイント:砂糖は3回に分けて加える。

大きめの泡がブクブクしてきたら1回目の砂糖を加える。



泡の大きさが少し小さくなってきたら、2回目の砂糖を加えてさらに攪拌を続ける。



泡が小さくなって、モコモコしてきたら残りの砂糖(3回目)をすべて加える。



さらに高速で泡立ていくとツノが柔らかく立つようになる。



そうしたら低速で1分、全体をゆっくりと混ぜて泡のキメを整える。


なめらかでキメの細かい泡が立ちました。

ハンドミキサーを止めてゆっくり引き上げ、ツノが立てばOK。
これ以上攪拌するとボソボソになってしまうので混ぜすぎ注意!

6.4の卵黄生地に、メレンゲをひとすくい加えて切り混ぜる。





7.今度はメレンゲの方に6の生地をすべて加え、泡を潰さないようにシリコンベラで切り混ぜる。



ポイント:このときしっかりと混ぜ合わせる。
混ぜ方が足りないと焼き上がりに大きな空洞が出来てしまう。
ここは手早く、でもしっかり混ぜる!



最初はマーブル状に。シリコンベラは底からしっかりとすくい上げる。


混ぜ終わり。

泡は潰さないように気をつけ、しっかりと混ぜ合わせることが大切。

次ページ > お次は型に入れて焼いていきます♪

レシピ提供/JA高知県

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