2023.11.09

食べる

高知のシフォンケーキは生姜が入る!?ふ~んわり&ピリリ!の秘訣は「みじん切り」にあり♪【農家直伝】



8.型に流し入れる。入れる際は、1箇所からすべてを流し入れる。


1箇所から流し入れることで、空気を入りにくくします。

入れ終わったら両手でしっかりと型を持ち、前後に揺すって平らにならす。



竹串を入れて、生地全体をジグザグと動かして空気抜きをする。

9.オーブンに入れて170℃で30分焼く。


冷ますには空き瓶や網などが便利。

ポイント:シフォンケーキの焼き上がりは、膨らんだ生地の割れ目がしっかりきつね色になっていること。焼き上がったら10cmくらい上から落として蒸気抜きをし、すぐに逆さまにして冷ます。

10.しっかり冷めてから型から出す。まず中央の円筒部分に竹串を入れて一周する。



外側は手でそーっと剥がしていくと、きれいに外せる。


竹串やスパテラなどを使って一周してもよい。



最後に、底の部分にナイフを入れて剥がす。
焼きたては柔らかすぎてうまくカット出来ないので、しっかり冷まします。


カットしてホイップしたクリーム(分量外)を添え、エディブルフラワー(カレンデュラ・分量外)の花びらを散らしました。

シフォンケーキは牛乳など乳製品とも相性が良いので、軽くホイップしたクリームをつけながら食べるのがおすすめです。

それでは、いただきます。
ふわっと、しっとりしていておいしい~。中に混ぜ込んでいるので、外からはしょうがの香りはあまりしませんが、食べすすめると、しょうがの風味がふわり。多少のピリッとした刺激も感じます。
しょうがは底の方に沈んだり固まったりせず、全体にバランスよく広がって焼き上がっています。

砂糖で煮る手間もなく、生のしょうがをそのままみじん切りして入れているので、とってもお手軽です♪辛味もそんなに気にならないので、小さなお子さんのおやつにもいいですね。

ポカポカと体を温める効果があるしょうがを、スイーツとしておいしく摂取出来るのはうれしいですね。しょうが糖やジンジャエール、ジンジャークッキーなど、しょうがを使ったお菓子は結構ありますが、今日からはシフォンケーキもプラスです♪

もし、失敗してしまったら…

一生懸命作ったのに、失敗してしまったら悲しいですよね。
作ったシフォンケーキが膨らまなかったり、せっかく膨らんだのに潰れてしまったら、以下の点が考えられます。

・焼き時間が足りない
・メレンゲの泡立てが足りない
・メレンゲを泡立て過ぎ
・卵黄と卵白の合わせが足りない 

でも、大丈夫!火の通っている部分は食べられますので、すべて捨ててしまうのは勿体ないですよ。アレンジ次第でとってもおいしい1品に生まれ変わります♪
それでは、膨らまなかったシフォンケーキを使ったアレンジがこちら。

小さくカットして「ミニパフェ風」

シフォンケーキを小さくカットしてグラスに入れ、ホイップクリームや果物、アイスクリーム、キャラメルソースなどを合わせて、仕上げにシナモンパウダーをパラリ。
あっという間に素敵なパフェの出来上がりです。



他にも、適当な大きさにカットして、120℃のオーブンで30分程度(様子を見ながら)乾燥させるようにして焼きます。すると、軽くてサクサク、簡単ラスクの出来上がりです。

一見むずかしそうなシフォンケーキ作りですが、ひとつひとつの工程を丁寧に作れば大丈夫。
みなさんも、このレシピのポイントをしっかり押さえて、ふわっふわの空気のように軽~い「しょうがのシフォンケーキ」を作ってみてくださいね。

★今回のレシピは、JA高知県女性部・四万十地区東又支部からのご提供でした。詳しくはこちらをご覧ください。
https://ja-kochi.or.jp/root/wp-content/uploads/2022/04/83c836b237656577ee79f2919082cdb7.pdf

レシピ提供/JA高知県

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