2023.09.21

食べる

【農家直伝】余りがちアーモンドパウダーを使えば…普通の”牛乳プリン”が超リッチに!コク旨ぷるりん♡

こんにちは♪お菓子教室K’s Kitchen を主催している加藤奈桜子です。みなさん、お菓子を作るとき「アーモンドパウダー」って使ったことありますか?焼き菓子に入れると、カロリーを抑えたままコクと風味がアップする優れ食材なんです。わたしも良く使うんですが、結構量があり使い切れずで。そんなとき新潟県の農家から教わった、アーモンドパウダーを入れた”牛乳プリン”。ナッツの風味が加わりなんとも上品なデザートに変身するらしく…さっそく作ってみました♪

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ふんわり香る♪「アーモンド風味の牛乳プリン」

今回のレシピは生クリーム入りかつ、アーモンドパウダーでリッチなコクが加わるので、ミルクに砂糖を入れて固めるだけの牛乳プリンとは一味ちがう一品になる予感…♡



【材料】(楕円プリン型4個)
アーモンドパウダー…15g
牛乳…200ml
生クリーム…100ml
グラニュー糖…20g
水…大さじ2
ゼラチン…5g

【作り方】

1.ゼラチンを水にふり入れてふやかす。





粉ゼラチンをふやかす時は、水にゼラチンを振り入れるのがポイントです!
こうする事で、ゼラチンにまんべんなく水分が行き渡り、ダマができにくくなります。




2.鍋に牛乳、グラニュー糖、アーモンドパウダーを入れて弱火にかける。沸騰したらそのまま1分煮立たせる。





しっかり煮立たせて香りを移します。


3.火を止め、ふやかしたゼラチンを入れて溶かす。生クリームを加える。







4.3をザルで濾す。



このひと手間が重要!
濾すことで口溶けがなめらかになります。


5.ボウルの底を氷水につけ、ゆっくり混ぜながらとろみがつくまで冷ます。





生クリームを加えたところで温度は約50℃。




30℃くらいまで下がると少しとろみがついてきます。

※熱いまま型に流し入れて冷蔵庫で冷やすと、ゼラチンと生クリームが分離して二層に分かれてしまうので要注意!

6.型に流し入れ、冷蔵庫でしっかり冷やし固める。



型はサッと水で濡らしてから使います。こうすることで型から外れやすくなります。




7.型の周りを蒸しタオルやぬるま湯で少し温めてからお皿の上にひっくり返して取り出す。


桃のジャムは同量のお湯で少しゆるめてから添えました。

市販の桃ジャムとアメリカンチェリー、冷凍のブラックベリーを添えてみました♪
見た目はほんのりクリーム色の牛乳プリンですが、やはり香りが全然違います!
スパイスやハーブのようなはっきりとした風味ではないのですが、アーモンドの上品な風味が加わり、一気にレストランのデザートになりました~。

添えるジャムはお好みでOK。いちごやマーマレードはもちろん、チョコレートやキャラメルソースも合いそう♡

アーモンドパウダーをプリンに入れるって、粉っぽさが残るんじゃ・・と心配していましたが、ザルで濾したあのひと手間によりとっても滑らかな口当たりになっています。

今回作った牛乳プリンは、パンナコッタと見た目も似ているし、生クリームを加えて牛乳をゼラチンで固めるという作り方も似ていますね。
でも、アーモンドの香りを牛乳に移すという点は、「ブランマンジェ」というフランスのデザートに近いみたいです。
食感はつるんとした感じでパンナコッタよりも軽く、風味はとっても豊かでしたよ。

続いて…
アーモンドパウダーなんてストックして無いわ~…という方向けに、きなこを使ったバージョンも紹介します!

次ページ > きな粉でも代用OK!レシピはこちら

レシピ提供/JA佐渡

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