2023.08.19

食べる

【きゅうり農家直伝】加熱で青臭さがなくなる!?「きゅうりチャンプルー」作ってみた!ポリポリ食感に旨味凝縮♡

今回きゅうり生産のプロ、愛知県JA西三河きゅうり部会青年部のみなさんに「きゅうりチャンプルー」を教わりました!きゅうりを炒めるという、今までトライしたことないレシピ。わたし、きゅうりって加熱したら青臭さが増しそうって勝手に思ってたんですが、実は真逆で、超食べやすくなるらしいんです。う~ん味の想像がつかない。とにかくチャチャっと炒めて作ってみよっと!


え、きゅうりを炒める!?「きゅうりとエリンギのめんつゆ炒め」作ってみた!5分でパリッとコク旨♡【農家直伝】

JA西三河きゅうり部会青年部が考案する、オリジナルきゅうりレシピ



愛知県西尾市は、温暖な気候と冬の日照時間が長いことから、きゅうりを始めとするさまざまな農産物が栽培されています。
JA西三河きゅうり部会は、西尾市のきゅうり生産者40人で組織しており、11~6月に旬を迎える「冬春きゅうり」を年間約3,000トン生産。同部会青年部では、「おいしくきゅうりを食べてほしい」という想いから、SNSできゅうり料理のレシピを多く紹介しているそう。

今回、きゅうりチャンプルーの作り方を教えてくれたのは、青年部でレシピづくりを担当している安藤元哉(あんどう・もとや)さん。



「きゅうりは火を通すと青臭さが気にならなくなるんですよ。逆のイメージを持つ方が多いようですが、食べてみたら驚くと思いますよ!加熱もササッと短時間で済みますし、油との相性もバッチリ。きゅうりは通年手に入って使い勝手が良いので、ぜひ生食以外のレシピもチャレンジしてもらえたらうれしいです!」

へえ~、知らなかった!生でしかきゅうりを食べたことない身としては興味津々です。
さっそく作っていきましよう!

彩りも歯ごたえも最高!「きゅうりチャンプルー」



材料(2~3人分)
きゅうり…1本
木綿豆腐…半丁
ランチョンミート…100g
卵…1個
塩…適量
めんつゆ(濃縮2倍)…大さじ2 
ゴマ油…大さじ2
かつおぶし 適量

作り方
1.きゅうりは両端を落として縦半分に切ったら、厚めの斜め切りにする。ランチョンミートは食べやすい大きさに切る。卵は溶いておく。







2.木綿豆腐はキッチンペーパーで包み、耐熱皿に乗せ電子レンジ(500W)で3分加熱したらザルにあけて水切りする。10分ほど水切りしたら、一口大に手でちぎる。





水っぽくならないよう、しっかりと水切りしてくださいね。





3.フライパンにゴマ油を熱し、2を入れて焼き色がつくまで炒める。



4.豆腐に焼き色がついたら、ランチョンミートを加えて炒める。こんがりと焼き色がついたら、きゅうりを加えてサッと炒め、めんつゆ、塩で味付けする。





きゅうりは食感を残すために、軽く炒めるだけでOK。



5.溶き卵を加えて切るように炒め混ぜたら、器に盛り付け、かつお節をトッピングして完成。







彩りがとってもきれいで、食欲をそそりますね。
かつお節のいい香りが漂ってきて、もう我慢できな~い。
ご飯と一緒にいただきます!



…安藤さんの言ってたことは本当でした。
きゅうりが青臭くない!
水っぽくもなくて、ポリポリした歯ごたえが最高です。これはきゅうりが苦手な方でも食べられそう。
卵や豆腐のふわふわ食感とのコントラストがいい感じ~!

ゴマ油で焼いた香ばしい豆腐に、パンチのきいた味わいのランチョンミートの旨味がギュッと詰まっています。
きゅうりがそれぞれの具材のコクをしっかり吸ってるので、どこを食べてもおいしい…あ~箸が止まらない。
ご飯のおかわり必須ですよ、コレ。



ゴーヤーチャンプルーは苦味があるため、わが家では大人メニューとしてたまに作るって感じでしたが、きゅうりを使えば子どもたちも一緒に食べることができてうれしい~!
これからはきゅうりチャンプルーの出番も増えそうです♪
次はキンキンに冷やしたビールと一緒に味わうぞ~と、早くも決心しました(笑)。



「いつもの炒め物の材料をきゅうりにするだけでも味わいに変化がありますよ」と安藤さん。
たしかに、いろいろな炒め物にも応用できそうなので、これからも色々挑戦してみようと思います。
みなさんもぜひ作って、きゅうりの新しいおいしさを発見してくださいね!

ゆるくてかわいい♡JA西三河きゅうり部会青年部のマスコット「きゅりん。」



部会では、JA西三河のきゅうりを知ってもらおうと、さまざまなPR活動をしているそうです。
青年部の織田和弘(おだ・かずひろ)さんはPR担当として活動の幅を広げているそうで、マスコットキャラクター「きゅりん。」を作ったのもその1つ。きゅうりの形を生かしたボディと、ゆるカワな表情を見てると思わずニコニコしちゃいます♪

「青年部のメンバーが作ったキャラクターなんですが、今ではいろいろな場所でPRを手伝ってくれる大事な存在です。『きゅりん。』をあしらったオリジナルグッズも作っていて、PR活動でわたしたちがかぶる帽子も「きゅりん。」です(笑)。」(織田さん)



帽子のインパクトがすごい…!これは目にしたら絶対覚えちゃいますね。わたしもちょっとかぶってみたくなりました(笑)。
売場のPOPやミニのぼりのほか、LINEスタンプでも「きゅりん。」に出会えるそうです。
Instagramでも、愛らしい姿を見ることができるそうなので、ぜひチェックしてみてください!

【公式インスタグラム】
JA西三河きゅうり部会青年部(nishimikawa_kyuri)
https://www.instagram.com/nishimikawa_kyuri/?hl=ja




JA西三河きゅうり部会青年部

愛知県西尾市で冬春きゅうりのハウス栽培を行う。ICTを活用したきゅうり栽培の先駆けで、畑の温度や湿度などのデータを蓄積、生産者同士で共有。その取り組みにより、10アールあたりの収量が全国平均の2倍以上に。「もっと西三河の冬春きゅうりを広めたい」という思いから、2020年からは青年部公式SNSもスタート。レシピ情報やPRイベントの様子などを通じて、冬春きゅうりの魅力を発信している。


レシピ写真/大村夏子 取材協力/JA西三河きゅうり部会青年部 

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