歯ブラシの交換はいつのタイミング?「毛先が広がったら…」という考えはもう古く、今は「1か月くらいで交換する」ことをメーカーなどは推奨しているとのこと。
毛先が広がっていなくても、1か月以上経つと毛の弾力性が落ち、汚れや歯垢を取り除く歯ブラシの能率が低下するそう。「ライオン歯科衛生研究所」によると、毛先の広がった歯ブラシの歯垢除去率は、広がっていない歯ブラシを100%とすると、62%まで低下するそうです。
さらに、1か月使用した歯ブラシは、根元に付着した菌が洗っても落ちにくくなるそう。朝、歯磨きしたときに付いた菌が、夜の歯磨きのときに“生きたまま口の中に戻る”ということも、実験でわかっているんですって!!!
これ、ヤバくないですか!? せっかく歯磨きしても菌が口の中に戻るなんて、それも“生きたまま”…(怖っ)。
これを聞いて、これからは1か月ごとに歯ブラシを交換しようと決めました。菌が口の中に戻ってくるのは勘弁してほしいですよね…。
では、わが家の歯ブラシをチェックしてみましょう。
わが家の歯ブラシをチェックしてみた!まずは、いつも使っている歯ブラシが自分に合っている歯ブラシか「歯ブラシの選び方」に従って確認します。
ポイント1 ヘッド(ブラシ部分)の縦の長さが、親指の幅くらいのもの。
おっと、わたしの親指の幅よりヘッドはちょっと大きいかな…でもこれくらいならOKですよね。次回買う歯ブラシは念のため、もう少しヘッドが小さいものにしよう。
ポイント2 歯ブラシを握って親指を立てた時に、ブラシまでが1cmくらい空くもの。こちらもOKですね。
ちなみに、わたしが使用している歯ブラシの毛の硬さは「やわらかめ」。歯茎にあたる感じがやわらかくて気持ちいいので「やわらかめ」を使っていますが、汚れを落としづらいとのこと。この歯ブラシを使うなら、長めに丁寧に磨くことが大切ですね。
今のところ毛先は広がっていませんが、買い替えてちょうど2か月経つので買い替えることにします。今度は「ふつう」の硬さのものを使ってみようと思います。
そしてこちらは、わが旦那様の歯ブラシ。
じゃーーん。
おいおい、どれだけ強く歯を磨いているんだい?と思うくらい毛先が広がっていますね(笑)。3~4か月くらい前に交換したものですが、気持ちいいくらいパカッと広がっています。
せっかく歯磨きしても、これじゃぜーんぜん、歯垢は除去出来なかったよね…気づかずにごめんよと思いつつ、買い置きしてあった新しい歯ブラシにそっと交換しておきました(苦笑)。
今回、むし歯や歯周病を予防するためには、歯磨き効果のしっかり得られる歯ブラシを使うことも重要だとわかりました。歯周病は知らず知らずのうちに進行するそうなので、歯磨きだけでなく、歯科クリニックでの定期的な歯科検診や歯石取りも大切ですよね。
さっそく、ご自宅で使っている歯ブラシをチェックしてみてくださいね!
<参考文献>
Web
「システマ公式サイト〜歯垢(プラーク)〜」
https://systema.lion.co.jp/
shishubyo/glossary/s_shikou.htm
「システマ公式サイト〜歯周病は国民病〜」
https://systema.lion.co.jp/
shishubyo/about/kokuminbyo.htm
「ドクターマップ〜良い歯ブラシの選び方〜」
https://www.doctor-map.info/useful/10785_denta_019/
「関歯科医院〜歯科コラム:歯ブラシの選び方〜」
https://www.sekishika-clinic.com/2020/06/09/630/
「クリニカ公式サイト〜正しい歯の磨き方〜」
https://clinica.lion.co.jp/oralcare/hamigaki.htm