2023.12.05

食べる

まさかのマリアージュ♡さつまいもがアサリの出汁と出会う「秋のクラムチャウダー」は旨くて甘くてコクも凄っ

クラムチャウダーといえば、ちょっとおしゃれなほっこりおいしいスープですが、大ファンの三國シェフがなんと“さつまいも”を使うレシピをYouTubeで披露していました。それが「秋のクラムチャウダー」です。旬のさつまいもですが、正直料理の使い道には困ってしまうことが多いのですが、シェフのレシピなら絶対間違いない!ということで、さっそく作ってみました。

【シェフ三國の楽レシピ】仏・リヨンの名物料理「じゃがいものリヨネーズ」に挑戦!な~んだ簡単な炒め物ね

三國シェフのYouTubeチャンネル『オテル・ドゥ・ミクニ』の登録者数は47万人。 

三國シェフと言えば、テレビでもお馴染みの超有名フランス料理シェフ。
惜しまれつつ2022年12月28日に閉店したオテル・ドゥ・ミクニのシェフです。
現在は次のステージを目指して準備中ですが、YouTube動画では変わらぬ料理の腕前を拝見することができます。
フランス料理界の重鎮が、自宅で作れる簡単レシピを紹介してくれるのはうれしいですね♪

シェフ三國「秋のクラムチャウダー(Soupe aux palourdes)」の材料と作り方

【材料】※3〜4人前
・さつまいも...大1/2個(200g)
・玉ねぎ...1/4個(80g)
・にんにく...1/2かけ
・マッシュルーム...5個
・しめじ...1/2パック
・しいたけ...3個
・水...250〜300ml
・ローリエ...1枚
・あさり...250g
・牛乳...50〜100ml
・塩...適量
・こしょう...適宜
・無塩バター...15g



あさりは砂抜きしておきます。
さつまいもと玉ねぎは1cm角に切っておきます。
にんにくはみじん切りにしておきます。
マッシュルームとしいたけは5mm幅に切っておきます。
しめじはほぐしておきます。

【作り方】※調理時間:30分
1.フライパンを中火にかけ、バターと玉ねぎを入れて炒めます。



2.玉ねぎに少しバターがなじんだら、さつまいもを入れて炒めます。


※ヘルシーに小麦粉を使わずに作るので、さつまいものデンプンでトロミをつけます。

3.さつまいもにバターがなじんだら、にんにくとキノコ類(マッシュルーム、しめじ、しいたけ)を入れ、塩をひとつまみ入れ炒めます。


※焦げ目がつかないように、かき回しながら炒めます。

4.フタをして中火のまま2分蒸し、一度かき回して、またフタをしてさらに1分蒸します。



5.水とローリエを入れ強火にし、沸騰したら中火にしてフタをして5分煮ます。



6.強火にしてあさりと牛乳を入れ、フタをして2分煮ます。



7.一度かき回し、中火にしてさらに3分煮ます。



8.スープの味を確認し、塩が薄いようなら追加します。こしょうも適量かけます。



9.皿に盛り付けて、出来上がりです。



クラムチャウダーといえばサイコロ状のじゃがいもが入っているイメージですが、じゃがいもとは違う甘さを持つさつまいもを使うという面白いレシピです。さつまいもとキノコを使っているので秋のイメージですが、さつまいものトロミが温かさを温存し、口当たりが柔らかく、3種類のキノコの旨味が味わえる幸せなスープです。甘いといっても甘ったるいわけではなく、バターと牛乳という乳製品のコクも味わえて満足感が結構強いです。

アメリカの東海岸で生まれたと言われるクラムチャウダー。じゃがいもやベーコン、玉ねぎやセロリなど入れる具材は結構幅がありますが、そもそもクラムが二枚貝のことですので、あさりでも蛤でも二枚貝ならなんでもいいのです。なんとなくクラムチャウダーというとあさりが一番有名なように思えますが、そもそもは関東でもよく目にする蛤に似たホンビノス貝で作られていたと言われています。

具にあまり制限がないので、三國シェフも「魚介やエビを入れてもいい」と言っていました。確かに おいしそうではありますが、魚介やエビが入ってしまうとなんとなくクラムチャウダーとは違うものになってしまう気がします。クラムチャウダーはやっぱり貝が入っているのが、一番おいしいような気がします。そういえば三國シェフは試食しながら熱燗飲んでましたが、寒い季節によく合いそう。

ぜひ作ってみてください!

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