6. かぼちゃペーストを型に入れ、粗熱が取れたらラップをかけて冷蔵庫で固まるまで冷やします。
練ったかぼちゃペーストを型に入れて表面を平らにします。ペーストはかなりねっとりしていて、シリコンベラで表面を撫でてもくっつきました。ラップを密着させて手で均等に押すと、平らにしやすいですよ。
ラップをそっと剥がすと、大体平らになった様子。このまま25分ほど置いて、粗熱を取ります。寒天で固めているので、粗熱を取った時点で少し固まっているように見えました♪
冷蔵庫に入れて、しっかりと冷やします。今回は1時間30分ほど冷やしました。
表面はツヤツヤ&中はしっとり♪芋ようかんのかぼちゃ版みたいな味ドイツ人のアレクサンダーさん考案の「かぼちゃのデザート」が完成しました。粉寒天で固めたので、型から外す時に気持ちよくツルンと剥がれました。
かぼちゃの濃いオレンジ色が、まるで完熟の柿のような色!一見すると柿のゼリーと見間違えてしまいます。
切り分けた「かぼちゃのデザート」はこんな感じです。表面はツヤツヤで輝いていますが、中はしっとりとしたかぼちゃのペースト感が残っています。フォークで刺した感じもスッと入るやわらかさです。
食べてみると、味は芋ようかんにかなり近い味。でも、レモン汁を加えているので少し酸味を感じます。表面は寒天らしい歯ごたえがあって水ようかんを思い起こさせますよ。
ドイツ人のレシピなのに和菓子のような味と質感で、なんだかおもしろい!甘味はかなり控えめなので、食後のデザートには少し物足りないかも。冷製サラダやヘルシーおやつという感覚で食べるのがよさそうです。
寒天を使えばバターやゼラチン不要でヘルシーに固められる♪ドイツ発のYouTubeチャンネル『Gesund und schnell』で見つけた「かぼちゃのデザート」は、寒天を使って固めるのがポイントでした。
冷たいデザートはゼラチンで固めるレシピが多いのですが、アレクサンダーさんは肉由来の食材を使わないビーガン料理も作るのが好きとのこと。だから、海藻由来の寒天を使ったのかなと思います。
寒天を使う場合は、煮溶かす水の量がゼラチンよりもたくさん必要だという認識でいましたが…。今回のレシピを試してみて、粉寒天でもゼラチン並みの水の量で固めることが出来るのだと、わかりました。
そしてかぼちゃペーストがこしあんだったら、水ようかんにそっくりな作り方だなと感じました。
かぼちゃようかんのような「かぼちゃのデザート」は、日本人の味覚に合う和菓子のようなデザートですよ。ドイツ発のかぼちゃスイーツをぜひ、お試しくださいね。