6. 20分煮込んだら、肉をひっくり返して、中火で煮詰めます。フタはせず。
煮汁を肉にかけながら煮詰めると、味が染み込みやすいとのこと。
3分ほど煮詰め、タレにとろみがつけばOK。
7. 6をお皿に盛り付ければ出来上がり。今回はミニトマト(分量外)、パセリ(分量外)を彩りにして、じゃがいもの付け合わせを添えました。
じゃがいもの付け合わせは、ゆかりさんが補足で紹介していたもの。作り方は以下のとおりです。
付け合わせのじゃがいもの作り方1. じゃがいも1個(分量外)をきれいに洗い、芽をとって、皮付きのままひと口大の大きさに切ります。今回、小さめのじゃがいもだったので2個使いました。
2. 5分ほど水にさらした後、水を切ったじゃがいもを耐熱容器に入れ、フワッとラップをして1か所に空気の出入り口を作り、電子レンジ(600W)で3分加熱します。
3. フライパンにオリーブオイル(小さじ2)を引いて中火にかけ、レンチンしたじゃがいもを入れます。マジックソルトを振りかけて、こんがり焼けば出来上がり。
さて、今回のスペアリブの調理時間は、付け合わせのじゃがいもの調理時間を含め、40分でした。付け合わせのじゃがいもはスペアリブを煮込んでいる間に作ると、効率的です。
それにしても、照りっ照りのスペアリブですね。
ケチャップの甘い香りに赤ワインとマジックソルトに含まれるハーブの香りが混ざり合った、けっこう複雑な香りがします。食欲をそそられるいい香り♪
では、いただきます!
おっ、ケチャップと蜂蜜でけっこう甘めに仕上がっています。お子さんも好きそうな味。蜂蜜なのでコクがあって、すっきりした甘さです。赤ワインで煮込んだからか、肉の臭みもまったくありません。
ソースは濃厚で甘めですが、決してクドくはない。ローリエやマジックソルトのハーブの風味も効いていて、お店で食べる本格的なスペアリブの雰囲気を醸し出しています。個人的にはもう少し蜂蜜とケチャップを減らしてもいいかな。
お肉はちょっと火を通し過ぎた感じもしなくはありませんが、やわらかくて“それなりに”ジューシーです(笑)。肉汁が溢れる…とまではいきませんが。夫は喜んで食べていたので、とりあえず、よかった、よかった。
食べきれなかった分は翌日、トースターでこんがり焼き目がつくまで焼いて食べてみたところ、香ばしくておいしかったです。
料理研究家ゆかりさんの「絶品スペアリブ」は、パーティーっぽさを演出する、見た目も華やかなスペアリブでした。ケチャップと蜂蜜の甘味が効いた、コクがあって濃厚なソースが特徴です。作ってみてはいかがでしょう。
じゃがいもを皮ごと食べる際の注意点じゃがいもには、炭水化物やビタミンなどの栄養が豊富な反面、微量の天然毒素が含まれます。食中毒を防ぐために以下の点に注意してください。
1. 緑色に変色していたり、芽が出ていたりするじゃがいもはその部分を含めて大きめに取り除きます。全体に緑色だったりあちこち芽が出ていたりする場合は、食べないようにしましょう。
2. 体の小さな子どもは、大人より食中毒になりやすいので、皮つきのじゃがいもを食べさせないようにしましょう。
3. 皮つきのじゃがいもを大量に食べないように注意しましょう。
4. じゃがいもを買ったら長期保存せず、できるだけ早く食べるようにしましょう。
5. 家庭菜園や学校などで栽培したじゃがいもは、かならず皮を剥いてから食べましょう。
※1歳未満の乳児には、ぜったいに蜂蜜を与えないでください。腸内環境が未熟なため、「乳児ボツリヌス症」を発症する危険性があります。