7.にんにくオイルをフライパンに入れ、大根を焼きます。火加減は中火。
フライパンはにんにくオイルを作る際に使ったものをそのまま使うことに。
大根を押し付けながら焼くと、きれいに焼き色がつくそうです。
焼き色が付いたらひっくり返し、バターをくわえ、さらに焦がし気味に焼きます。
8.大根の両面に焼き色がこんがりついたら、大根をレンチンした際の煮汁をくわえ、フタをして3~4分煮ます。
3~4分煮たら、フタを取り、煮汁を大根にかけながら、さらに味を染み込ませます。
今回は、中火で3分ほど煮詰めました。
9.8ににんにくチップと刻んだパセリを加えて火を止めます。
10.お皿に盛り付け、黒こしょうをかけたら出来上がり。
調理時間は35分。難しい工程はありませんが、大根に焼き目をつけたり、煮込んだり、煮汁を煮詰めたりと、意外と時間がかかりました。
にんにくの風味と甘いバターの香りがして、とってもおいしそうです。
では、いただきます!
甘ーーーーーーーい♡砂糖を入れたっけ?とレシピを確認してしまうほど、砂糖を入れたかのように、めちゃめちゃ甘いです。これは、大根の甘さなのかしら?すごいんですけど(笑)
大根を噛んだ瞬間、中からジュワジュワ~っと、大根の甘味を含んだスープが溢れ出します。
大根の食感も硬すぎず、やわらかすぎずちょうどいい。さっくりした食感で瑞々しさを感じます。ほんの少し入れたバターの仕事ぶりも秀逸。コクと旨味だけでなく、甘味と塩味をプラスして、大根ステーキの味わい深さを演出しています。
この大根ステーキ、素人には出せない味だなと思います。さすが、プロのレシピです。
吉田シェフは自身の作ったものを試食して「旨味の暴力かってくらい大根が旨味を吸っている」と表現していましたが、確かにその通りです。また、「ジューシーなホタテっぽさも感じる」とも。残念ながらわたしは感じませんでした。同じ材料を使っても、やっぱり“腕”が違うんでしょうね。
YouTubeチャンネル「George ジョージ」で紹介している吉田シェフの「大根ステーキ」は、大根の甘さがハンパない、旨味たっぷりの大根ステーキでした。作ってみてはいかがでしょう。