2024.04.02

食べる

【ふきの保存】板ずりの仕方や皮の剥き方、茹で方…そして美しいグリーンをキープする方法を試してみた

管理栄養士のともゆみです。春野菜の「ふき」。水煮になっているものを買ったことはありますが、生のふきを手にしたことはかつてなく、わたしにとっては未知の領域。「ニチレイフーズ」のホームページにふきの茹で方や処理の仕方、保存や冷凍までを網羅したメソッドが紹介されていたので、この際挑戦してみたいと思います。果たして味は水煮のものと違いがあるのでしょうか?

【新玉ねぎの保存】冷蔵なら茶色い薄皮は剥いておく⁉冷凍しても生食できる⁉冷凍で加熱時間が短縮⁉

「ニチレイフーズ」のホームページに「ほほえみごはん」というサイトがあります。そこで食材の保存の仕方や野菜の下処理方法などが詳しく紹介されています。

ふきは収穫後から時間とともにアクが強くなっていくので、手に入れたらできるだけ早く茹でるのが基本です。茹でた後は、水に浸けて冷蔵保存(保存期間は1週間)するか、冷凍なら1か月保存できます。ふきを色よく茹でる方法や皮剥き方法も紹介します。

ふきの下処理方法(茹で方)

1.フライパンの直径よりもやや短めにふきを切ります。できるだけ長い方が皮を剥く手間が少なくて済みます。切ったら塩(ふき6~8本に対して大さじ2弱)を振って板ずりします。手のひらを使ってふきを転がします。ふきの色がきれいに出て、アクが染み出しやすくなります。

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2.フライパンに深さ2cmほどの湯を沸かし、ふきを重ならないように入れて茹でます。茹で時間はすぐに調理する場合や冷蔵保存する場合は、細いふきで約3分、太いふきで約5分。冷凍保存する場合は細いふきで1分、太いふきで3分です。

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3.茹で上がったらすぐに冷水に取り、余熱で火が入りすぎるのを防ぎます。途中水を交換しながら芯までしっかり冷まします。

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4.皮を剥きます。ふきの太い方の先端に浅く包丁を入れ、薄皮を少し剥きます。ふきを回しながら1周分剥きます。皮の先を揃えてつまみ、一気に下まで引いて皮を剥きます。わたしはそのやり方でうまくいかなかったので、先端に浅く包丁を入れたら下まで一気に剥くというのを1周しました。包丁でちょっと剥くと一気に剥けて気持ちがいいです。

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5.ふきを食べやすい長さに切り、保存容器にふきと水を入れます。そのまま冷蔵庫で一晩さらしておくと、アクが抜けて食べやすくなります。冷凍保存の場合は、この5の工程は省いてもいいです。

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